spanning-tree guard loop

モード: インターフェースモード
カテゴリー: L2スイッチング / スパニングツリープロトコル


(config-if)# [no] spanning-tree guard loop


対象スイッチポートでSTPループガード機能を有効にする。
no形式で実行した場合はSTPループガード機能を無効にする。
初期設定は無効。

STPループガードは、対向装置(代表ポートを持つ装置)の障害(単一方向リンク障害やソフトウェア障害)によってルート/代替/バックアップポートでBPDUの受信ができなくなった場合に、該当受信ポートを loop-inconsistent状態(データトラフィックに対してはディスカーディング状態と同等)に遷移させることで、誤ってフォワーディング状態に遷移することによるループを防止する機能。
再び対向代表ポートからBPDUを受信し始めると loop-inconsistent状態は解消される。
また、STPループガードを有効から無効に変更した場合、loop-inconsistent状態のポートはリスニング状態に移行する。


注意・補足事項

■ 同一ポート上でSTPループガード(本コマンド)とルートガード(spanning-tree guard rootコマンド)は併用できない。

■ MSTPモードのときは、CIST(インスタンス0)に対する設定となる。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- spanning-tree guard loop(インターフェースモード)

関連コマンド

show spanning-tree(非特権EXECモード)
spanning-tree guard root(インターフェースモード)



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