remote-login

モード: 特権EXECモード
カテゴリー: バーチャルシャーシスタック(VCS) / コマンド


# remote-login <1-2>.<5-6>


コンソールから、指定したスタックメンバーID、スロット番号のコントロールファブリックカード(CFC)にログインする。

本製品では、アクティブ、スタンバイどちらのCFCにコンソールを接続しても、ログイン先はアクティブCFCとなるが、アクティブCFCへのログイン後に本コマンドを実行することで、任意のスタンバイCFCにログインできる。

なお、本コマンドでスタンバイCFCにログインした後、再び本コマンドを実行してアクティブCFCにログインすることはできない。


パラメーター

<1-2>.<5-6> ログインするコントロールファブリックカード(CFC)のスタックメンバーIDとスロット番号をピリオド区切りで指定する。アクティブCFCは指定できない


使用例

■ スタックメンバーID=2を持つシャーシの6番スロットに装着されたスタンバイCFCにログインする。

awplus# remote-login 2.6


注意・補足事項

■ 本コマンドでバックアップメンバーにログインする場合、マスターにログインしたときのユーザーを利用してログイン処理が行われる。またこのときのユーザー認証にはローカルのユーザー認証データベースのみが使用される。

そのため、CLIログイン認証にRADIUSサーバーやTACACS+サーバーを利用しており、ユーザー情報がこれらのサーバーにのみ存在する場合は、本コマンドでバックアップメンバーにログインすることはできない。

本仕様はログイン認証順序の設定に関係なく適用される。
たとえば、CLIログイン認証をRADIUSサーバー、ユーザー認証データベースの順に行うよう設定している場合(aaa authentication login default group radius local)でも、そもそもRADIUSサーバーによる認証自体が行われないため、ログインは失敗となる。

本仕様を回避するには、ログイン用のユーザーをローカルのユーザー認証データベースに登録すること。


関連コマンド

show stack(非特権EXECモード)



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