Web GUI / Vista Manager mini - 無線管理


セットアップ
スタート
手動セットアップ
自動セットアップ
無線クライアント/隣接無線APログの保存
ネットワーク
新しいネットワーク - 基本設定
新しいネットワーク - 拡張設定
一般
セキュリティー
高速ローミング
Hotspot2.0
802.11u
アクセスポイント
AP共通設定(APプロファイル)の作成
新しいプロファイル - 基本設定
一般
新しいプロファイル - 拡張設定
アクセスポイントの登録(個別設定)
MACフィルター
監視
緊急モード
無線トリガー
アクセスポイント
クライアント
近隣のアクセスポイント
タスク
AWC管理


無線管理メニュー配下の各画面では、無線LANコントローラー(AWC対応)機能の設定や情報確認が行えます。
各設定項目の詳細は、「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「概要」をはじめとする各解説ページをご参照ください。
Note
CLIにおける制限事項は、基本的にすべてWeb GUIでの操作にも該当します。Web GUI上で各種機能の設定を行うときは、該当機能の解説編・コマンド編に記載の制限事項をご参照ください(全角文字および半角カナも入力できません)。
Note
Web GUIの画面、メニュー構成、機能などは、製品機種やファームウェア、GUIファイルのバージョンによって異なる可能性があります。
Note
Web GUIの画面を開いた状態で長期間操作をしない状態が続くと、画面表示が正しく行われなくなることがあります。その場合はいったんログアウトし、再ログインしてください。

セットアップ

無線LANコントローラー機能の基本設定が行えます。

スタート

「スタート」画面では無線APとの通信に使用する管理IPアドレスの選択と無線LANコントローラー機能の有効・無効設定が行えます。


無線LANコントローラー機能の設定を開始するには、最初に「スタート」画面で無線APとの通信に使用するIPアドレスを「管理IPアドレス」欄から選択し、画面右上のスイッチを右にスライドして無線管理機能を「有効」にしてください。

その後は、手動セットアップか自動セットアップを選択できます。

手動セットアップ

手動でセットアップする場合は、「ネットワーク」画面で無線ネットワーク(セキュリティー設定を含む)を作成し、「アクセスポイント」画面でプロファイルを作成してから、管理対象のアクセスポイントを登録します。

セットアップの基本的な流れは概要ページの「基本設定(クイックツアー)」を参考にしてください。

自動セットアップ

自動セットアップ機能を利用する場合は、「スタート」画面の「自動セットアップ」欄にある「開始」ボタンをクリックして、以後画面の指示にしたがってセットアップを行います。

自動セットアップでは、接続したAPを無線LANコントローラーの管理下に置き、クライアントから無線接続が可能な状態に設定します。自動セットアップの完了後は、SSID、セキュリティーキーの変更など、必要に応じて手動で設定の変更や追加を実施してください。

自動セットアップの詳細については、「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「自動セットアップ」をご参照ください。

また、本製品とアクセスポイントが工場出荷時状態であることを前提に、Web GUIから自動セットアップを実行するための手順を図解した「無線LAN コントローラー(AWC)簡単セットアップガイド」を弊社ホームページに掲載していますので、こちらも参考にしてください。

無線クライアント/隣接無線APログの保存

無線クライアント・隣接無線APログ機能の設定を行えます。
詳細は「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「無線クライアント・隣接無線APログ」をご参照ください。

ログの保存 無線クライアント・隣接無線APログ機能の無効・有効を切り替えます
保存先メディア ログを保存する外部メディアを指定します
無線クライアントログの保存サイズ(KB) 無線クライアントログの総保存量(KByte)を指定します
無線クライアントログのファイル保存数 無線クライアントログの過去ログを何世代分保存するかを指定します
隣接無線APログのファイル保存数 隣接無線APログの過去ログを何世代分保存するかを指定します
隣接無線APログの保存間隔(分) 隣接無線APログの保存間隔(分)を指定します
キャンセルボタン 本ダイアログで変更した設定内容を保存・適用せずに一覧画面に戻ります
適用ボタン 本ダイアログで変更した設定内容を保存・適用して一覧画面に戻ります
Note
外部メディアを機器に接続してから設定を行ってください。
Note
保存先メディアはUSBのみのサポートですが、設定を有効にする場合は必ず「USB」を選択してから設定を適用してください。
Note
外部メディアに保存されたデータの確認方法は「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「無線クライアント・隣接無線APログ」を参照してください。

