Web GUI / 無線管理


一般
カントリーコード
LED
リセットボタン有効化
MACフィルター
無線1
無線1-無線欄
無線編集-基本設定
無線編集-拡張設定
無線1-VAP欄
VAP 編集-基本設定
VAP 編集-拡張設定 / 一般
VAP 編集-拡張設定 / セキュリティー
基本設定のセキュリティーで「スタティックWEP」を選択した場合
基本設定のセキュリティーで「WPAパーソナル」を選択した場合
基本設定のセキュリティーで「WPAエンタープライズ」を選択した場合
Web認証 / RADIUSサーバー
認証ページプロキシでのログインページのHTMLファイル作成方法:
Web認証 / クリックスルー
認証ページプロキシでのログインページのHTMLファイル作成方法:
Web認証 / 外部ページリダイレクト
MAC認証 / radius
MAC認証 / MACフィルター + 外部RADIUS
MAC認証 / AMFアプリケーションプロキシー
VAP 編集-拡張設定 / 高速ローミング
QRコードアイコン
無線2
無線2-無線
無線編集-基本設定
無線編集-拡張設定
無線2-VAP欄
VAP 編集-基本設定
VAP 編集-拡張設定 / 一般
VAP 編集-拡張設定 / セキュリティー
基本設定のセキュリティーで「スタティックWEP」を選択した場合
基本設定のセキュリティーで「WPAパーソナル」を選択した場合
基本設定のセキュリティーで「WPAエンタープライズ」を選択した場合
Web認証 / RADIUSサーバー
認証ページプロキシでのログインページのHTMLファイル作成方法:
Web認証 / クリックスルー
認証ページプロキシでのログインページのHTMLファイル作成方法:
Web認証 / 外部ページリダイレクト
MAC認証 / radius
MAC認証 / MACフィルター + 外部RADIUS
MAC認証 / AMFアプリケーションプロキシー
VAP 編集-拡張設定 / 高速ローミング
QRコードアイコン
クライアント
近隣のアクセスポイント


無線管理メニュー配下の各画面では、無線機能の設定や情報確認が行えます。
各設定項目の詳細は、各解説ページをご参照ください。
Note
CLIにおける制限事項は、基本的にすべてWeb GUIでの操作にも該当します。Web GUI上で各種機能の設定を行うときは、該当機能の解説編・コマンド編に記載の制限事項をご参照ください(全角文字および半角カナも入力できません)。
Note
Web GUIの画面、メニュー構成、機能などは、ファームウェアのバージョンによって異なる可能性があります。
Note
Web GUIの画面を開いた状態で長期間操作をしない状態が続くと、画面表示が正しく行われなくなることがあります。その場合はいったんログアウトし、再ログインしてください。
Note
無線管理の各設定を行ったら、必ず画面右上の「設定適用」ボタンをクリックしてください。

一般

「一般」画面では、カントリーコード、LEDの設定、リセットボタンの設定、MACフィルターの設定が行えます。

項目名説明
カントリーコードJP(設定変更はできません)
LEDエコモードの設定、PoE LEDの点灯色の設定を行います。
リセットボタン有効化リセットボタンの有効、無効を設定します。
MACフィルターMACアドレスリストのアップロード、設定を行います。

カントリーコード

設定されている国コード(JP)が表示されます。国コードの設定変更はできません。

LED

エコモードの設定、PoE LEDの点灯色の設定を行います。

項目名説明
エコモード本製品のLEDを点灯する場合は「無効」、点灯させない場合は「有効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
PoE LEDPoEの給電を受けているときのLAN LEDの点灯色を「橙色」または「緑色」で選択します。デフォルトは「橙色」です。
Note
橙色点灯時にパケットの送受信が行われると、橙点灯(PoEの給電を受けているとき)と、緑点滅(パケットの送受信)が同時に行われるため、橙の濃淡で点滅しているように見える場合があります。

リセットボタン有効化

本製品上面のリセットボタン(本製品の再起動を行う)を使用できる状態にする場合は「有効」、使用できないようにする場合は「無効」にします。
デフォルトは「有効」です。

MACフィルター

MACアドレスリストの登録や登録しているMACアドレスの確認を行えます。

項目名説明
「アップロード」ボタンMACアドレスリストをCSVファイル形式で作成を行いアップロードします。
CSVファイルの各行は1列目がMACアドレス、2列目をコメントにします。


  "0000.5e00.53b1","Client B1"
  "0000.5e00.53b2","Client B2"
「設定」ボタンMACフィルターを適用するMACアドレスリストを選択します。
名前MACアドレスとリストが表示されます。
エントリー数 MACアドレスリストに登録されているMACアドレス数が表示されます。
ステータスMACフィルターに設定されているフィルター(ブロックまたは許可)が表示されます。

無線1

「無線1」画面では、2.4GHz帯の有効/無効、各種パラメーターの設定や設定確認が行えます。


項目名説明
「更新」ボタン無線欄、VAP欄に表示されている情報を最新に更新します。

無線1-無線欄


項目名説明
無線無線に関する各種設定を行えます。
無線通信の状態無線通信の状態をアイコンの色で確認できます。無線が有効の場合は緑色、無効の場合は灰色で表示されます。
モード現在設定している通信プロトコルが表示されます。
チャンネル現在設定しているチャンネルが表示されます。
帯域幅現在設定されている送信出力(Auto、MAX、High、Middle、Low、Min)が表示されます。
送信出力現在設定されている使用帯域幅が表示されます。
送信、受信送受信パケット数、またはバイト数が表示されます。
「バケット数」切り替えボタン 送信、受信に表示させるデータを選択するボタンです。
「編集」ボタン無線に関する設定を行えます。

無線編集-基本設定

無線欄の「編集」ボタンをクリックするとポップアップ表示されます。


項目名説明
無線送信の状態無線電波を送受信する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
モードサポートする通信プロトコル(b/g/n/ax、b/g)を選択します。例えば、b/g/n/ax は b、g、n、ax の無線クライアントの接続をサポートします。デフォルトは「b/g/n/ax」です。
帯域幅20MHz、40MHzから選択します。デフォルトは「20MHz」です。
チャンネル使用するチャンネル(Auto、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13)を選択します。
「Auto」を選択すると、本製品は空きチャンネルを走査し自動的に干渉の少ないチャンネルを選択します。
チャンネルが自動選択されるのは本製品の起動時、および無線設定が再適用されたときになります。
デフォルトは「Auto」です。
チャンネル候補「チャンネル」で「Auto」が選択されている場合に、自動選択されるチャンネルの候補を設定します。
緑色でハイライトされているチャンネルが候補になります。ハイライトされていないチャンネルは候補対象外となりそのチャンネルは使用されません。
デフォルトでは、すべてのチャンネル候補がハイライトされています。また、「使用帯域幅」の設定により使用できる候補が変わります。デフォルトは「all」です。
送信出力電波出力の強度(Auto、MAX、High、Middle、Low、Min)を選択します。デフォルトは「Auto」です。
「拡張設定」ボタン拡張設定画面に移動します。

無線編集-拡張設定

無線編集-基本設定画面の一番下の「拡張設定」ボタンをクリックすると表示されます。


項目名説明
AP内クライアント隔離無線APに接続している無線クライアント同士の通信を許可するかしないかの設定を行います。通信の制限を行わない場合は「無効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
Note
WDSとの併用はできません。
Note
「AP内クライアント隔離」を「有効」にすると、例えば公共の無線APとして運用する際、同時に接続しているユーザー間のセキュリティーを確保することができます。
最大クライアント数無線1で接続可能な無線クライアント数を0~500の数値で設定します。
「0」に設定した場合、無線クライアントはその周波数帯で接続されません。デフォルトは「500」です。
エアタイムフェアネス通信スピードにかかわらずVAP間とVAPに接続されている無線クライアントに対して同じ通信時間(エアタイム)を提供する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
例えば、VAP0に10台の無線クライアント、VAP1に20台の無線クライアント、VAP2に5台の無線クライアントが接続している状態でエアタイムフェアネスを有効にすると、初めにVAP0、1、2に約33.3%のエアタイムを割り振り、次に各VAPに接続している無線クライアントに対してエアタイムを割り振ります。各無線クライアントに割り振られるエアタイムは、VAP0は約3.3%、VAP1は約1.7%、VAP2は約6.7%となります。
Note
エアタイムフェアネスによりエアタイムの割り振り制御が可能な無線クライアント数は50台となります。51台目以降の無線クライアントとの通信の保証はできなくなるため、無線クライアント数が51台以上接続する環境では利用しないでください。
隣接AP検出近くに設置されている無線APの検出を行う場合は「有効」、行わない場合は「無効」を選択します。デフォルトは「無効」です。検出された無線APは、「無線管理/近隣のアクセスポイント」にて確認できます。
レガシーレート通信プロトコルが「b/g」の場合のレート(通信速度)を設定します。デフォルトでは 54、48、36、24、18、12、11、9、6、5.5、2、1 が選択されています。緑色でハイライトされている通信速度が対象になります。デフォルトは「all」です。
MU MIMOMU-MIMOを使用する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択します。
MU-MIMOは複数の無線クライアントの同時通信が可能になります。デフォルトは「無効」です。
Note
無線クライアントの接続場所によって、MU-MIMO によるスループットの効果が得られない場合があります。無線アクセスポイントを見通せる接続場所に変えてみることで改善される場合があります。
Note
MU-MIMO対応の無線クライアントが一定期間低レートでの通信を続けている場合、MU-MIMOグループが解除され、MU-MIMOでの通信ができなくなります。MU-MIMOグループを解除された無線クライアントは無線の再接続が行われるまでMU-MIMOでの通信ができません。
Note
UL MU-MIMOは無線1では使用できません。UL MU-MIMOは無線2かつ使用帯域幅が20MHzの際に使用できます
OFDMAOFDMA を使用する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択します。「有効」にすると、複数の無線クライアントへの同時送信や複数の無線クライアントからの同時受信が可能になります。デフォルトは「無効」です。
Note
OFDMAはショートパケットを多用する環境においてチャンネル利用効率を向上させますが、ロングパケットを中心とする通常の利用条件ではオーバーヘッドの影響によりスループットを低下させる場合があります。
RTSしきい値b、gによる通信において、RTS(送信要求)パケットを送信するか否かを決定するためのパケットサイズです。サイズを設定すると、送信しようとしているパケットがこのサイズよりも大きな場合に、パケットの送信前にRTSパケットを送信します。0~2347の数値で設定します。デフォルトは「2347」です。 RTSしきい値を低く設定すると、頻繁にRTSパケットが送信されます。これは、より多くの無線帯域を消費し、スループットを下げますが、通信トラフィックが多いとか、干渉を受けているネットワークにおいては、コリジョンや干渉が改善されることがあります。
Note
n、axによる通信では、設定値に関係なくパケットの送信前にRTSパケットを送信します。
マルチキャスト送信レート本製品のマルチキャスト・ブロードキャスト送信レート(1Mbps、2Mbps、5.5Mbps、11Mbps)を選択します。デフォルトは「11Mbps」です。

