[index] AT-TQRシリーズ コマンドリファレンス 5.5.4
モード: APプロファイル・無線モード
カテゴリー: 無線機能 / AP共通設定(APプロファイル)
(config-wireless-ap-prof-radio)# [no] airtime-fairness enable
対象無線インターフェースのエアタイムフェアネスを有効にする。
エアタイムフェアネスを有効にすると、通信スピードにかかわらずVAP間とVAPに接続されている無線クライアントに対して同じ通信時間(エアタイム)を提供する。
例えば、VAP0に10台の無線クライアント、VAP1に20台の無線クライアント、VAP2に5台の無線クライアントが接続している状態でエアタイムフェアネスを有効にすると、初めにVAP0、1、2に約33.3%のエアタイムを割り振り、次に各VAPに接続している無線クライアントに対してエアタイムを割り振る。各無線クライアントに割り振られるエアタイムは、VAP0は約3.3%、VAP1は約1.7%、VAP2は約6.7%となる。
no形式で実行した場合はエアタイムフェアネスを無効にする。
初期設定は無効。
■ エアタイムフェアネスによりエアタイムの割り振り制御が可能な無線クライアント数は50台です。51台目以降の無線クライアントとの通信の保証はできなくなるため、無線クライアント数が51台以上接続する環境では利用しないでください。
radio (APプロファイルモード) | +- airtime-fairness enable(APプロファイル・無線モード)
show wireless ap-profile(非特権EXECモード)
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