ネットワーク

「ネットワーク」画面ではSSID、セキュリティーなどの無線ネットワーク設定を作成できます。
Note
CLIでは、セキュリティー設定と無線ネットワーク設定は個別に作成し、無線ネットワーク設定の作成時にセキュリティー設定を関連付けますが、Web GUIではネットワーク設定の作成時に「セキュリティー設定」もあわせて行います。
各設定項目については「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「セキュリティー設定」「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「無線ネットワーク設定」をご覧ください。


ネットワーク画面には「ネットワークリスト」と「トリガーリスト」があり、それぞれ無線ネットワーク設定、無線トリガーの一覧が表示されます。


無線トリガーを作成するには、「トリガー追加」ボタンをクリックします。
「新しいトリガー」ダイアログが表示されるので、説明を入力して「保存」をクリックします。
作成したトリガーは「新しいネットワーク」ダイアログの「トリガー」欄で指定することができます。


無線ネットワーク設定を開始するには、「セットアップ」画面で「ネットワーク追加」ボタンをクリックします。
「新しいネットワーク」ダイアログが表示されるので、そこから設定を行います。
「新しいネットワーク」ダイアログでは、基本設定と拡張設定(一般・セキュリティー・高速ローミング)の設定が可能です。

新しいネットワーク - 基本設定

「新しいネットワーク」ダイアログの基本設定について説明します。
「新しいネットワーク - 基本設定」ダイアログでは、SSID、説明(オプション)、ステータス、セキュリティーなどの設定が可能です。

各項目の説明は以下です。
SSID 対象無線ネットワークのSSIDを設定
説明(オプション) 対象無線ネットワーク設定に説明文を設定
ステータス 対象無線ネットワークのステータス(通常、緊急)を指定
トリガー 対象無線ネットワークに関連付ける無線トリガーを指定。無線トリガーを関連付けた無線ネットワークは、トリガーが有効化されたときだけ有効になる
セキュリティー 対象無線ネットワークで使用するセキュリティー設定(なし、WPAパーソナル、WPAエンタープライズ、OSEN)を指定
セキュリティーで「WPAパーソナル」を選択すると表示される項目
キー WPAパーソナルで使用するセキュリティーキー
ブロードキャストキー更新間隔 接続している無線クライアントに送信するブロードキャスト(グループ)キーの更新間隔を指定
セキュリティーで「WPAエンタープライズ」を選択すると表示される項目
ブロードキャストキー更新間隔 接続している無線クライアントに送信するブロードキャスト(グループ)キーの更新間隔を指定
RADUIS 認証グループ WPAエンタープライズで使用する認証用RADIUSサーバーグループを指定
RADUIS アカウンティンググループ WPAエンタープライズで使用するアカウンティング用RADIUSサーバーグループを指定
ダイナミックVLAN ダイナミックVLANの有効/無効を選択
事前認証 ローミング時に事前認証情報を中継するかどうか(有効/無効)を選択
セキュリティーで「OSEN」を選択すると表示される項目
ブロードキャストキー更新間隔 接続している無線クライアントに送信するブロードキャスト(グループ)キーの更新間隔を指定
RADUIS 認証グループ WPAエンタープライズで使用する認証用RADIUSサーバーグループを指定
ダイナミックVLAN ダイナミックVLANの有効/無効を選択
事前認証 ローミング時に事前認証情報を中継するかどうか(有効/無効)を選択
Note
Web GUIから設定できるセキュリティー方式はWPAパーソナルとWPAエンタープライズとOSENだけです。WEPを使用する場合はCLIから設定してください。

新しいネットワーク - 拡張設定

「新しいネットワーク」ダイアログの拡張設定について説明します。
「新しいネットワーク - 拡張設定」ダイアログでは、一般、セキュリティー、高速ローミングタブが選択できます。
Note
高速ローミングタブは「新しいネットワーク - 基本設定」の「セキュリティー」で「WPAパーソナル」か「WPAエンタープライズ」を選択したときだけ表示されます。