無線1-VAP欄

バーチャルアクセスポイント(VAP)は、本製品上に仮想的なアクセスポイントを作り出す機能です。VAPとVLANを組み合わせることにより、1台の本製品をあたかも複数の無線APが存在するかのように動作させることができます。VAPは16個まで設定できます。

Note
VAPの同時使用数は5個以内を推奨します。

項目名説明
VAP各VAPの設定状況が表示されます。VAPが有効の場合は緑色、無効の場合は灰色のアイコンで表示されます。
Note
VAP0は常に有効で設定変更はできません。
SSIDVAPに設定されているSSIDが表示されます。

VAPのデフォルトSSID

VAP番号SSID
VAP 0allied24
VAP 1~15Virtual Access Point1~15

説明VAPに設定されている説明が表示されます。
セキュリティーVAPに設定されているセキュリティーが表示されます。
送信、受信送受信パケット数、またはバイト数が表示されます。
「バケット数」切り替えボタン 送信、受信に表示させるデータを選択するボタンです。
QRコードアイコン無線の無線通信状態、VAPのステータスが有効の場合に表示されるアイコンです。アイコンをクリックすると、無線設定の情報が含まれるQRコードが作成されます。


VAP 編集-基本設定

各VAP欄の右端の「編集」ボタンをクリックするとポップアップ表示されます。


項目名説明
WDSモード(VAP0のみ)WDSの親機・子機の選択を行えます。WDSの親機に設定する場合は「親機」、子機に設定する場合は「子機」を選択します。デフォルトは「無効」です。
Note
「親機」または「子機」を設定した場合、VAP1~15の使用はできません。
SSID(VAP0)該当のVAPが使用するSSID(ネットワーク名)を入力します。1~32文字の半角英数記号で入力します。デフォルトは「allied24」です。
SSID(VAP1~15)該当のVAPが使用するSSID(ネットワーク名)を入力します。1~32文字の半角英数記号で入力します。デフォルトは「Virtual Access Point X」です(XはVAPの番号)。
説明(オプション)VAPの説明を入力します。デフォルトは空欄です。
セキュリティー「なし」、「スタティックWEP」、「WPAパーソナル」、「WPAエンタープライズ」から選択します。 デフォルトは「なし」です。
Note
スタティックWEPは、無線1、無線2のVAP0、無線編集-基本設定のモード欄にて、無線1の場合は「b/g」、無線2の場合は「a」を選択している場合のみ設定適用できます。
「拡張設定」ボタン拡張設定画面に移動します。
セキュリティーで「スタティックWEP」を選択すると表示される項目:
認証方式スタティックWEPの認証方式(オープンシステム、共有キー)を選択します。セキュリティー対策のためには、オープンシステムを設定することをおすすめします。デフォルトは「オープンシステム」です。

認証方式説明
オープンシステム無線クライアントが正しいWEPキーを持っているか否かに関係なく、任意の無線クライアントの接続を許可します。しかしながら、無線クライアントは接続を許可されただけであり、無線APとトラフィックの交換を行うためには、正しいWEPキーを使用してデータを暗号化、復号化しなければなりません。
共有キー無線クライアントが無線APに接続する際に、正しいWEPキーを要求します。無線クライアントが誤ったWEPキーを持っている場合、無線APに接続できません。

キーの長さWEPキーの強度を選択します。デフォルトは「128ビット」です。

64ビット
 16進数では、10桁のWEPキーを直接入力します。
 ASCIIでは、5文字の半角英数記号を入力し、WEPキーを自動で生成します。
128ビット
 16進数では、26桁のWEPキーを直接入力します。
 ASCIIでは、13文字の半角英数記号を入力し、WEPキーを自動で生成します。

キーのタイプWEPキーの生成方法を選択します。デフォルトは「HEX」です。

HEX
 16進数(0~9、A~F、a~f)でWEPキーを直接入力します。
 入力されるWEPキーの大文字・小文字は区別されません。
ASCII
 任意の文字列からWEPキーが自動で生成されます。
 入力されるWEPキーの大文字・小文字は区別されます。

キー指定した「キーの長さ」、「キーのタイプ」通りにWEPキーを入力します。デフォルトは「なし」です。 キー1~4の4種類のキーを登録しておくことができますが実際に通信で使用するのは1つです。また、通信を行うためには、無線クライアントでも「送信するWEPキー番号」で選択したキーと同じキーを設定する必要があります。
使用するWEPキー番号1~4のWEPキーのうち、実際に使用するキーを選択します。デフォルトは「1」です。
セキュリティーで「WPAパーソナル」を選択すると表示される項目:
キーWPAパーソナルで使用するセキュリティーキーを8~63文字の半角英数記号で入力します。大文字、小文字は区別されます。デフォルトは「空欄」です。
セキュリティーで「WPAエンタープライズ」を選択すると表示される項目:
RADIUS 認証グループWPAエンタープライズで使用する認証用RADIUSサーバーグループを選択します。デフォルトは「無効」です。
RADIUS アカウンティンググループWPAエンタープライズで使用するアカウンティング用RADIUSサーバーグループを選択します。デフォルトは「無効」です。

VAP 編集-拡張設定 / 一般

VAP編集画面の一番下にある「拡張設定」ボタンをクリックすると表示されます。


項目名説明
SSIDを隠す無線クライアントに本製品のSSIDを表示する場合は「無効」、表示させないようにするには「有効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
VLAN IDVLAN IDが表示されます。本設定欄からの設定変更はできません。
バンドステアリグバンドステアリング機能を「有効」にすると、2.4GHz・5GHz帯の両方をサポートしている無線クライアントに対し、混雑していない帯域へ接続を促すようになり、無線の混雑を軽減します。デフォルトは「無効」です。
Note
バンドステアリング機能を使用する場合は、必ず無線1を「有効」に設定してください。無線2のみを有効にしても使用できません。
Note
無線1が無効の場合は本機能は動作しません。
Note
バンドステアリング機能は、無線1、無線2で共有の設定となります。
Note
バンドステアリングを行う無線間のVAPインターフェースの設定は、すべて同じ設定にする必要があります。異なる場合は正しく動作しません。
多重接続要求接続状態を保持している端末からの接続要求に対する処理の方法を選択します。「切断」は、切断してから接続を受け入れます。「無視」は、切断処理を行わずに通常のプロセスで接続します。デフォルトは「切断」です。
ローミング通知ローミング通知を行う場合は「有効」、行わない場合は「無効」を選択します。「有効」にすると、無線クライアントが本製品に接続したとき、本製品の管理VLANに設定されているネットワークへ通知のブロードキャストフレームが送信されます。本フレームを受信した無線APは自身の無線クライアント接続情報を更新します。デフォルトは「無効」です。
Note
本機能を使用するためには同一サブネット上の無線APで、互いに「有効」に設定されている必要があります。
プロキシARPプロキシARPを使用する場合は「有効」、使用しない場合は「無効」を選択します。「有効」を選択すると、無線APに接続されている無線クライアントのIPアドレス宛てのARP要求に代理応答し無線VAPからは送信しません。無線APに接続されていない無線クライアント宛てのARP要求は破棄し、無線VAPから送信されません。 「無効」を選択するとプロキシARPを使用しません。すべてのARP要求は無線VAPから送信されます。デフォルトは「無効」です。
DTIM間隔DTIM間隔を1~5のいずれかの数値で指定します。DTIM間隔の数値を大きくすることにより省電力の効果が大きくなりますが、応答が遅くなります。数値を小さくすると省電力の効果が小さくなりますが、応答が早くなります。デフォルトは「1」です。
無応答端末切断タイマー無線APに対し通知が行われずにいなくなった無線クライアントを切断するまでの時間を指定します。30~3600(秒)の範囲で指定できます。デフォルトは「300」です。
BSS移行管理WPAエンタープライズで使用するアカウンティング用RADIUSサーバーグループを選択します。デフォルトは「無効」です。
クライアント隔離同一のバーチャルアクセスポイント(VAP)に接続している無線クライアント同士の通信を許可する場合は「無効」、通信を許可しない場合は「有効(VAP)」を選択します。デフォルトは「無効」です。
Note
WDSとの併用はできません。
Note
「クライアント隔離」を「有効」にすると、例えば公共の無線APとして運用する際、同時に接続しているユーザー間のセキュリティーを確保することができます。
「基本設定」ボタン基本設定画面に移動します。

