[index] AT-AR4000S-Cloud リファレンスマニュアル 5.5.3
モード: トラフィックコントロール・ポリシー・クラスモード --> トラフィックコントロール・ポリシー・サブクラスモード
カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service
(config-tc-class)# sub-class NAME priority-level <0-15> [max RATE & queue-length <2-65536> & set-dscp <0-63> & red-curve NAME & sub-sub-class-policy SCHED]
(config-tc-class)# sub-class NAME
(config-tc-class)# no sub-class NAME
対象第一階層クラスに第二階層クラス(サブクラス)を追加する。
本コマンドは、class(priority)コマンドで指定した第二階層クラス間のキュー制御方式がPQの場合に使う。
NAME |
クラス名 | ||||
priority-level <0-15> |
対象クラスの優先度。15がもっとも高く、0がもっとも低い | ||||
max RATE |
対象クラスの最大トラフィックレート。単位として「kbit」(Kbps)、「mbit」(Mbps)、「gbit」(Gbps)のいずれかを指定すること。有効範囲は 1kbit ~ 100gbit。初期状態では未設定 | ||||
queue-length <2-65536> |
末端クラスの最大キュー長(パケット数)。中間クラス(sub-sub-class-policyを指定したクラス)では指定できない。初期値は1000 | ||||
set-dscp <0-63> |
末端クラスでパケットにセットするDSCP値。中間クラス(sub-sub-class-policyを指定したクラス)では指定できない。初期状態では未設定 | ||||
red-curve NAME |
末端クラス内の各フローに適用するREDカーブテンプレート(red-curveコマンド)。中間クラス(sub-sub-class-policyを指定したクラス)では指定できない。初期状態では未設定 | ||||
sub-sub-class-policy SCHED |
配下にサブサブクラス(第三階層クラス)を作成する場合に指定する。本パラメーターを指定した場合、本クラスは中間クラスとなり、第三階層クラスの設定を行うためのトラフィックコントロール・ポリシー・サブクラスモードに移行する。SCHED は第三階層クラス間のキュー制御方式で下記から選択する。 |
||||
priority |
PQ(絶対優先キュー) | ||||
wrr |
WRR(重み付きラウンドロビン) | ||||
htb |
HTB(階層型トークンバケット) |
■ red-curveパラメーターで指定したREDカーブテンプレートは、末端クラス内のフロー単位で適用される。
class(htb) (トラフィックコントロール・ポリシーモード) class(priority) (トラフィックコントロール・ポリシーモード) class(wrr) (トラフィックコントロール・ポリシーモード) | +- sub-class(priority)(トラフィックコントロール・ポリシー・クラスモード) | +- sub-sub-class(htb)(トラフィックコントロール・ポリシー・サブクラスモード) +- sub-sub-class(priority)(トラフィックコントロール・ポリシー・サブクラスモード) +- sub-sub-class(wrr)(トラフィックコントロール・ポリシー・サブクラスモード)
red-curve(トラフィックコントロールモード)
show traffic-control policy(特権EXECモード)
show traffic-control red-curve(特権EXECモード)
sub-sub-class(htb)(トラフィックコントロール・ポリシー・サブクラスモード)
sub-sub-class(priority)(トラフィックコントロール・ポリシー・サブクラスモード)
sub-sub-class(wrr)(トラフィックコントロール・ポリシー・サブクラスモード)
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