[index] SwitchBlade x8100シリーズ コマンドリファレンス 5.5.1
Note
- 各シャーシにはコントロールファブリックカードAT-SBx81CFC960を搭載する必要があります。
また、シャーシ台数分のVCS plusフィーチャーライセンスが必要です。
- AT-SBx81CFC960は各シャーシに1台ずつ、または、各シャーシに2台ずつで構成する必要があります。
AT-SBx81CFC960を1台ずつ使用する場合のスタック帯域は双方向80Gbps、2台ずつ合計4台使用する場合のスタック帯域は双方向160Gbpsです。
- 1つのVCSグループ内で使用できるスイッチポート数は最大400ポートです。
VCS構成時は、シャーシ2台で使用するスイッチポートの合計が400ポート以内になるようにしてください。
- 通常運用状態では、スタック接続にAT-SBx81CFC960上のSFP/SFP+ポートを4ポートすべて使用してください。
AT-SBx81CFC960を各シャーシに1台ずつ使用する場合のスタックリンク数は4本、2台ずつ使用する場合のスタックリンク数は8本となります。
- スタックモジュール間は直結してください。
スタックモジュール間に他のネットワーク機器を接続することはできません。
- スタックモジュールおよび、CFCはホットスワップ対応のため、取り付け・取りはずしの際に、本体の電源を切る必要はありません。異なる種類(型番)のモジュールへのホットスワップも可能です。
- スタックメンバーIDは1~2の範囲しか使用できません。
- AT-SP10SRは、ハードウェアリビジョン「Rev.E」以外のモジュールを使用してください。「Rev.E」のリビジョンでは動作保証をいたしませんのでご注意ください。
- AT-StackOP/9.0は、ハードウェアリビジョン「Rev.B1」以降のモジュールを使用してください。「Rev.B1」より前のリビジョンでは動作保証をいたしませんのでご注意ください。
- AT-SP10LRは、ハードウェアリビジョン「Rev.D」以降のモジュールを使用してください。「Rev.D」より前のリビジョンでは動作保証をいたしませんのでご注意ください。
- AT-SP10LRをスタックモジュールとして使用する場合の最大伝送距離は9kmです(通常のスイッチポートとして使用する場合は10km)。
- 1つのVCSグループ内で、カッパーのリンクとファイバーのリンク、または、伝送距離の異なるファイバーリンクを混在させることができます。
NoteスレーブメンバーがVCSグループに加入しようとしているときにコンフィグを変更すると、再加入したスレーブメンバーにコンフィグが反映されないことがあります。スレーブメンバーが加入中に設定の変更はしないでください。
コンフィグファイル | ○ ※1 | |
スクリプトファイル | ○ | |
テキストファイル | × ※2 | |
HTMLファイル | × ※2 | |
cssファイル | × ※2 | |
GIFファイル | × ※2 | |
Javaアプレットファイル | ○ | |
リモートSSHユーザーの公開鍵 | × ※2 | |
ルートCA証明書(ローカルRadius) | ○ | |
ユーザ証明書(ローカルRadius) | ○ | |
ローカルユーザパスワードファイル | ○ | |
DHCPリース関連ファイル | ○ | |
DHCPリースバックアップファイル | ○ | |
GUIファイル | ○ | |
GUIファイル | ○ |
Force-Authorized | Authenticated |
Force-Unauthorized | Down |
Failed to send ATL CPG msg (udt_data 0) - result -23この場合、スタックメンバーに一部のハードウェアパケットフィルターが適用されていないため、ハードウェアアクセスリスト(シーケンス番号対応)などを利用して、各スイッチポートに適用するaccess-groupコマンドの行数を減らしてください。
Notelicenseコマンドの実行後は再起動が必要です。
Noteフィーチャーライセンスの情報はshow licenseコマンドで確認できます。
awplus# show boot ↓ Boot configuration -------------------------------------------------------------------------------- Current software : SBx81CFC960-5.5.1-0.1.rel Current boot image : flash:/SBx81CFC960-5.5.1-0.1.rel (file exists) Backup boot image : Not set Default boot config: flash:/default.cfg Current boot config: flash:/default.cfg (file exists) Backup boot config : Not set Autoboot status : disabled
awplus# copy startup-config StandaloneConfig.cfg ↓
awplus# configure terminal ↓ awplus(config)# stack enable ↓ % Automatically enabling 'stack virtual-mac' to minimize disruption from failovers. % Please check that the new MAC 0000.cd37.03b0 is unique within the network. % Save the config and restart the system for this change to take effect.
NoteバーチャルMACアドレス機能は、stack enableコマンドでVCS機能を有効化すると自動的に有効化されます。stack virtual-macコマンドをno形式で実行することにより無効化もできますが、VCS使用時は必ずバーチャルMACアドレス機能を有効にした状態で運用してください。無効状態での運用はサポート対象外となります。
awplus(config)# stack 1 renumber 2 ↓
awplus(config)# end ↓ awplus# copy running-config startup-config ↓
awplus# show boot ↓ Boot configuration -------------------------------------------------------------------------------- Current software : SBx81CFC960-5.5.1-0.1.rel Current boot image : flash:/SBx81CFC960-5.5.1-0.1.rel (file exists) Backup boot image : Not set Default boot config: flash:/default.cfg Current boot config: flash:/default.cfg (file exists) Backup boot config : Not set Autoboot status : disabled
Noteスタックポート間には他の装置をはさまず、スタックポート同士を直接接続してください。
Note光ファイバーケーブルは2本で1対になっています。一方の機器のTXをもう一方の機器のRXに、一方の機器のRXをもう一方の機器のTXに接続してください。
awplus> enable ↓ awplus#
awplus# configure terminal ↓ Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. awplus(config)# hostname vcg ↓
vcg(config)# stack 1 priority 64 ↓
vcg(config)# stack virtual-chassis-id 127 ↓
Note同一ネットワーク上に複数のVCSグループが存在するときは、該当するVCSグループ間でバーチャルシャーシID(stack virtual-chassis-id)が重複しないよう注意して設定してください。バーチャルシャーシIDは、stack enableコマンド実行時のメッセージで表示されるほか、show stackコマンドをdetailオプション付きで実行したときに表示される「Virtual Chassis ID」欄でも確認できます。
NoteバーチャルMACアドレス機能は、stack enableコマンドでVCS機能を有効化すると自動的に有効化されます。stack virtual-macコマンドをno形式で実行することにより無効化もできますが、VCS使用時は必ずバーチャルMACアドレス機能を有効にした状態で運用してください。無効状態での運用はサポート対象外となります。
vcg(config)# stack management subnet 172.21.255.64 ↓
vcg(config)# stack management vlan 4000 ↓
vcg(config)# end ↓ vcg# show running-config ↓ ...(表示されるコンフィグに問題がないことを確認) ... vcg# copy running-config startup-config ↓ vcg# reload ↓ Are you sure you want to reboot the whole stack? (y/n): y ↓
vcg(config)# end ↓ vcg# show running-config ↓ ...(表示されるコンフィグに問題がないことを確認) ... vcg# copy running-config startup-config ↓
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