atmf backup enable

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド


(config)# [no] atmf backup enable


AMF自動バックアップを有効化する。
no形式で実行した場合は自動バックアップを無効にする。
初期設定は有効。

本コマンドはマスターでのみ有効。


使用例

■ 初期設定で有効になっている自動バックアップを無効にする。

SBx81(config)# no atmf backup enable

■ 自動バックアップを有効にする。
SBx81(config)# atmf backup enable


注意・補足事項

■ バックアップを実行するには、十分な空き容量のあるUSBメモリーかSD/SDHCカード(FAT32/ext2/ext3/ext4のいずれかでフォーマットされたもの。ext3/ext4を推奨)をマスターに装着しておくか、atmf backup serverコマンドでバックアップ先のSSHサーバーを設定しておく必要がある。自動バックアップを有効にしていても、マスターにUSBメモリーやSD/SDHCカードが装着されておらず、かつ、バックアップ用SSHサーバーも設定されていない場合、自動バックアップは行われない。

■ USBメモリー、SD/SDHCカードの空き容量が足りない場合は、本コマンド実行時に警告メッセージが表示される(SSHサーバーのディスク空き容量に関する警告メッセージは表示されない)。USBメモリー、SD/SDHCカードの空き容量はshow atmf backupコマンドで確認可能。バックアップデータは、1ノードあたり最大64MB、40メンバー(42ノード)時には2.6GB程度を必要とするため、下記のスペックを推奨。

USBメモリーの推奨スペック

SD/SDHCカードの推奨スペック
SSHサーバーの推奨スペック

■ 自動バックアップのスケジュールはatmf backupコマンドで設定する。

■ 自動バックアップを無効にしても、手動バックアップ(atmf backup nowコマンド)は可能。

■ 自動バックアップを無効にしても、実行中のバックアップには影響しない。

■ AMF自動検出メカニズムによってAMFネットワークに参加したAMFクリーン状態(ご購入時状態)のノードは、設定を保存して再起動するまで自動バックアップの対象にならない。
すなわち、自動バックアップの対象になるのは、スタートアップコンフィグからAMFの設定を読み込んで起動したノードだけ。

■ AT-DC2552XSでは、外部メディアはサポート対象外のため、AMFバックアップデータの保存先としては外部のSSHサーバーのみ使用可能。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- atmf backup enable(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

atmf backup(グローバルコンフィグモード)
atmf backup bandwidth(グローバルコンフィグモード)
atmf backup server(グローバルコンフィグモード)
show atmf backup(特権EXECモード)



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