ip ospf authentication-key

モード: インターフェースモード
カテゴリー: IP / 経路制御(OSPF)


(config-if)# ip ospf [A.B.C.D] authentication-key [encrypted] TEXTLINE

(config-if)# no ip ospf [A.B.C.D] authentication-key


対象OSPFインターフェースで使用する簡易パスワード認証用の鍵(パスワード)を設定する。
no形式で実行した場合は鍵を削除する。


パラメーター

A.B.C.D OSPFインターフェースのIPアドレス
encrypted TEXTLINEで指定した文字列がすでに暗号化されたパスワードであることを示す。これは通常コンフィグファイル中で使用されるもので、コマンドラインから使うものではない
TEXTLINE 鍵の値(文字列)。8文字以内で指定する。TEXTLINEは行末までがその値と見なされるため、スペースを含んでいてもよい


使用例

■ OSPFインターフェースvlan10で簡易パスワード認証を行うよう設定し、パスワードを「jogerino」に設定する。

awplus(config)# interface vlan10
awplus(config-if)# ip ospf authentication
awplus(config-if)# ip ospf authentication-key jogerino


注意・補足事項

■ バージョン5.5.4-0.x以降、入力したパスワードはコンフィグ中で自動的に暗号化される。
パスワードが暗号化された状態で保存したコンフィグのままバージョン5.5.3-2.x以前にダウングレードした場合、コンフィグ読み込み時に当該行がエラーとなる。ダウングレード時は、必要に応じて再設定するか、前バージョンで保存したコンフィグを適用すること。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- ip ospf authentication-key(インターフェースモード)

関連コマンド

area authentication(OSPFモード)
ip ospf authentication(インターフェースモード)



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