一般

各項目の説明は以下です。
SSIDを隠す 対象無線ネットワークのSSIDを設定
VLAN ID 対象無線ネットワークのVLAN IDを指定。初期値は「1」
バンドステアリング バンドステアリングの有効/無効を選択
ローミング通知 ローミング通知の有効/無効を選択
プロキシARP プロキシーARPの有効/無効を選択
DTIM間隔 DTIM間隔を指定
「新しいネットワーク - 基本設定」のセキュリティーの項目で「WPAエンタープライズ」を選択すると表示される項目
Passpoint Passpointの有効/無効を選択
Note
PasspointはAT-TQ5403、AT-TQm5403、AT-TQ5403eのバージョン6.0.1-5.1以降でのみサポート。
Note
Passpointを有効にすることで「Hotspot2.0タブ」「802.11uタブ」が表示されます。
Note
プロキシーARPが無効の場合は「Hotspot2.0タブ」のDownstream Group-Addressed Forwarding(DGAF)が有効になります。

セキュリティー

各項目の説明は以下です。
WPAバージョン WPAバージョン(WPA2/WPA3/WPA)を選択
暗号化プロトコル WPAパーソナルで使用する暗号プロトコル(CCMP/TKIP)を指定。初期設定はCCMP
Web認証 Web認証の有効/無効を設定
MAC認証 MAC認証の有効/無効を設定
管理フレーム保護 管理フレーム保護(MFP)機能の有効(必須)/有効(利用可能)/無効を設定
Note
WPAバージョンと暗号化プロトコルは「新しいネットワーク - 基本設定」の「セキュリティー」で「WPAパーソナル」、「WPAエンタープライズ」もしくは「OSEN」を選択している場合に表示されます。
Note
WPAバージョンとセキュリティータイプの組み合わせは以下の通りです。
WPAバージョン
OSEN
WPAパーソナル
WPAエンタープライズ
WPA
WPA2
WPA3
WPA & WPA2
WPA & WPA3
WPA2 & WPA3
WPA & WPA2 & WPA3
Note
WPA3はAT-TQ5403、AT-TQm5403、AT-TQ5403eのバージョン6.0.1-0.1以降、および、AT-TQ1402、AT-TQm1402、AT-TQ6602でのみサポート。
Note
「新しいネットワーク - 基本設定」の「セキュリティー」で「WPAエンタープライズ」を選択し、セキュリティータブの「WPAバージョン」でWPA3を指定した場合、「暗号化プロトコル」はGCMPと表示されます。
Note
管理フレーム保護の初期値は選択したWPAバージョンにより異なります。
バージョン
選択可能な管理フレーム保護の値
初期値
WPA & WPA2 無効 無効
WPA2 有効(必須)/ 有効(利用可能)/ 無効 有効(利用可能)
WPA2 & WPA3 有効(必須)/ 有効(利用可能) 有効(利用可能)
WPA3 有効(必須) 有効(必須)

キャプティブポータル(Web認証)の設定は、「Web認証」 で行います。
各項目の詳細については「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「キャプティブポータル」をご覧ください。

外部RADIUS認証を使用する場合は「RADIUSサーバー」、クリックスルーを使用する場合は「クリックスルー」、外部ページへのリダイレクトを使用する場合は「外部ページリダイレクト」を選択し、それによって表示された他の項目を適宜設定してください。

「RADIUSサーバー」を選択すると、以下の項目が表示されます。


「クリックスルー」を選択すると、以下の項目が表示されます。


「外部ページリダイレクト」を選択すると、以下の項目が表示されます。


MACフィルターを使用する場合、「MAC認証」の項目で「MACフィルター」を指定してください。


高速ローミング
「新しいネットワーク - 基本設定」の「セキュリティー」で「WPAパーソナル」か「WPAエンタープライズ」を選択した場合は、高速ローミングタブが表示されます。

各項目の説明は以下です。
高速移行 IEEE 802.11r による高速移行(高速ローミング)の有効/無効を設定
分散システム 分散システム(DS)を介した認証要求の有効/無効を設定
モビリティドメイン 高速移行を行う無線APのモビリティドメインを指定。初期値は「a1b2」
PMK-ROキー保持時間 PMK-R0の保持時間を設定。初期値は「10000」
リアソシエーション期限 ※本設定は未サポートとなります。そのため、初期値の「1000」から変更しないでください
AESキー AP間でPMK-R1をやり取りするときの暗号化に用いるAESキーを設定
無線リソース管理 IEEE 802.11k RRM(無線リソース管理)の有効/無効を設定
無線ネットワーク管理 IEEE 802.11v WNM(無線ネットワーク管理)の有効/無効を設定
Note
AESキーは高速移行が有効な場合に必須となります。また、無線リソース管理または無線ネットワーク管理が有効で、高速移行が無効な場合でも必須となります。

