atmf master

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド


(config)# [no] atmf master


対象ノードをAMFマスターに設定する。
no形式で実行した場合はマスターとしての設定を削除する。
初期状態ではマスターとしての設定はされていない。
ただし、AMF Cloud(AT-VST-APL版)、AMF Cloud(AT-VST-VRT版)では、スタートアップコンフィグなしの状態で起動した場合、本コマンドが自動的に投入され、AMFマスターが有効に設定される。


使用例

■ 対象ノードをAMFマスターに設定する。

SBx81(config)# atmf master


注意・補足事項

■ ファームウェアバージョン5.4.9-0.1以降では、ネットワークマップ機能のトポロジーマップを利用する目的に限り、AT-AR3050S、AT-AR2050V、AT-AR2010Vでも本コマンドとatmf topology-gui enableコマンドを実行可能。ただし、これらの製品を通常のAMFマスターとして使用することはできない。
これらの製品でネットワークマップ機能を利用するために必要なAMFネットワーク設定については、該当製品の「設定例集」/「ネットワークマップ」を参照。

■ AMFマスターは、AMFネットワークの文字どおりコアとなるノード。マスターが存在しないとAMFは機能しない。

■ 1つのAMFネットワークには最大2台のマスターが所属できる。ただし、その場合はマスター同士をAMFクロスリンク(switchport atmf-crosslinkコマンド)で接続しなくてはならない。AMFクロスリンクによる接続が切れた場合は、2台のうちのどちらか1台だけがマスターとして動作しつづけ、もう一方のノードは該当AMFネットワークから孤立した状態となる。

■ マスターのNode Depth値(マスターからの距離。show atmf nodesコマンドで表示される)はつねに0。

■ マスターとしての設定を削除しても再起動するまではNode Depth値は0のままとなる。

■ マスターに設定したノードは自動的に生成されるmasterグループの所属となる。

■ マスターからメンバー(非マスター)に設定を変更した場合(本コマンドをno形式で実行した場合)は、設定を保存して再起動すること。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- atmf master(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

atmf network-name(グローバルコンフィグモード)
atmf working-set(特権EXECモード)
show atmf(特権EXECモード)
show atmf nodes(特権EXECモード)



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