egress-rate-limit overhead

モード: インターフェースモード
カテゴリー: インターフェース / スイッチポート


(config-if)# egress-rate-limit overhead <0-127>

(config-if)# no egress-rate-limit overhead


対象スイッチポート上で送信レート制限(ポートシェーピングまたはキューシェーピング)を実行するときに考慮すべきオーバーヘッドのサイズを設定する。
(オーバーヘッド=イーサネットフレームの一部としてはカウントされないフレーム間ギャップとプリアンブル)
no形式で実行した場合は初期設定に戻る。
初期設定は0(オーバーヘッドを考慮しない)。


パラメーター

<0-127> オーバーヘッドサイズ(バイト)。初期値は0


使用例

■ ポート1.1.8において、送信レート制限時に20バイトのオーバーヘッドを考慮するよう設定する。
(20バイトは標準的なフレーム間ギャップ 12バイトとプリアンブル(含:SFD) 8バイトを想定した値)

awplus(config)# interface port1.1.8
awplus(config-if)# egress-rate-limit overhead 20

■ ポート1.1.8のオーバーヘッドサイズ設定を初期値の0バイト(オーバーヘッドを考慮しない設定)に戻す。
awplus(config)# interface port1.1.8
awplus(config-if)# no egress-rate-limit overhead


注意・補足事項

■ トランクグループ(saX, poX)に対して本コマンドを実行した場合、オーバーヘッドサイズの設定はトランクグループ全体に対してではなく、メンバーポート単位で適用される。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- egress-rate-limit overhead(インターフェースモード)

関連コマンド

egress-rate-limit(インターフェースモード)
wrr-queue egress-rate-limit(インターフェースモード)



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