remote-login

モード: 特権EXECモード
カテゴリー: バーチャルシャーシスタック(VCS) / コマンド


# remote-login <1-8>


コンソールから、指定したスタックメンバーIDを持つメンバーにログインする。
通常、VCSグループのいずれかのスイッチにログインを試みた場合、自動的にマスターにログインする。本コマンドを実行することで、指定されたIDを持つ任意のメンバーにログインし、情報を閲覧することができる。


パラメーター

<1-8> スタックメンバーID。存在しないIDを指定した場合はエラーになる


使用例

■ ID=2のメンバーにログインする。

awplus# remote-login 2
Type 'exit' to return to awplus.

AlliedWare Plus (TM) 5.5.1 xx/xx/xx xx:xx:xx

awplus-2> enable
awplus-2# dir *.cfg
     1595 -rw- Feb 12 2013 14:52:01  flash:/test.cfg
                  :                     :
                  :                     :


注意・補足事項

■ 本コマンドでバックアップメンバーにログインする場合、マスターにログインしたときのユーザーを利用してログイン処理が行われる。またこのときのユーザー認証にはローカルのユーザー認証データベースのみが使用される。

そのため、CLIログイン認証にRADIUSサーバーやTACACS+サーバーを利用しており、ユーザー情報がこれらのサーバーにのみ存在する場合は、本コマンドでバックアップメンバーにログインすることはできない。

本仕様はログイン認証順序の設定に関係なく適用される。
たとえば、CLIログイン認証をRADIUSサーバー、ユーザー認証データベースの順に行うよう設定している場合(aaa authentication login default group radius local)でも、そもそもRADIUSサーバーによる認証自体が行われないため、ログインは失敗となる。

本仕様を回避するには、ログイン用のユーザーをローカルのユーザー認証データベースに登録すること。


関連コマンド

show stack(非特権EXECモード)



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