[index] CentreCOM IE200シリーズ コマンドリファレンス 5.5.1
モード: インターフェースモード
カテゴリー: IPv6マルチキャスト / MLD Snooping
(config-if)# [no] ipv6 mld snooping report-suppression
対象VLANインターフェースでMLD SnoopingのReport抑制機能を有効にする。
no形式で実行した場合はReport抑制機能を無効にする。
初期設定は有効。
本機能は、MLD Snooping機能を通じて得たグループメンバーシップ情報に基づき、該当VLANのルーターポートから、Last Reporterのアドレスを始点アドレスとしてMLDのReportメッセージやDoneメッセージを送信する一種のプロキシー機能。ReportメッセージやDoneメッセージをまとめることで、ルーターポートに無駄なMLDメッセージを出さないようにする。
本機能を無効にした場合は、受信したReportメッセージやDoneメッセージをそのままルーターポートに転送する。
■ 本機能は、ホストを接続する末端のスイッチ用。直接ホストを接続しないスイッチでは無効化すること。
■ 本機能はMLDv1のメッセージに対してのみ動作する。MLDv2のメッセージは本機能を介さず直接ルーターポートに転送される。
■ 本機能有効時はMLDメッセージの抑制が行われるため、同一マルチキャストグループ所属のMLDv1ホストが複数ポートにわたって散在している場合、1台のホストがDoneメッセージを送っても、すべてのホストが脱退しない限り、QuerierにはDoneメッセージが転送されない。
interface (グローバルコンフィグモード) | +- ipv6 mld snooping report-suppression(インターフェースモード)
ipv6 address(インターフェースモード)
ipv6 mld snooping(インターフェースモード)
ipv6 mld snooping(グローバルコンフィグモード)
show ipv6 mld snooping mrouter(非特権EXECモード)
show ipv6 mld snooping statistics interface(非特権EXECモード)
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