VAP 編集-拡張設定 / セキュリティー

各VAP欄の右端の「編集」ボタンをクリックするとポップアップ表示されます。

基本設定のセキュリティーで「スタティックWEP」を選択した場合


項目名説明
Web認証Web認証を行う場合に設定を行います。「無効」、「RADIUSサーバー」、「クリックスルー」、「外部ページリダイレクト」から選択します。
「RADIUSサーバー」は本製品のローカルRADIUSサーバーを利用して認証を行います。
「クリックスルー」は利用規約のページが表示され、ページ内のボタンをクリックすることにより、認証後リダイレクトで設定したページが表示されます。
「外部ページリダイレクト」はSNSなどの第三者機関のWeb認証を使用して接続できるようになります。
MAC認証MAC認証を行う場合に設定を行います。「無効」、「radius」、「MACフィルター」、「MACフィルター + 外部RADIUS」、「AMFアプリケーションプロキシー」から選択します。
「radius」は本製品のローカルRADIUSサーバーを利用して認証を行います。「MACフィルター」は無線管理/一般で登録したMACフィルターを利用して認証を行います。
「MACフィルター + 外部RADIUS」は無線管理/一般で登録したMACフィルターとRADIUSサーバーを利用して認証を行います。初めに本製品のMACフィルターを参照し接続可能か否かの判断を行い、接続不可となった場合にRADIUSで認証を試み認証が通ると接続できます。初めに本製品のMACアドレスで接続可能となった場合はRADIUSの認証が不可でも接続できます。
「AMFアプリケーションプロキシー」は弊社のAMF-SECurityコントローラー AT-SecureEnterpriseSDN Controller(AT-SESC)やAMF Security miniのホワイトリスト、ブラックリストに照会し認証を行います。
「基本設定」ボタン基本設定画面に移動します。

基本設定のセキュリティーで「WPAパーソナル」を選択した場合


項目名説明
ブロードキャストキー更新間隔VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔を設定します。0~86400(秒)が入力できます。「0」は、キーを更新しません。デフォルトは「0」です。
WPAバージョン使用するWPAバージョンを選択します(WPAとWPA2、WPA2のみ、WPA2とWPA3、WPA3のみの選択が可能)。緑色でハイライトされているWPAバージョンが対象になります。デフォルトは「WPA2」です。
  • WPAとWPA2が混在する環境では、「WPAとWPA2」を選択します。無線ネットワークから見たセキュリティーは、WPAと同じレベルになります。
  • WPA2とWPA3が混在する環境では、「WPA2とWPA3」を選択します。無線ネットワークから見たセキュリティーは、WPA2と同じレベルになります。
  • WPA2のみの環境では「WPA2」を選択します。
  • WPA3のみの環境では「WPA3」を選択します。
暗号化プロトコル暗号化プロトコルはWPAバージョンの設定により紐づいて設定されます。
WPAバージョン暗号化プロトコル
WPAとWPA2TKIP、CCMP
WPA2CCMP
WPA2とWPA3CCMP
WPA3CCMP
Web認証Web認証を行う場合に設定を行います。「無効」、「RADIUSサーバー」、「クリックスルー」、「外部ページリダイレクト」から選択します。
「RADIUSサーバー」は本製品のローカルRADIUSサーバーを利用して認証を行います。
「クリックスルー」は利用規約のページが表示され、ページ内のボタンをクリックすることにより、認証後リダイレクトで設定したページが表示されます。
「外部ページリダイレクト」はSNSなどの第三者機関のWeb認証を使用して接続できるようになります。
MAC認証MAC認証を行う場合に設定を行います。「無効」、「radius」、「MACフィルター」、「MACフィルター + 外部RADIUS」、「AMFアプリケーションプロキシー」から選択します。
「radius」は本製品のローカルRADIUSサーバーを利用して認証を行います。
「MACフィルター」は無線管理/一般で登録したMACフィルターを利用して認証を行います。
「MACフィルター + 外部RADIUS」は無線管理/一般で登録したMACフィルターとRADIUSサーバーを利用して認証を行います。初めに本製品のMACフィルターを参照し接続可能か否かの判断を行い、接続不可となった場合にRADIUSで認証を試み認証が通ると接続できます。初めに本製品のMACアドレスで接続可能となった場合はRADIUSの認証が不可でも接続できます。
「AMFアプリケーションプロキシー」は弊社のAMF-SECurityコントローラー AT-SecureEnterpriseSDN Controller(AT-SESC)やAMF Security miniのホワイトリスト、ブラックリストに照会し認証を行います。
管理フレーム保護無線クライアントがMFPに対応している場合、IEEE 802.11管理フレームを保護することが可能です。WPAバージョンで「WPA2」以外を選択している場合は設定があらかじめ決められています。
Note
WDS設定時は強制的に「無効」に設定されます。
WPAバージョンIEEE 802.11w (MFP)
WPAとWPA2無効
WPA2無効、有効(利用可能)
WPA2とWPA3有効(利用可能)
WPA3有効(必須)
「基本設定」ボタン基本設定画面に移動します。

基本設定のセキュリティーで「WPAエンタープライズ」を選択した場合


項目名説明
ブロードキャストキー更新間隔VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔を設定します。0~86400(秒)が入力できます。「0」は、キーを更新しません。デフォルトは「0」です。
ダイナミックVLAN「有効」にすると、無線APでダイナミックVLANを有効にします。デフォルトは「無効」です。
事前認証「有効」にすると、無線クライアントが現在使用している無線APから、ローミング先となる無線APに事前認証情報を中継します。これにより、無線クライアントのローミング時における認証がスピードアップされます。デフォルトは「有効」です。
セッションキー更新間隔VAPに接続している無線クライアントに送信するセッションキーの更新間隔を設定します。0~86400(秒)が入力できます。「0」は、キーを更新しません。デフォルトは「0」です。
セッションキー更新時の動作セッションキーの更新時に無線クライアントとの接続を切断する場合は「切断」、再認証を行う場合は「再認証」を選択します。デフォルトは「再認証」です。
WPAバージョン使用するWPAバージョンを選択します(WPAとWPA2、WPA2のみ、WPA3のみの選択が可能)。緑色でハイライトされているWPAバージョンが対象になります。デフォルトは「WPA2」です。
  • WPAとWPA2が混在する環境では、「WPAとWPA2」を選択します。無線ネットワークから見たセキュリティーは、WPAと同じレベルになります。
  • WPA2のみの環境では「WPA2」を選択します。
  • WPA3のみの環境では「WPA3」を選択します。
暗号化プロトコル暗号化プロトコルはWPAバージョンの設定により紐づいて設定されます。
WPAバージョン暗号化プロトコル
WPAとWPA2TKIP、CCMP
WPA2CCMP
WPA2とWPA3CCMP
WPA3GCMP
Web認証Web認証を行う場合に設定を行います。「無効」、「RADIUSサーバー」、「クリックスルー」、「外部ページリダイレクト」から選択します。
「RADIUSサーバー」は本製品のローカルRADIUSサーバーを利用して認証を行います。
「クリックスルー」は利用規約のページが表示され、ページ内のボタンをクリックすることにより、認証後リダイレクトで設定したページが表示されます。
「外部ページリダイレクト」はSNSなどの第三者機関のWeb認証を使用して接続できるようになります。
MAC認証MAC認証を行う場合に設定を行います。「無効」、「radius」、「MACフィルター」、「MACフィルター + 外部RADIUS」、「AMFアプリケーションプロキシー」から選択します。
「radius」は本製品のローカルRADIUSサーバーを利用して認証を行います。
「MACフィルター」は無線管理/一般で登録したMACフィルターを利用して認証を行います。
「MACフィルター + 外部RADIUS」は無線管理/一般で登録したMACフィルターとRADIUSサーバーを利用して認証を行います。初めに本製品のMACフィルターを参照し接続可能か否かの判断を行い、接続不可となった場合にRADIUSで認証を試み認証が通ると接続できます。初めに本製品のMACアドレスで接続可能となった場合はRADIUSの認証が不可でも接続できます。
「AMFアプリケーションプロキシー」は弊社のAMF-SECurityコントローラー AT-SecureEnterpriseSDN Controller(AT-SESC)やAMF Security miniのホワイトリスト、ブラックリストに照会し認証を行います。
「基本設定」ボタン基本設定画面に移動します。

Web認証 / RADIUSサーバー

項目名説明
RADIUS アカウンティング「有効」にすると、ユーザーを認証したRADIUSサーバーを使用して、ユーザーがセッション中に使用したリソース(使用時間など)を記録することができます。また、RADIUSが提供する機能なども使用することができます。デフォルトは「無効」です。
認証ページプロキシ認証ページ(Webサーバー)を使用する場合は「有効」を選択し、「ベースURL」欄にアドレスを入力します。無線AP本体の認証ページを使用する場合は「無効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
認証ページプロキシが「有効」のとき、無線APは任意のWebサーバー上のWeb認証用のページを取得し、Web認証を行います。
任意のWebサーバー上では下記のWeb認証用のページを準備する必要があります。
Note
HTML/CSSの書き方や書式、編集後の問題に関してはサポート対象外となります。あらかじめご了承ください。
Note
CSSファイルや画像ファイルを使用できますが、HTML内で相対パスでの指定が必須となります。

