stack disabled-master-monitoring

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: バーチャルシャーシスタック(VCS) / コマンド


(config)# [no] stack disabled-master-monitoring


Disabled Master Monitoring(DMM)機能を有効にする。
no形式で実行した場合はDMM機能を無効にする。
初期設定は有効。

DMM機能有効時は、Disabled Masterがマスターの状態を監視し、マスターに障害が発生したときにDisabled Masterが新たなマスターとして起動するようになる。
マスターの状態監視はレジリエンシーリンク上でマスターから送信されるヘルスチェックパケットを用いて行われる。マスターからのヘルスチェックパケットが受信されないと、Disabled Masterはマスターに障害が発生したと認識する。

Disabled Masterとは、レジリエンシーリンクとスタックリンク以外のポートを無効にしている一時的なマスター状態。スタックリンクの障害によりVCSグループが分断されたとき、マスターと切り離された側のスレーブメンバーがこの状態になる。

なお、ファイバースタックモジュール使用時はレジリエンシーリンクの使用が任意のため、レジリエンシーリンクを使用しないケースがあるが、その場合スレーブメンバーがDisabled Master状態になることはなく、本機能も動作しない。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- stack disabled-master-monitoring(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

show stack(非特権EXECモード)



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