Hotspot2.0
「新しいネットワーク - 拡張設定」の一般タブでPasspointを有効にすると、Hotspot2.0タブが表示されます。
各設定項目については「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「Passpoint」をご参照ください。

各項目の説明は以下です。
Downstream Group-Addressed Forwarding(DGAF) マルチキャストとブロードキャストフレームを送信するかどうか(有効/無効)を設定。プロキシーARPが無効の場合は「有効」になる
L2 Traffic Inspection and Filtering VAP間のL2トラフィック(ARP、ICMP、TDLS)を破棄するかどうか(有効/無効)を設定
Operator Friendly Name サービスを提供しているオペレーター名を指定

802.11u
「新しいネットワーク - 拡張設定」の一般タブでPasspointを有効にすると、802.11uタブが表示されます。
各設定項目については「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「Passpoint」をご参照ください。

各項目の説明は以下です。
Access Network Type ネットワークタイプを指定
Homogeneous ESS identifier(HESSID) Passpointネットワークの他の無線APと同じESSIDを指定
Roaming Consortium List オーガナイゼーション識別子(OI)を指定
Domain Name 証明書に使用されているドメイン名を指定
3GPP Cellular Network information(オプション) 3GPPのセルラーネットワークの情報を指定
NAI Realm information 認証方法を指定
Note
Roaming Consortium Listにおいて、1つあたりのOIの入力文字数は6文字以上30文字以内にしてください。

アクセスポイント

「アクセスポイント」画面ではAP共通設定(APプロファイル)の作成と、アクセスポイントの登録(個別設定)が行えます。

各設定項目については「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「AP共通設定(APプロファイル)」「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「AP個別設定(AP登録)」をご覧ください。
Note
GUI上からAPを無効化することはできません。APを無効化したい場合はCLIのenableコマンドで行ってください。
Note
GUIバージョン2.3.0以前で作成したプロファイルのモデルは2.4.0以降にバージョンアップした場合、以下のように表示されます。
バージョンアップ前の表示
バージョンアップ後の表示
TQ5403,TQm5403,TQ5403e TQ5403
TQ4400e,TQ4600 TQ4400

Note
アクセスポイント画面では、各アクセスポイントの左側に管理状態を示すマークが表示されます。

AP共通設定(APプロファイル)の作成

APプロファイルの作成を開始するには、「アクセスポイント」画面で「プロファイル追加」ボタンをクリックします。


「新しいプロファイル」ダイアログが表示されるので、そこから設定を行います。
「新しいプロファイル」ダイアログでは、基本設定と拡張設定(無線1設定・無線2設定・無線3設定)の設定が可能です。

新しいプロファイル - 基本設定
「新しいプロファイル」ダイアログの基本設定について説明します。
Note
SNMPエージェント機能の設定はCLIから行ってください。
Note
本バージョンでは、AT-TQ2450、AT-TQ3200、AT-TQ3400、AT-TQ3600、AT-TQ4400の管理はサポート対象外となります。
AP共通設定の設定タイプなどに上記モデルタイプの設定機能を残していますが、旧バージョンのバックアップファイルとの互換性のための機能となります。ご了承ください。

一般
一般タブでは、基本的なAPプロファイルの設定をします。

各項目の説明は以下です。
名前 対象APプロファイルに名前を付ける
モデル 対象APプロファイルを適用するアクセスポイントの製品シリーズを指定
カントリーコード 対象APを操作する国を指定
無線1 対象APプロファイルにおいて、無線1を有効/無効にする。またVAPで使用するSSIDの選択を行う
無線2 対象APプロファイルにおいて、無線2を有効/無効にする。またVAPで使用するSSIDの選択を行う
無線3 対象APプロファイルにおいて、無線3を有効/無効にする。またVAPで使用するSSIDの選択を行う
MACフィルター 対象APプロファイルで使用するMACフィルター(MACアドレスリスト)を選択する
Web認証用仮想IPアドレス キャプティブポータル認証ページへのアクセスに使用する待ち受けIPアドレス(仮想アドレス)を設定する
MACフィルターを選択すると表示される項目
MACフィルター - アクション 対象APプロファイルにおけるMACフィルターの利用方法(ブロック/許可)を選択する
モデルで「AT-TQ5403」または「AT-TQm5403」を選択すると表示される項目
LAN2ポート設定 対象APプロファイルにおけるLAN2ポートの利用方法(無効/リンクアグリゲーション/ポートカスケード)を選択する。
Note
カントリーコードはJapanのみサポート
Note
ポートカスケードはAT-TQ5403、AT-TQm5403のバージョン6.0.1-2.1以降でのみサポート。
Note
各無線を有効にする場合、少なくとも1つSSIDをクリックして設定してください。