  • ログインページのHTMLファイル作成方法は本表下に記載の「認証ページプロキシでのログインページのHTMLファイル作成方法:」を参照ください。
  • ログインページのアドレス:
    [ベースURL]/radius_login.html
  • ログイン失敗ページのアドレス:
    [ベースURL]/radius_login_fail.html
  • ログイン失敗ページのHTMLファイル作成:
    HTMLファイル名は「radius_login_fail.html」にします。
    ログインページのHTMLファイル作成と同じ要件を満たすログイン失敗用フォームを作成する必要があります。
  • ログイン成功ページのアドレス:
    [ベースURL]/welcome.html
  • ログイン成功ページのHTMLファイル作成:
    HTMLファイル名は「welcome.html」にします。
    ログイン成功ページの要件はありません。
認証後リダイレクトWeb認証に成功した後に表示するページを指定します。デフォルトは「無効」です。
  • セッション維持:認証前にWebブラウザーでアクセスしようとしたページが表示されます。
  • 固定URL:別途、Web認証に成功した後に表示するURLを指定します。
  • 無効:ログイン成功ページが表示されます。
セッションタイムアウト間隔認証済み無線クライアントとのセッションを切断または再認証するまでの時間(秒)を指定します。0~86400(秒)が入力できます。デフォルトは「3600」です。
セッションタイムアウト時の動作セッションタイムアウト時に無線クライアントとの接続を切る場合は「切断」、再認証を行う場合は「再認証」を選択します。デフォルトは「再認証」です。
ウォールドガーデンウォールドガーデン機能はWeb認証が完了する前のユーザーや未認証のユーザーに対して閲覧可能なページを指定できる機能です。指定したページ以外を閲覧しようとした場合にはWeb認証ページが再度表示されます。
設定欄右端のアイコンをクリックし「エントリーを追加」リンクをクリックすると入力欄が表示されます。FQDNアドレス、IPv4アドレス、IPv4アドレス/マスクの3通りで指定でき、最大50件まで登録できます。
FQDNアドレスではホスト名(ホスト上のパスは含めない)にワイルドカードを使用することができます(例:*.example.com、example.*.com、example.*)。デフォルトは未設定です。
ウォールドガーデン用DNSプロキシDNSプロキシを使用する際は「有効」、使用しない場合は「無効」を選択します。 「有効」を選択すると、ウォールドガーデン機能使用時に無線APに接続されている無線クライアントからのDNS問合せや無線クライアントへのDNS応答を代理で行います。
また「有効」を選択することでDNSラウンドロビンに対応することができます。デフォルトは「無効」です。
Note
ウォールドガーデンでワイルドカードを使用したアドレスを含めて設定を適用を行った場合、本設定は自動で「有効」となります。
Note
ウォールドガーデンでワイルドカードを使用したアドレスを除いて設定適用を行った場合は、本設定は自動で「無効」にはなりません。

認証ページプロキシでのログインページのHTMLファイル作成方法:

HTMLファイル名は「radius_login.html」にし、以下の要件を満たすログイン用のフォームを作成する必要があります。
記載例
<html>
<head>
<title>Web Authentication Page</title>
</head>
<form method="post">
ユーザー名:<input type="text" name="userid"><br>
パスワード:<input type="password" name="password"><br>
<input type="submit" value="Connect"></input>
</form>
</html>
 
Web認証 / クリックスルー

項目名説明
認証ページプロキシ認証ページプロキシが「有効」のとき、無線APは任意のWebサーバー上のWeb認証用のページを取得し、Web認証を行います。
任意のWebサーバー上では下記のようなWeb認証用のページを準備する必要があります。
Note
HTML/CSSの書き方や書式、編集後の問題に関してはサポート対象外となります。あらかじめご了承ください。
Note
SSファイルや画像ファイルを使用できますが、HTML内で相対パスでの指定が必須となります。
  • ログインページのHTMLファイル作成方法は本表下に記載の「認証ページプロキシでのログインページのHTMLファイル作成方法:」を参照ください。
  • ログインページのアドレス:
    [ベースURL]/click_through_login.html
  • ログイン成功ページのアドレス:
    [ベースURL]/welcome.html
  • ログイン成功ページのHTMLファイル作成:
    HTMLファイル名は「welcome.html」にします。
    ログイン成功ページの要件はありません。
認証後リダイレクトWeb認証に成功した後に表示するページを指定します。デフォルトは「無効」です。
  • セッション維持:認証前にWebブラウザーでアクセスしようとしたページが表示されます。
  • 固定URL:別途、Web認証に成功した後に表示するURLを指定します。
  • >無効:ログイン成功ページが表示されます。
セッションタイムアウト間隔認証済み無線クライアントとのセッションを切断または再認証するまでの時間(秒)を指定します。0~86400(秒)が入力できます。デフォルトは「3600」です。
セッションタイムアウト時の動作セッションタイムアウト時に無線クライアントとの接続を切る場合は「切断」、再認証を行う場合は「再認証」を選択します。デフォルトは「再認証」です。
ウォールドガーデンウォールドガーデン機能はWeb認証が完了する前のユーザーや未認証のユーザーに対して閲覧可能なページを指定できる機能です。指定したページ以外を閲覧しようとした場合にはWeb認証ページが再度表示されます。
設定欄右端のアイコンをクリックし「エントリーを追加」リンクをクリックすると入力欄が表示されます。FQDNアドレス、IPv4アドレス、IPv4アドレス/マスクの3通りで指定でき、最大50件まで登録できます。
FQDNアドレスではホスト名(ホスト上のパスは含めない)にワイルドカードを使用することができます(例:*.example.com、example.*.com、example.*)。デフォルトは未設定です。
ウォールドガーデン用DNSプロキシDNSプロキシを使用する際は「有効」、使用しない場合は「無効」を選択します。 「有効」を選択すると、ウォールドガーデン機能使用時に無線APに接続されている無線クライアントからのDNS問合せや無線クライアントへのDNS応答を代理で行います。
また「有効」を選択することでDNSラウンドロビンに対応することができます。デフォルトは「無効」です。
Note
ウォールドガーデンでワイルドカードを使用したアドレスを含めて設定を適用を行った場合、本設定は自動で「有効」となります。
Note
ウォールドガーデンでワイルドカードを使用したアドレスを除いて設定適用を行った場合は、本設定は自動で「無効」にはなりません。

認証ページプロキシでのログインページのHTMLファイル作成方法:

HTMLファイル名は「click_through_login.html」にし、以下の要件を満たすログイン用のフォームを作成する必要があります。

記載例
<pre class="code screen">
<html>
<head>
<title>Terms of Service</title>
</head>
<form method="post">
<input type="submit" value="Agree"></input>
</form>
</html>

Web認証 / 外部ページリダイレクト

項目名説明
外部ページURLリダイレクトさせるURLを1~128文字の半角英数記号で入力します。デフォルトは空欄です。
RADIUSサーバーRADIUSサーバーを選択します。
RADIUSアカウンティング「有効」にすると、ユーザーを認証したRADIUSサーバーを使用して、ユーザーがセッション中に使用したリソース(使用時間など)を記録することができます。また、RADIUSが提供する機能なども使用することができます。デフォルトは「無効」です。
認証後リダイレクトWeb認証に成功した後に表示するページを指定します。デフォルトは「無効」です。
  • セッション維持:認証前にWebブラウザーでアクセスしようとしたページが表示されます。
  • 固定URL:別途、Web認証に成功した後に表示するURLを指定します。
  • 無効:ログイン成功ページが表示されます。
セッションタイムアウト間隔認証済み無線クライアントとのセッションを切断または再認証するまでの時間(秒)を指定します。0~86400(秒)が入力できます。デフォルトは「3600」です。
セッションタイムアウト時の動作セッションタイムアウト時に無線クライアントとの接続を切る場合は「切断」、再認証を行う場合は「再認証」を選択します。デフォルトは「再認証」です。
ウォールドガーデンウォールドガーデン機能はWeb認証が完了する前のユーザーや未認証のユーザーに対して閲覧可能なページを指定できる機能です。指定したページ以外を閲覧しようとした場合にはWeb認証ページが再度表示されます。
設定欄右端のアイコンをクリックし「エントリーを追加」リンクをクリックすると入力欄が表示されます。FQDNアドレス、IPv4アドレス、IPv4アドレス/マスクの3通りで指定でき、最大50件まで登録できます。
FQDNアドレスではホスト名(ホスト上のパスは含めない)にワイルドカードを使用することができます(例:*.example.com、example.*.com、example.*)。デフォルトは未設定です。
ウォールドガーデン用DNSプロキシDNSプロキシを使用する際は「有効」、使用しない場合は「無効」を選択します。 「有効」を選択すると、ウォールドガーデン機能使用時に無線APに接続されている無線クライアントからのDNS問合せや無線クライアントへのDNS応答を代理で行います。
また「有効」を選択することでDNSラウンドロビンに対応することができます。デフォルトは「無効」です。
Note
ウォールドガーデンでワイルドカードを使用したアドレスを含めて設定を適用を行った場合、本設定は自動で「有効」となります。
Note
ウォールドガーデンでワイルドカードを使用したアドレスを除いて設定適用を行った場合は、本設定は自動で「無効」にはなりません。

MAC認証 / radius

項目名説明
MAC認証 ユーザー名 区切り文字MACベース認証のRADIUS属性の区切り文字を「ハイフン」、「コロン」、「無し」の中から選択します。デフォルトは「ハイフン」です。 例)ハイフン:ab-cd-ef-01-23-45、コロン:ab:cd:ef:01:23:45、無し:abcdef123456
MAC認証 ユーザー名 文字MACベース認証のRADIUS属性を「大文字」にするか「小文字」にするかを選択します。デフォルトは「小文字」です。
MAC認証 パスワードMACベース認証のRADIUS User-Password属性を「固定」にするか、「ユーザー名」と同一の文字列にするかを選択します。デフォルトは「ユーザー名」です。
パスワードMAC認証 パスワード欄で「固定」選択時のみ表示。MACベース認証のUser-Password Formatの固定パスワードを64文字までの半角英数記号で入力します。デフォルトは空欄です。

