show test cable-diagnostics tdr

モード: 特権EXECモード
カテゴリー: インターフェース / 一般設定


# show test cable-diagnostics tdr


前回実行したカッパーケーブル診断(test cable-diagnostics tdr interfaceコマンド)の結果を表示する。

診断実行中は「Cable-diagnostics TDR test is in progress」と表示する。
また、診断結果の情報がない場合は「No test results available」と表示する。


使用例

■ 正常な4対8線カッパーケーブルの診断結果例。すべてのStatusがOKになっている。OKの場合はLengthは表示されない点に注意。

awplus# show test cable-diagnostics tdr
Last test run at Wed May 28 12:06:12 2014

Port     Pair  Length       Status
-------------------------------------------------
1.0.3    A     -            OK
         B     -            OK
         C     -            OK
         D     -            OK

■ 正常な2対4線カッパーケーブルの診断結果例。C、Dペアは、物理的に存在しないためOpen(対向未接続)と表示されているが、2対4線ケーブルの場合はこれで正常。
awplus# show test cable-diagnostics tdr
Last test run at Wed May 28 12:06:12 2014

Port     Pair  Length        Status
------------------------------------------------- 
1.0.3    A     -             OK
         B     -             OK
         C     5 +/- 2 m     Open
         D     6 +/- 2 m     Open

表 1
Port 診断したスイッチポート
Pair より対線のペアごとにLengthとStatusを示す
Length ケーブル長またはポートからケーブル上の問題箇所までの長さ、および、想定誤差。StatusがOKのときは表示されない(-と表示)
Status 診断結果。OK(電気的に正常に接続されている)、Open(電気的により対線が分断されている = 対向機器に接続されていない、または、ケーブル断線)、Short(within-pair)(同一ペア内で発生したショート(短絡))、Short(across-pair)(異なるペア間で発生したショート(短絡))


注意・補足事項

■ 本コマンドで表示されるのはあくまでも簡易的な診断であり、専用の計測機器ほど精密な診断・計測結果は得られません。あらかじめご了承ください。

■ 本コマンドは、AT-x510-28GSXではサポート対象外。

■ 診断結果は直前の1つしか保持されない。本コマンドで診断結果を確認しないうちにtest cable-diagnostics tdr interfaceコマンドを再実行すると、前回の診断結果が上書きされてしまうので注意すること。


関連コマンド

clear test cable-diagnostics tdr(特権EXECモード)
test cable-diagnostics tdr interface(特権EXECモード)



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