新しいプロファイル - 拡張設定
「新しいプロファイル」ダイアログの拡張設定について説明します。
「新しいプロファイル - 拡張設定」ダイアログでは、無線インターフェースごとの設定が可能です。


各項目の説明は以下です。
モード 対象無線インターフェースで使用する無線モードを指定
帯域幅 使用帯域幅を設定
チャンネル 自動チャンネル選択の候補チャンネルを設定
クライアント隔離 対象無線インターフェースにおいて、無線クライアント間の通信遮断を有効/無効にする
モデルで「AT-TQ6602」を選択すると表示される項目
MU MIMO MU MIMOを有効/無効にする
OFDMA OFDMAを有効/無効にする
モデルで「AT-TQ6602」を選択すると無線2設定に表示される項目
Zero Wait DFS Zero Wait DFSを有効/無効にする
帯域幅で「80+80MHz」を選択すると表示される項目
チャンネル セカンドチャンネルを設定
Note
AT-TQ6602において、帯域幅に80+80MHzを選択することはサポート対象外です。
Note
AT-TQ6602のバージョン7.0.0-1.1、7.0.0-1.3において、OFDMAはサポート対象外です。初期値(無効)から変更しないでください。
Note
AT-TQ6602において、Zero Wait DFSはサポート対象外です。初期値(無効)から変更しないでください。


アクセスポイントの登録(個別設定)

個々のアクセスポイント(AP)を無線LANコントローラーの管理下に登録するには、「アクセスポイント」画面で「アクセスポイント追加」ボタンをクリックします。


「新しいアクセスポイント - 基本設定」ダイアログが表示されるので、そこから設定を行います。

各項目の説明は以下です。
名前 無線LANコントローラーの管理下に登録するアクセスポイント名を指定
MACアドレス 無線LANコントローラーの管理下に登録するMACアドレスを指定
IPアドレス 無線LANコントローラーの管理下に登録するAPのIPアドレスを指定
プロファイル 対象管理下APに適用するAP共通設定(APプロファイル)を指定

MACフィルター

「MACフィルター」画面ではCSVファイルのアップロードによるMACフィルター(MACアドレスリスト)の追加と削除が行えます。
各設定項目については「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「MACフィルター」をご覧ください。
また、AP上で使用するMACフィルターの指定は「アクセスポイント」画面のプロファイル編集画面で、VAP(無線ネットワーク)ごとのMACフィルター有効・無効は「ネットワーク」画面で行います。
Note
CSVファイルをアップロードするごとにMACフィルターリストが作成されます。また、CSVファイル名がリスト名になります。
Note
CSVファイル名に日本語を使用することはできません。
Note
CSVファイルをアップロードする際、同じファイル名を使用しないでください。
Note
各リスト内のエントリーを編集したい場合、CLIから行ってください。


監視

無線LANの状態確認や管理下APに対する操作を行えます。
Note
管理失敗となった無線APについては、管理中だったときに取得した最新の情報が表示されます。
Note
AP関連のログは、ログページで確認してください。また、出力されるログレベルは初期値がnoticeのため、無線クライアントの接続/切断等の情報をログ出力したい場合、log(filter)コマンドでcwmdプログラムに対してinformationalレベルのログフィルターを追加してください。

緊急モード

緊急モードは、緊急モード用として設定されたネットワークを有効にするモードです。

事前に緊急モード用のネットワークを設定することで、緊急モードの変更画面から一斉に緊急モード用ネットワークを有効化することができます。
緊急モード用のネットワークの設定は、「新しいネットワーク - 基本設定」で、ステータス「緊急」を指定します。

緊急モード用に設定したネットワークは、「ネットワークリスト」の「ステータス」欄に緊急マークが付きます。


緊急モードの有効/無効は監視画面右上のスイッチで行います。
Note
緊急モード機能と無線トリガー機能を両方有効にしたい場合は、一方の機能を有効にした後、対象APが管理下に入ったことを確認してから、もう一方の機能を有効にしてください。


