scada modbus tcp server access permit

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / MODBUS


(config)# [no] scada modbus tcp server access permit {A.B.C.D|X:X::X:X}


MODBUS TCPサーバーの接続許可リストに指定したアドレスを追加する。
no形式で実行した場合は、指定したアドレスを許可リストから削除する。
初期状態では許可リストは未設定(空)。

許可リストが空の場合、どのアドレスからでもMODBUS TCPサーバーに接続できる。
一方、許可リストに1つでもアドレスが登録されている場合は、登録されているアドレスからのみ接続が許可され、その他のアドレスからの接続は拒否される。


パラメーター

A.B.C.D クライアントのIPv4アドレス
X:X::X:X クライアントのIPv6アドレス


使用例

■ MODBUS TCPサーバーへのアクセスを、IPv4アドレス 192.168.10.3 および IPv6アドレス 2001:db8:10:10::3 からに限定する。

awplus(config)# scada modbus tcp server access permit 192.168.10.3
awplus(config)# scada modbus tcp server access permit 2001:db8:10:10::3

■ IPv4アドレス 192.168.10.3 をMODBUS TCPサーバーへのアクセス許可リストから削除する。
awplus(config)# no scada modbus tcp server access permit 192.168.10.3


注意・補足事項

■ 本コマンドの実行により許可対象でなくなったクライアントは切断される。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- scada modbus tcp server access permit(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

scada modbus tcp server access(グローバルコンフィグモード)
show scada modbus tcp server(特権EXECモード)



(C) 2015 - 2021 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-002105 Rev.AK