MAC認証 / MACフィルター + 外部RADIUS

項目名説明
RADIUSサーバー認証に使用するRADIUSサーバーを選択します。デフォルトは「radius」です。
MAC認証 ユーザー名 区切り文字MACベース認証のRADIUS属性の区切り文字を「ハイフン」、「コロン」、「無し」の中から選択します。デフォルトは「ハイフン」です。 例)ハイフン:ab-cd-ef-01-23-45、コロン:ab:cd:ef:01:23:45、無し:abcdef123456
MAC認証 ユーザー名 文字MACベース認証のRADIUS属性を「大文字」にするか「小文字」にするかを選択します。デフォルトは「小文字」です。
MAC認証 パスワードMACベース認証のRADIUS User-Password属性を「固定」にするか、「ユーザー名」と同一の文字列にするかを選択します。デフォルトは「ユーザー名」です。
パスワードMAC認証 パスワード欄で「固定」選択時のみ表示。MACベース認証のUser-Password Formatの固定パスワードを64文字までの半角英数記号で入力します。デフォルトは空欄です。

MAC認証 / AMFアプリケーションプロキシー

項目名説明
AMFアプリケーションプロキシーサーバー認証に使用するAMFアプリケーションプロキシーサーバーを選択します。デフォルトは「未選択」です。
クリティカルモードクリティカルモードの設定を、「有効」、「無効」から選択します。デフォルトは「無効」です。 「有効」に設定すると、AMFアプリケーションプロキシーサーバーとの接続が失われた場合に、新しい無線クライアントの接続要求をすべて許可します。「無効」に設定すると、新しい無線クライアントの接続要求をすべて拒否します。既に接続していた無線クライアントはそのまま通信できます。

VAP 編集-拡張設定 / 高速ローミング

VAP編集画面の一番下にある「拡張設定」ボタンをクリックすると表示されます。


Note
高速ローミングの機能は「セキュリティー」のモードが「WPAパーソナル」、「WPAエンタープライズ」のときのみ設定可能となります。「セキュリティー」タブのモードが「無し」のときは高速ローミングの機能はすべて「無効」となります。

項目名説明
高速移行IEEE 802.11r による高速移行(高速ローミング)の有効/無効を選択します。デフォルトは「無効」です。
分散システム分散システム(DS)を介した認証要求の有効/無効を選択します。デフォルトは「無効」です。
モビリティドメイン高速移行を行う無線APのモビリティドメインを指定します。デフォルトは「a1b2」です。
PMK-R0キー保持時間PMK-R0の保持時間を指定します。デフォルトは「10000」です。
AESキー無線AP間でPMK-R1をやり取りするときの暗号化に用いるAESキーを指定します。デフォルトは空欄です。
無線リソース管理IEEE 802.11k RRM(無線リソース管理)の有効/無効を選択します。デフォルトは「無効」です。
無線ネットワーク管理IEEE 802.11v WNM(無線ネットワーク管理)の有効/無効を選択します。デフォルトは「無効」です。
Note
AESキーは高速移行が有効な場合に必須となります。また、無線リソース管理または無線ネットワーク管理が有効で、高速移行が無効な場合でも必須となります。

QRコードアイコン

VAP欄の「QRコード」アイコンをクリックすると、無線設定の情報が含まれるQRコードを作成されます。「ダウンロード」ボタンをクリックすることにより画像データとして保存でき、スマートフォンやタブレットなどの無線クライアントからQRコードを読み込むことにより簡単に無線APに接続でき、Wi-Fi環境で使用することができます。

Note
無線の無線通信状態、VAPのステータスが有効の場合に表示されます。
Note
QRコードは下記のセキュリティー設定でのみ作成可能です。その他の組み合わせでは作成されないのでご注意ください。

無線2

無線2では、5GHz帯(W52、W53、W56)の有効/無効、各種パラメーターの設定や設定確認が行えます。

Note
W52とW53のチャンネルは、電波法令により日本での屋外使用が禁止されています。

Note
W53、W56のチャンネルだけを「チャンネル候補」で選択した場合、その候補のすべてのチャンネルで気象レーダーと見なされる波形が検出されると(候補のチャンネルのすべてが使えないと判断されると)、本製品は送受信を停止します。「チャンネル」が「自動」でW53、W56が自動選択されている場合でも、W53、W56に固定設定されている場合でも同様です。送受信停止の30分後に、停止前に使用していたチャンネルで送受信の再開を試みます。その際、チャンネルを使い始める前に、1分間気象レーダーが検出されないことを確認します。例えば、「チャンネル」を「自動」、「チャンネル候補」を 60、64 に設定した場合、次のように動作します。60でレーダー検出、送受信を停止します。64への変更を試みます。64でもレーダー検出、全候補チャンネルが使えないと判断します。60を停止してから30分後、60の使用再開を試みます。60でレーダーが検出されなければ、60による送受信を開始します。


項目名説明
「更新」ボタン無線欄、VAP欄に表示されている情報を最新に更新します。

無線2-無線


項目名説明
無線無線に関する各種設定を行えます。
無線通信の状態無線通信の状態をアイコンの色で確認できます。無線が有効の場合は緑色、無効の場合は灰色で表示されます。
モード現在設定している通信プロトコルが表示されます。
チャンネル現在設定しているチャンネルが表示されます。
帯域幅現在設定されている送信出力(Auto、MAX、High、Middle、Low、Min)が表示されます。
送信出力現在設定されている使用帯域幅が表示されます。
送信、受信送受信パケット数、またはバイト数が表示されます。
「バケット数」切り替えボタン 送信、受信に表示させるデータを選択するボタンです。
「編集」ボタン無線に関する設定を行えます。

無線編集-基本設定

無線欄の「編集」ボタンをクリックするとポップアップ表示されます。


項目名説明
無線送信の状態無線電波を送受信する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
モードサポートする通信プロトコル(a/n/ac/ax、a)を選択します。例えば、a/n/ac/ax は a、n、ac、ax の無線クライアントの接続をサポートします。デフォルトは「a/n/ac/ax」です。
帯域幅20MHz、40MHz、80MHzから選択します。デフォルトは「20MHz」です。
チャンネル使用するチャンネル(Auto、36、40、44、48、52、56、60、64、100、104、108、112、116、120、124、128、132、136、140、144)を選択します。
「Auto」を選択すると、本製品は空きチャンネルを走査し自動的に干渉の少ないチャンネルを選択します。
チャンネルが自動選択されるのは本製品の起動時、および無線設定が再適用されたときになります。
デフォルトは「Auto」です。
チャンネル候補「チャンネル」で「Auto」が選択されている場合に、自動選択されるチャンネルの候補を設定します。
緑色でハイライトされているチャンネルが候補になります。ハイライトされていないチャンネルは候補対象外となりそのチャンネルは使用されません。
デフォルトでは、すべてのチャンネル候補がハイライトされています。また、「使用帯域幅」の設定により使用できる候補が変わります。デフォルトは「all」です。
送信出力電波出力の強度(Auto、MAX、High、Middle、Low、Min)を選択します。デフォルトは「Auto」です。
「拡張設定」ボタン拡張設定画面に移動します。

無線編集-拡張設定

無線編集-基本設定画面の一番下の「拡張設定」ボタンをクリックすると表示されます。


項目名説明
AP内クライアント隔離無線APに接続している無線クライアント同士の通信を許可するかしないかの設定を行います。通信の制限を行わない場合は「無効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
Note
WDSとの併用はできません。
Note
「クライアントの隔離」を「有効」にすると、例えば公共の無線APとして運用する際、同時に接続しているユーザー間のセキュリティーを確保することができます。
最大クライアント数無線1で接続可能な無線クライアント数を0~500の数値で設定します。
「0」に設定した場合、無線クライアントはその周波数帯で接続されません。デフォルトは「500」です。
エアタイムフェアネス通信スピードにかかわらずVAP間とVAPに接続されている無線クライアントに対して同じ通信時間(エアタイム)を提供する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
例えば、VAP0に10台の無線クライアント、VAP1に20台の無線クライアント、VAP2に5台の無線クライアントが接続している状態でエアタイムフェアネスを有効にすると、初めにVAP0、1、2に約33.3%のエアタイムを割り振り、次に各VAPに接続している無線クライアントに対してエアタイムを割り振ります。各無線クライアントに割り振られるエアタイムは、VAP0は約3.3%、VAP1は約1.7%、VAP2は約6.7%となります。
Note
エアタイムフェアネスによりエアタイムの割り振り制御が可能な無線クライアント数は50台となります。51台目以降の無線クライアントとの通信の保証はできなくなるため、無線クライアント数が51台以上接続する環境では利用しないでください。
隣接AP検出近くに設置されている無線APの検出を行う場合は「有効」、行わない場合は「無効」を選択します。デフォルトは「無効」です。検出された無線APは、「無線管理/近隣のアクセスポイント」にて確認できます。
レガシーレート通信プロトコルが「a」の場合のレート(通信速度)を設定します。デフォルトでは 54、48、36、24、18、12、9、6が選択されています。緑色でハイライトされている通信速度が対象になります。デフォルトは「all」です。
MU MIMOMU-MIMOを使用する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択します。
MU-MIMOは複数の無線クライアントの同時通信が可能になります。デフォルトは「無効」です。
Note
無線クライアントの接続場所によって、MU-MIMO によるスループットの効果が得られない場合があります。無線アクセスポイントを見通せる接続場所に変えてみることで改善される場合があります。
Note
MU-MIMO対応の無線クライアントが一定期間低レートでの通信を続けている場合、MU-MIMOグループが解除され、MU-MIMOでの通信ができなくなります。MU-MIMOグループを解除された無線クライアントは無線の再接続が行われるまでMU-MIMOでの通信ができません。
Note
UL MU-MIMOは無線1では使用できません。UL MU-MIMOは無線2かつ使用帯域幅が20MHzの際に使用できます
OFDMAOFDMA を使用する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択します。「有効」にすると、複数の無線クライアントへの同時送信や複数の無線クライアントからの同時受信が可能になります。デフォルトは「無効」です。
Note
OFDMAはショートパケットを多用する環境においてチャンネル利用効率を向上させますが、ロングパケットを中心とする通常の利用条件ではオーバーヘッドの影響によりスループットを低下させる場合があります。
RTSしきい値aによる通信において、RTS(送信要求)パケットを送信するか否かを決定するためのパケットサイズです。サイズを設定すると、送信しようとしているパケットがこのサイズよりも大きな場合に、パケットの送信前にRTSパケットを送信します。0~2347の数値で設定します。デフォルトは「2347」です。 RTSしきい値を低く設定すると、頻繁にRTSパケットが送信されます。これは、より多くの無線帯域を消費し、スループットを下げますが、通信トラフィックが多いとか、干渉を受けているネットワークにおいては、コリジョンや干渉が改善されることがあります。
Note
n、ac、axによる通信では、設定値に関係なくパケットの送信前にRTSパケットを送信します。
Zero Wait DFSZero Wait DFS機能を「有効」にすると、気象レーダーと見なされる波形を検知した際に変更するチャンネル候補のチャンネルを常時監視しレーダー検知時に即座にチャンネル候補のチャンネルへと切り替えます。デフォルトは「無効」です。
マルチキャスト送信レート本製品のマルチキャスト・ブロードキャスト送信レート(6Mbps、12Mbps、24Mbps)を選択します。デフォルトは「6Mbps」です。


