[index] AT-AR2050V/AT-AR3050S/AT-AR4050S コマンドリファレンス 5.5.0
モード: グローバルコンフィグモード --> VRRPモード
カテゴリー: IP / VRRP
(config)# [no] router vrrp <1-255> IFNAME
指定したIPインターフェース上にバーチャルルーターを作成し、設定のためのVRRPモードに移行する。すでに指定したバーチャルルーターが存在している場合は、該当バーチャルルーターの設定をするためVRRPモードに移行する。
no形式で実行した場合はバーチャルルーターの設定(VRRPモード以下で行う設定すべて)を削除する。この場合、グローバルコンフィグモードのまま移動しない。
本コマンドで作成した直後のバーチャルルーターは無効になっている。
バーチャルルーターの動作を有効にするためには、少なくともバーチャルIPアドレスの指定(virtual-ipコマンド)を行った上で、enableコマンドを実行する。
VRRPモードからグローバルコンフィグモードに戻るにはexitコマンド(空行でCtrl/Dを押しても同じ)を、特権EXECモードに戻るにはendコマンド(Ctrl/Zキー)を使う。
<1-255> |
バーチャルルーターID(VRID) | ||||
IFNAME |
該当バーチャルルーターが使用するIPインターフェース。VLANインターフェースのみサポート |
■ vlan100上にバーチャルルーター(VRID=100)を作成し、設定を開始する。
awplus(config)# router vrrp 100 vlan100 ↓ awplus(config-router)#
awplus(config)# no router vrrp 100 vlan100 ↓ % You must disable this session first awplus(config)# router vrrp 100 vlan100 ↓ awplus(config-router)# disable ↓ awplus(config-router)# exit ↓ awplus(config)# no router vrrp 100 vlan100 ↓ awplus(config)#
■ 本コマンドをno形式で実行する場合は、あらかじめdisableコマンドでバーチャルルーターの動作を無効化しておくこと。
■ バーチャルルーターはVRIDとIPインターフェース(IFNAMEパラメーター)の組によって一意に識別される。
configure terminal (特権EXECモード) | +- router vrrp(グローバルコンフィグモード) | +- advertisement-interval(VRRPモード) +- circuit-failover(VRRPモード) +- disable(VRRPモード) +- enable(VRRPモード) +- ha associate(VRRPモード) +- preempt-mode(VRRPモード) +- priority(VRRPモード) +- transition-mode(VRRPモード) +- virtual-ip(VRRPモード) +- virtual-ipv6(VRRPモード)
end(任意のコンフィグモード)
exit(任意のモード)
show vrrp(非特権EXECモード)
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