[index] CentreCOM IE200シリーズ コマンドリファレンス 5.5.1
モード: 非特権EXECモード
カテゴリー: インターフェース / Power over Ethernet
> show power-inline interface [IFRANGE] [detail]
指定したスイッチポートのPoE関連情報を表示する。
IFRANGE |
スイッチポートのインターフェース名。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能。省略時はすべてのスイッチポートが対象となる | ||||
detail |
詳細な情報を表示する。未指定時はshow power-inlineコマンドのPoEポート情報と同じ内容が表示される |
awplus> show power-inline interface ↓ Interface Admin Pri Oper Power Device Class Max HANP (mW) (mW) port1.0.1 Enabled Low Powered 1877 n/a 1 4053 [C] On port1.0.2 Enabled Low Powered 5464 n/a 2 7295 [C] On port1.0.3 Enabled Low Powered 3759 n/a 3 15400 [C] On ...
Interface | PoEポートのインターフェース名 |
Admin | PoE給電機能の有効・無効 |
Pri | ポートの給電優先度 |
Oper | PoEポートの稼働状態。Powered(受電機器に電力を供給している)、Disabled(PoE給電機能が無効に設定されている)、Off(何も接続されていないか、PoE非対応の機器が接続されている)、Fault(ポートの出力電力が上限値を上回ったために給電を停止している)、Denied(PoE電源の電力使用量が最大供給電力を上回ったために給電を停止している)のいずれか |
Power | ポートの電力使用量(mW) |
Device | 受電機器に関する説明文(power-inline descriptionコマンドで設定した文字列)。未設定時はn/aと表示される |
Class | ポートに接続されている受電機器の電力クラス |
Max(mW) | ポートの出力電力上限値(mW)と上限値が何で決められたか。U(power-inline maxコマンドで設定されている)、L(LLDP-MEDの情報が使用されている)、C(受電機器の電力クラス情報が使用されている)のいずれか |
HANP | 各ポートごとの個別のNon-stop PoE機能の設定状態。On(有効)、Off(無効)のいずれか。グローバルコンフィグモードのpower-inline hanpコマンドが有効のときにのみ表示される |
awplus# show power-inline interface port1.0.1 detail ↓ Interface port1.0.1 Powered device type: n/a PoE admin: on Configured Priority: Low Actual Priority: Low Detection status: Powered High Availablity Network Power: On Last negotiated time: Xxx Xxx X XX:XX:XX 20XX Current power consumption: 5437 mW Powered device class: 0 Power allocated: 15400 mW (from powered device class) Powered pairs: Data
Interface | PoEポートのインターフェース名 |
Powered device type | 受電機器に関する説明文(power-inline descriptionコマンドで設定した文字列)。未設定時はn/aと表示される |
PoE admin | PoE給電機能の有効・無効 |
Configured Priority | 設定したポートの給電優先度 |
Actual Priority | 実際のポートの給電優先度 |
Detection status | PoEポートの稼働状態。Powered(受電機器に電力を供給している)、Disabled(PoE給電機能が無効に設定されている)、 Off(何も接続されていないか、PoE非対応の機器が接続されている)、Fault(ポートの出力電力が上限値を上回ったために給電を停止している)、 Denied(PoE電源の電力使用量が最大供給電力を上回ったために給電を停止している)のいずれか |
High Availablity Network Power | Non-stop PoE機能の設定状態。On(有効)、Off(無効)のいずれか |
Last negotiated time | 最後にPoE電力をネゴシエーションした時刻 |
Current power consumption | ポートの電力使用量 |
Powered device class | ポートに接続されている受電機器の電力クラス |
Power allocated | ポートの出力電力上限値(カッコ内は、上限値が何で決められたかを示す) |
Powered pairs | 給電方式。Spare(ケーブルの予備線4,5,7,8を使用して給電を行うオルタナティブB)、Data(ケーブルの信号線1,2,3,6を使用して給電を行うオルタナティブA)のいずれか |
■ 本コマンドはPoE給電対応機種でのみ有効です。PoE給電対応機種については「インターフェース」/「Power over Ethernet」を参照してください。
■ 本製品はリアルタイムクロックを内蔵していないため、clock setコマンドやNTP機能により、システム時計が設定されてからでないと、「Last negotiated time」に正しい時刻が表示されない。
power-inline description(インターフェースモード)
power-inline enable(インターフェースモード)
power-inline max(インターフェースモード)
power-inline priority(インターフェースモード)
show power-inline(非特権EXECモード)
(C) 2016 - 2021 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-002310 Rev.AB