無線2-VAP欄

バーチャルアクセスポイント(VAP)は、本製品上に仮想的なアクセスポイントを作り出す機能です。VAPとVLANを組み合わせることにより、1台の本製品をあたかも複数の無線APが存在するかのように動作させることができます。VAPは16個まで設定できます。

Note
VAPの同時使用数は5個以内を推奨します。

項目名説明
VAP各VAPの設定状況が表示されます。VAPが有効の場合は緑色、無効の場合は灰色のアイコンで表示されます。
Note
VAP0は常に有効で設定変更はできません。
SSIDVAPに設定されているSSIDが表示されます。

VAPのデフォルトSSID

VAP番号SSID
VAP 0allied5-1
VAP 1~15Virtual Access Point1~15

説明VAPに設定されている説明が表示されます。
セキュリティーVAPに設定されているセキュリティーが表示されます。
送信、受信送受信パケット数、またはバイト数が表示されます。
「バケット数」切り替えボタン 送信、受信に表示させるデータを選択するボタンです。
QRコードアイコン無線の無線通信状態、VAPのステータスが有効の場合に表示されるアイコンです。アイコンをクリックすると、無線設定の情報が含まれるQRコードが作成されます。


VAP 編集-基本設定

各VAP欄の右端の「編集」ボタンをクリックするとポップアップ表示されます。


項目名説明
WDSモード(VAP0のみ)WDSの親機・子機の選択を行えます。WDSの親機に設定する場合は「親機」、子機に設定する場合は「子機」を選択します。デフォルトは「無効」です。
Note
「親機」または「子機」を設定した場合、VAP1~15の使用はできません。
SSID(VAP0)該当のVAPが使用するSSID(ネットワーク名)を入力します。1~32文字の半角英数記号で入力します。デフォルトは「allied5-1」です。
SSID(VAP1~15)該当のVAPが使用するSSID(ネットワーク名)を入力します。1~32文字の半角英数記号で入力します。デフォルトは「Virtual Access Point X」です(XはVAPの番号)。
説明(オプション)VAPの説明を入力します。デフォルトは空欄です。
セキュリティー「なし」、「スタティックWEP」、「WPAパーソナル」、「WPAエンタープライズ」から選択します。 デフォルトは「なし」です。
Note
スタティックWEPは、無線1、無線2のVAP0、無線編集-基本設定のモード欄にて、無線1の場合は「b/g」、無線2の場合は「a」を選択している場合のみ設定適用できます。
セキュリティーで「スタティックWEP」を選択すると表示される項目:
認証方式スタティックWEPの認証方式(オープンシステム、共有キー)を選択します。セキュリティー対策のためには、オープンシステムを設定することをおすすめします。デフォルトは「オープンシステム」です。

認証方式説明
オープンシステム無線クライアントが正しいWEPキーを持っているか否かに関係なく、任意の無線クライアントの接続を許可します。しかしながら、無線クライアントは接続を許可されただけであり、無線APとトラフィックの交換を行うためには、正しいWEPキーを使用してデータを暗号化、復号化しなければなりません。
共有キー無線クライアントが無線APに接続する際に、正しいWEPキーを要求します。無線クライアントが誤ったWEPキーを持っている場合、無線APに接続できません。

キーの長さWEPキーの強度を選択します。デフォルトは「128ビット」です。

64ビット
 16進数では、10桁のWEPキーを直接入力します。
 ASCIIでは、5文字の半角英数記号を入力し、WEPキーを自動で生成します。
128ビット
 16進数では、26桁のWEPキーを直接入力します。
 ASCIIでは、13文字の半角英数記号を入力し、WEPキーを自動で生成します。

キーのタイプWEPキーの生成方法を選択します。デフォルトは「HEX」です。

HEX
 16進数(0~9、A~F、a~f)でWEPキーを直接入力します。
 入力されるWEPキーの大文字・小文字は区別されません。
ASCII
 任意の文字列からWEPキーが自動で生成されます。
 入力されるWEPキーの大文字・小文字は区別されます。

キー指定した「キーの長さ」、「キーのタイプ」通りにWEPキーを入力します。デフォルトは「なし」です。 キー1~4の4種類のキーを登録しておくことができますが実際に通信で使用するのは1つです。また、通信を行うためには、無線クライアントでも「送信するWEPキー番号」で選択したキーと同じキーを設定する必要があります。
使用するWEPキー番号1~4のWEPキーのうち、実際に使用するキーを選択します。デフォルトは「1」です。
セキュリティーで「WPAパーソナル」を選択すると表示される項目:
キーWPAパーソナルで使用するセキュリティーキーを8~63文字の半角英数記号で入力します。大文字、小文字は区別されます。デフォルトは「空欄」です。
セキュリティーで「WPAエンタープライズ」を選択すると表示される項目:
RADIUS 認証グループWPAエンタープライズで使用する認証用RADIUSサーバーグループを選択します。デフォルトは「無効」です。
RADIUS アカウンティンググループWPAエンタープライズで使用するアカウンティング用RADIUSサーバーグループを選択します。デフォルトは「無効」です。
「拡張設定」ボタン拡張設定画面に移動します。


VAP 編集-拡張設定 / 一般

VAP編集画面の一番下にある「拡張設定」ボタンをクリックすると表示されます。


項目名説明
SSIDを隠す無線クライアントに本製品のSSIDを表示する場合は「無効」、表示させないようにするには「有効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
VLAN IDVLAN IDが表示されます。本設定欄からの設定変更はできません。
バンドステアリグバンドステアリング機能を「有効」にすると、2.4GHz・5GHz帯の両方をサポートしている無線クライアントに対し、混雑していない帯域へ接続を促すようになり、無線の混雑を軽減します。デフォルトは「無効」です。
Note
バンドステアリング機能を使用する場合は、必ず無線1を「有効」に設定してください。無線2のみを有効にしても使用できません。
Note
無線1が無効の場合は本機能は動作しません。
Note
バンドステアリング機能は、無線1、無線2で共有の設定となります。
Note
バンドステアリングを行う無線間のVAPインターフェースの設定は、すべて同じ設定にする必要があります。異なる場合は正しく動作しません。
多重接続要求接続状態を保持している端末からの接続要求に対する処理の方法を選択します。「切断」は、切断してから接続を受け入れます。「無視」は、切断処理を行わずに通常のプロセスで接続します。デフォルトは「切断」です。
ローミング通知ローミング通知を行う場合は「有効」、行わない場合は「無効」を選択します。「有効」にすると、無線クライアントが本製品に接続したとき、本製品の管理VLANに設定されているネットワークへ通知のブロードキャストフレームが送信されます。本フレームを受信した無線APは自身の無線クライアント接続情報を更新します。デフォルトは「無効」です。
Note
本機能を使用するためには同一サブネット上の無線APで、互いに「有効」に設定されている必要があります。
プロキシARPプロキシARPを使用する場合は「有効」、使用しない場合は「無効」を選択します。「有効」を選択すると、無線APに接続されている無線クライアントのIPアドレス宛てのARP要求に代理応答し無線VAPからは送信しません。無線APに接続されていない無線クライアント宛てのARP要求は破棄し、無線VAPから送信されません。 「無効」を選択するとプロキシARPを使用しません。すべてのARP要求は無線VAPから送信されます。デフォルトは「無効」です。
DTIM間隔DTIM間隔を1~5のいずれかの数値で指定します。DTIM間隔の数値を大きくすることにより省電力の効果が大きくなりますが、応答が遅くなります。数値を小さくすると省電力の効果が小さくなりますが、応答が早くなります。デフォルトは「1」です。
無応答端末切断タイマー無線APに対し通知が行われずにいなくなった無線クライアントを切断するまでの時間を指定します。30~3600(秒)の範囲で指定できます。デフォルトは「300」です。
BSS移行管理WPAエンタープライズで使用するアカウンティング用RADIUSサーバーグループを選択します。デフォルトは「無効」です。
クライアント隔離同一のバーチャルアクセスポイント(VAP)に接続している無線クライアント同士の通信を許可する場合は「無効」、通信を許可しない場合は「有効(VAP)」を選択します。デフォルトは「無効」です。
Note
WDSとの併用はできません。
Note
「クライアント隔離」を「有効」にすると、例えば公共の無線APとして運用する際、同時に接続しているユーザー間のセキュリティーを確保することができます。
「基本設定」ボタン基本設定画面に移動します。