画面右上のスイッチを「有効」にすると、以下のメッセージが表示されますので、「適用」をクリックします。


緊急モードが有効になっている間、画面上部に赤いバーが表示されます。

Note
緊急モードが有効の間は他のページに移動した場合にも常に表示されます。他のページに移動した場合、「詳細」をクリックすると、監視ページに戻ります。

また、緊急モードが有効になっている間、緊急モードのネットワークSSIDとネットワークキーが「アクセスポイント」のTree View各APプロファイルに表示されます。


無線トリガー

無線トリガーは、関連付けられた無線ネットワークのオン・オフを切り替える機能です。

無線ネットワークに関連付けられた無線トリガーは、「ネットワークリスト」の「トリガー」欄で確認できます。


無線トリガーの有効/無効は監視画面右上の「設定」ボタンをクリックすると表示される「トリガー管理」画面で行います。

トリガー管理画面で「有効化」を選択し、「適用」をクリックすると、トリガーが有効化され、該当トリガーが関連付けられた無線ネットワークが有効になります。

Note
緊急モード機能と無線トリガー機能を両方有効にしたい場合は、一方の機能を有効にした後、対象APが管理下に入ったことを確認してから、もう一方の機能を有効にしてください。
Note
本設定はAWCプラグイン側から行われるため、Vista Manager mini上からは操作しないでください。なお、AWCプラグインから操作できないといったトラブルシューティング時など、一時的に動作の停止が必要な場合は、ご使用に際して弊社技術担当にご相談ください。

トリガーが有効なときは、監視画面右上の「起動トリガー数」がカウントアップされます。


また、トリガー管理画面にトリガーの実行ユーザー名と開始日時が表示されます。この画面で「無効化」を選択し、「適用」をクリックすると、トリガーが無効化され、該当トリガーが関連付けられた無線ネットワークも無効になります。

Note
本設定はAWCプラグイン側から行われるため、Vista Manager mini上からは操作しないでください。なお、AWCプラグインから操作できないといったトラブルシューティング時など、一時的に動作の停止が必要な場合は、ご使用に際して弊社技術担当にご相談ください。

アクセスポイント

管理下APの一覧を表示します。この画面からAPへの設定適用やファームウェア更新、再起動なども行えます。
Note
アクセスポイントのファームウェア更新は1台ずつ行ってください。
Note
シリアルナンバーはAT-TQ4400e/4600にだけ表示されます。
Note
管理中ステータスのAPの設定変更が行われると「設定状態」の項目が「変更有」と表示されます。このステータスが表示されている場合、該当APに対し設定適用を行ってください。
Note
以下の条件に当てはまる場合、どれか1つのAPでも異なるAPプロファイルに変更すると、残りのAPの設定状態も変更有となります。




クライアント

無線クライアントの一覧を表示します。
詳細は「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「運用機能」をご覧ください。
Note
無線クライアント情報を表示させるには「表示」ボタンを押してください。なお、本ページで表示される情報は管理下アクセスポイントから以下の間隔で送られてきます。


近隣のアクセスポイント

管理下APが検出した近隣アクセスポイントの一覧を表示します。
詳細は「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「運用機能」をご覧ください。
Note
近隣アクセスポイントの情報を表示させるには「表示」ボタンを押してください。なお、本ページで表示されるのは管理下アクセスポイントから30分間隔で送られてくる情報です。


タスク

タスクの一覧を表示します。
詳細は「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「タスク設定」をご覧ください。


AWC管理

AWC(Autonomous Wave Control)のスケジュール設定(タスク設定)、タスクの状態を確認できます。
詳細は概要ページ「基本設定(クイックツアー)」の「AWCのスケジュール設定(タスク設定)」をご覧ください。
Note
Web GUIから作成できるAWC計算、AWC計算適用のタスクはそれぞれ1つです。
Web GUIによって作成されたAWC計算適用タスク(type power-channel ap)にはタスク番号「1000」が、AWC計算タスク(type power-channel ap)には「1001」が自動的に割り当てられます。これらのタスク設定をCLIから変更しないでください。

「適用タスク編集」と「計算タスク編集」をクリックすると、それぞれの実行時間を設定することができます。


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