VAP 編集-拡張設定 / セキュリティー

各VAP欄の右端の「編集」ボタンをクリックするとポップアップ表示されます。

基本設定のセキュリティーで「スタティックWEP」を選択した場合


項目名説明
Web認証Web認証を行う場合に設定を行います。「無効」、「RADIUSサーバー」、「クリックスルー」、「外部ページリダイレクト」から選択します。
「RADIUSサーバー」は本製品のローカルRADIUSサーバーを利用して認証を行います。
「クリックスルー」は利用規約のページが表示され、ページ内のボタンをクリックすることにより、認証後リダイレクトで設定したページが表示されます。
「外部ページリダイレクト」はSNSなどの第三者機関のWeb認証を使用して接続できるようになります。
MAC認証MAC認証を行う場合に設定を行います。「無効」、「radius」、「MACフィルター」、「MACフィルター + 外部RADIUS」、「AMFアプリケーションプロキシー」から選択します。
「radius」は本製品のローカルRADIUSサーバーを利用して認証を行います。
「MACフィルター」は無線管理/一般で登録したMACフィルターを利用して認証を行います。
「MACフィルター + 外部RADIUS」は無線管理/一般で登録したMACフィルターとRADIUSサーバーを利用して認証を行います。初めに本製品のMACフィルターを参照し接続可能か否かの判断を行い、接続不可となった場合にRADIUSで認証を試み認証が通ると接続できます。初めに本製品のMACアドレスで接続可能となった場合はRADIUSの認証が不可でも接続できます。
「AMFアプリケーションプロキシー」は弊社のAMF-SECurityコントローラー AT-SecureEnterpriseSDN Controller(AT-SESC)やAMF Security miniのホワイトリスト、ブラックリストに照会し認証を行います。
「基本設定」ボタン基本設定画面に移動します。

基本設定のセキュリティーで「WPAパーソナル」を選択した場合


項目名説明
ブロードキャストキー更新間隔VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔を設定します。0~86400(秒)が入力できます。「0」は、キーを更新しません。デフォルトは「0」です。
WPAバージョン使用するWPAバージョンを選択します(WPAとWPA2、WPA2のみ、WPA2とWPA3、WPA3のみの選択が可能)。緑色でハイライトされているWPAバージョンが対象になります。デフォルトは「WPA2」です。
  • WPAとWPA2が混在する環境では、「WPAとWPA2」を選択します。無線ネットワークから見たセキュリティーは、WPAと同じレベルになります。
  • WPA2とWPA3が混在する環境では、「WPA2とWPA3」を選択します。無線ネットワークから見たセキュリティーは、WPA2と同じレベルになります。
  • WPA2のみの環境では「WPA2」を選択します。
  • WPA3のみの環境では「WPA3」を選択します。
暗号化プロトコル暗号化プロトコルはWPAバージョンの設定により紐づいて設定されます。
WPAバージョン暗号化プロトコル
WPAとWPA2TKIP、CCMP
WPA2CCMP
WPA2とWPA3CCMP
WPA3CCMP
Web認証Web認証を行う場合に設定を行います。「無効」、「RADIUSサーバー」、「クリックスルー」、「外部ページリダイレクト」から選択します。
「RADIUSサーバー」は本製品のローカルRADIUSサーバーを利用して認証を行います。
「クリックスルー」は利用規約のページが表示され、ページ内のボタンをクリックすることにより、認証後リダイレクトで設定したページが表示されます。
「外部ページリダイレクト」はSNSなどの第三者機関のWeb認証を使用して接続できるようになります。
MAC認証MAC認証を行う場合に設定を行います。「無効」、「radius」、「MACフィルター」、「MACフィルター + 外部RADIUS」、「AMFアプリケーションプロキシー」から選択します。
「radius」は本製品のローカルRADIUSサーバーを利用して認証を行います。
「MACフィルター」は無線管理/一般で登録したMACフィルターを利用して認証を行います。
「MACフィルター + 外部RADIUS」は無線管理/一般で登録したMACフィルターとRADIUSサーバーを利用して認証を行います。初めに本製品のMACフィルターを参照し接続可能か否かの判断を行い、接続不可となった場合にRADIUSで認証を試み認証が通ると接続できます。初めに本製品のMACアドレスで接続可能となった場合はRADIUSの認証が不可でも接続できます。
「AMFアプリケーションプロキシー」は弊社のAMF-SECurityコントローラー AT-SecureEnterpriseSDN Controller(AT-SESC)やAMF Security miniのホワイトリスト、ブラックリストに照会し認証を行います。
管理フレーム保護無線クライアントがMFPに対応している場合、IEEE 802.11管理フレームを保護することが可能です。WPAバージョンで「WPA2」以外を選択している場合は設定があらかじめ決められています。
Note
WDS設定時は強制的に「無効」に設定されます。
WPAバージョンIEEE 802.11w (MFP)
WPAとWPA2無効
WPA2無効、有効(利用可能)
WPA2とWPA3有効(利用可能)
WPA3有効(必須)
「基本設定」ボタン基本設定画面に移動します。

基本設定のセキュリティーで「WPAエンタープライズ」を選択した場合


項目名説明
ブロードキャストキー更新間隔VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔を設定します。0~86400(秒)が入力できます。「0」は、キーを更新しません。デフォルトは「0」です。
ダイナミックVLAN「有効」にすると、無線APでダイナミックVLANを有効にします。デフォルトは「無効」です。
事前認証「有効」にすると、無線クライアントが現在使用している無線APから、ローミング先となる無線APに事前認証情報を中継します。これにより、無線クライアントのローミング時における認証がスピードアップされます。デフォルトは「有効」です。
セッションキー更新間隔VAPに接続している無線クライアントに送信するセッションキーの更新間隔を設定します。0~86400(秒)が入力できます。「0」は、キーを更新しません。デフォルトは「0」です。
セッションキー更新時の動作セッションキーの更新時に無線クライアントとの接続を切断する場合は「切断」、再認証を行う場合は「再認証」を選択します。デフォルトは「再認証」です。
WPAバージョン使用するWPAバージョンを選択します(WPAとWPA2、WPA2のみ、WPA2とWPA3、WPA3のみの選択が可能)。緑色でハイライトされているWPAバージョンが対象になります。デフォルトは「WPA2」です。
  • WPAとWPA2が混在する環境では、「WPAとWPA2」を選択します。無線ネットワークから見たセキュリティーは、WPAと同じレベルになります。
  • WPA2のみの環境では「WPA2」を選択します。
  • WPA2とWPA3が混在する環境では、「WPA2とWPA3」を選択します。無線ネットワークから見たセキュリティーは、WPA2と同じレベルになります。
  • WPA3のみの環境では「WPA3」を選択します。
暗号化プロトコル暗号化プロトコルはWPAバージョンの設定により紐づいて設定されます。
WPAバージョン暗号化プロトコル
WPAとWPA2TKIP、CCMP
WPA2CCMP
WPA2とWPA3CCMP
WPA3GCMP
Web認証Web認証を行う場合に設定を行います。「無効」、「RADIUSサーバー」、「クリックスルー」、「外部ページリダイレクト」から選択します。
「RADIUSサーバー」は本製品のローカルRADIUSサーバーを利用して認証を行います。
「クリックスルー」は利用規約のページが表示され、ページ内のボタンをクリックすることにより、認証後リダイレクトで設定したページが表示されます。
「外部ページリダイレクト」はSNSなどの第三者機関のWeb認証を使用して接続できるようになります。
MAC認証MAC認証を行う場合に設定を行います。「無効」、「radius」、「MACフィルター」、「MACフィルター + 外部RADIUS」、「AMFアプリケーションプロキシー」から選択します。
「radius」は本製品のローカルRADIUSサーバーを利用して認証を行います。
「MACフィルター」は無線管理/一般で登録したMACフィルターを利用して認証を行います。
「MACフィルター + 外部RADIUS」は無線管理/一般で登録したMACフィルターとRADIUSサーバーを利用して認証を行います。初めに本製品のMACフィルターを参照し接続可能か否かの判断を行い、接続不可となった場合にRADIUSで認証を試み認証が通ると接続できます。初めに本製品のMACアドレスで接続可能となった場合はRADIUSの認証が不可でも接続できます。
「AMFアプリケーションプロキシー」は弊社のAMF-SECurityコントローラー AT-SecureEnterpriseSDN Controller(AT-SESC)やAMF Security miniのホワイトリスト、ブラックリストに照会し認証を行います。
「基本設定」ボタン基本設定画面に移動します。

Web認証 / RADIUSサーバー

項目名説明
RADIUS アカウンティング「有効」にすると、ユーザーを認証したRADIUSサーバーを使用して、ユーザーがセッション中に使用したリソース(使用時間など)を記録することができます。また、RADIUSが提供する機能なども使用することができます。デフォルトは「無効」です。
認証ページプロキシ認証ページ(Webサーバー)を使用する場合は「有効」を選択し、「ベースURL」欄にアドレスを入力します。無線AP本体の認証ページを使用する場合は「無効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
認証ページプロキシが「有効」のとき、無線APは任意のWebサーバー上のWeb認証用のページを取得し、Web認証を行います。
任意のWebサーバー上では下記のWeb認証用のページを準備する必要があります。
Note
HTML/CSSの書き方や書式、編集後の問題に関してはサポート対象外となります。あらかじめご了承ください。
Note
CSSファイルや画像ファイルを使用できますが、HTML内で相対パスでの指定が必須となります。

  • ログインページのHTMLファイル作成方法は本表下に記載の「認証ページプロキシでのログインページのHTMLファイル作成方法:」を参照ください。
  • ログインページのアドレス:
    [ベースURL]/radius_login.html
  • ログイン失敗ページのアドレス:
    [ベースURL]/radius_login_fail.html
  • ログイン失敗ページのHTMLファイル作成:
    HTMLファイル名は「radius_login_fail.html」にします。
    ログインページのHTMLファイル作成と同じ要件を満たすログイン失敗用フォームを作成する必要があります。
  • ログイン成功ページのアドレス:
    [ベースURL]/welcome.html
  • ログイン成功ページのHTMLファイル作成:
    HTMLファイル名は「welcome.html」にします。
    ログイン成功ページの要件はありません。
認証後リダイレクトWeb認証に成功した後に表示するページを指定します。デフォルトは「無効」です。
  • セッション維持:認証前にWebブラウザーでアクセスしようとしたページが表示されます。
  • 固定URL:別途、Web認証に成功した後に表示するURLを指定します。
  • 無効:ログイン成功ページが表示されます。
セッションタイムアウト間隔認証済み無線クライアントとのセッションを切断または再認証するまでの時間(秒)を指定します。0~86400(秒)が入力できます。デフォルトは「3600」です。
セッションタイムアウト時の動作セッションタイムアウト時に無線クライアントとの接続を切る場合は「切断」、再認証を行う場合は「再認証」を選択します。デフォルトは「再認証」です。
ウォールドガーデンウォールドガーデン機能はWeb認証が完了する前のユーザーや未認証のユーザーに対して閲覧可能なページを指定できる機能です。指定したページ以外を閲覧しようとした場合にはWeb認証ページが再度表示されます。
設定欄右端のアイコンをクリックし「エントリーを追加」リンクをクリックすると入力欄が表示されます。FQDNアドレス、IPv4アドレス、IPv4アドレス/マスクの3通りで指定でき、最大50件まで登録できます。
FQDNアドレスではホスト名(ホスト上のパスは含めない)にワイルドカードを使用することができます(例:*.example.com、example.*.com、example.*)。デフォルトは未設定です。
ウォールドガーデン用DNSプロキシDNSプロキシを使用する際は「有効」、使用しない場合は「無効」を選択します。 「有効」を選択すると、ウォールドガーデン機能使用時に無線APに接続されている無線クライアントからのDNS問合せや無線クライアントへのDNS応答を代理で行います。
また「有効」を選択することでDNSラウンドロビンに対応することができます。デフォルトは「無効」です。
Note
ウォールドガーデンでワイルドカードを使用したアドレスを含めて設定を適用を行った場合、本設定は自動で「有効」となります。
Note
ウォールドガーデンでワイルドカードを使用したアドレスを除いて設定適用を行った場合は、本設定は自動で「無効」にはなりません。

認証ページプロキシでのログインページのHTMLファイル作成方法:

HTMLファイル名は「radius_login.html」にし、以下の要件を満たすログイン用のフォームを作成する必要があります。
記載例
<html>
<head>
<title>Web Authentication Page</title>
</head>
<form method="post">
ユーザー名:<input type="text" name="userid"><br>
パスワード:<input type="password" name="password"><br>
<input type="submit" value="Connect"></input>
</form>
</html>

Web認証 / クリックスルー

項目名説明
認証ページプロキシ認証ページプロキシが「有効」のとき、無線APは任意のWebサーバー上のWeb認証用のページを取得し、Web認証を行います。
任意のWebサーバー上では下記のようなWeb認証用のページを準備する必要があります。
Note
HTML/CSSの書き方や書式、編集後の問題に関してはサポート対象外となります。あらかじめご了承ください。
Note
SSファイルや画像ファイルを使用できますが、HTML内で相対パスでの指定が必須となります。
  • ログインページのHTMLファイル作成方法は本表下に記載の「認証ページプロキシでのログインページのHTMLファイル作成方法:」を参照ください。
  • ログインページのアドレス:
    [ベースURL]/click_through_login.html
  • ログイン成功ページのアドレス:
    [ベースURL]/welcome.html
  • ログイン成功ページのHTMLファイル作成:
    HTMLファイル名は「welcome.html」にします。
    ログイン成功ページの要件はありません。
認証後リダイレクトWeb認証に成功した後に表示するページを指定します。デフォルトは「無効」です。
  • セッション維持:認証前にWebブラウザーでアクセスしようとしたページが表示されます。
  • 固定URL:別途、Web認証に成功した後に表示するURLを指定します。
  • 無効:ログイン成功ページが表示されます。
セッションタイムアウト間隔認証済み無線クライアントとのセッションを切断または再認証するまでの時間(秒)を指定します。0~86400(秒)が入力できます。デフォルトは「3600」です。
セッションタイムアウト時の動作セッションタイムアウト時に無線クライアントとの接続を切る場合は「切断」、再認証を行う場合は「再認証」を選択します。デフォルトは「再認証」です。
ウォールドガーデンウォールドガーデン機能はWeb認証が完了する前のユーザーや未認証のユーザーに対して閲覧可能なページを指定できる機能です。指定したページ以外を閲覧しようとした場合にはWeb認証ページが再度表示されます。
設定欄右端のアイコンをクリックし「エントリーを追加」リンクをクリックすると入力欄が表示されます。FQDNアドレス、IPv4アドレス、IPv4アドレス/マスクの3通りで指定でき、最大50件まで登録できます。
FQDNアドレスではホスト名(ホスト上のパスは含めない)にワイルドカードを使用することができます(例:*.example.com、example.*.com、example.*)。デフォルトは未設定です。
ウォールドガーデン用DNSプロキシDNSプロキシを使用する際は「有効」、使用しない場合は「無効」を選択します。 「有効」を選択すると、ウォールドガーデン機能使用時に無線APに接続されている無線クライアントからのDNS問合せや無線クライアントへのDNS応答を代理で行います。
また「有効」を選択することでDNSラウンドロビンに対応することができます。デフォルトは「無効」です。
Note
ウォールドガーデンでワイルドカードを使用したアドレスを含めて設定を適用を行った場合、本設定は自動で「有効」となります。
Note
ウォールドガーデンでワイルドカードを使用したアドレスを除いて設定適用を行った場合は、本設定は自動で「無効」にはなりません。

認証ページプロキシでのログインページのHTMLファイル作成方法:

HTMLファイル名は「click_through_login.html」にし、以下の要件を満たすログイン用のフォームを作成する必要があります。
記載例
<html>
<head>
<title>Terms of Service</title>
</head>
<form method="post">
<input type="submit" value="Agree"></input>
</form>
</html>

Web認証 / 外部ページリダイレクト

項目名説明
外部ページURLリダイレクトさせるURLを1~128文字の半角英数記号で入力します。デフォルトは空欄です。
RADIUSサーバーRADIUSサーバーを選択します。
RADIUSアカウンティング「有効」にすると、ユーザーを認証したRADIUSサーバーを使用して、ユーザーがセッション中に使用したリソース(使用時間など)を記録することができます。また、RADIUSが提供する機能なども使用することができます。デフォルトは「無効」です。
認証後リダイレクトWeb認証に成功した後に表示するページを指定します。デフォルトは「無効」です。
  • セッション維持:認証前にWebブラウザーでアクセスしようとしたページが表示されます。
  • 固定URL:別途、Web認証に成功した後に表示するURLを指定します。
  • 無効:ログイン成功ページが表示されます。
セッションタイムアウト間隔認証済み無線クライアントとのセッションを切断または再認証するまでの時間(秒)を指定します。0~86400(秒)が入力できます。デフォルトは「3600」です。
セッションタイムアウト時の動作セッションタイムアウト時に無線クライアントとの接続を切る場合は「切断」、再認証を行う場合は「再認証」を選択します。デフォルトは「再認証」です。
ウォールドガーデンウォールドガーデン機能はWeb認証が完了する前のユーザーや未認証のユーザーに対して閲覧可能なページを指定できる機能です。指定したページ以外を閲覧しようとした場合にはWeb認証ページが再度表示されます。
設定欄右端のアイコンをクリックし「エントリーを追加」リンクをクリックすると入力欄が表示されます。FQDNアドレス、IPv4アドレス、IPv4アドレス/マスクの3通りで指定でき、最大50件まで登録できます。
FQDNアドレスではホスト名(ホスト上のパスは含めない)にワイルドカードを使用することができます(例:*.example.com、example.*.com、example.*)。デフォルトは未設定です。
ウォールドガーデン用DNSプロキシDNSプロキシを使用する際は「有効」、使用しない場合は「無効」を選択します。 「有効」を選択すると、ウォールドガーデン機能使用時に無線APに接続されている無線クライアントからのDNS問合せや無線クライアントへのDNS応答を代理で行います。
また「有効」を選択することでDNSラウンドロビンに対応することができます。デフォルトは「無効」です。
Note
ウォールドガーデンでワイルドカードを使用したアドレスを含めて設定を適用を行った場合、本設定は自動で「有効」となります。
Note
ウォールドガーデンでワイルドカードを使用したアドレスを除いて設定適用を行った場合は、本設定は自動で「無効」にはなりません。

MAC認証 / radius

項目名説明
RADIUS アカウンティング 「有効」にすると、ユーザーを認証したRADIUSサーバーを使用して、ユーザーがセッション中に使用したリソース(使用時間など)を記録することができます。また、RADIUSが提供する機能なども使用することができます。デフォルトは「無効」です。
認証ページプロキシ 認証ページ(Webサーバー)を使用する場合は「有効」を選択し、「ベースURL」欄にアドレスを入力します。無線AP本体の認証ページを使用する場合は「無効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
認証ページプロキシが「有効」のとき、無線APは任意のWebサーバー上のWeb認証用のページを取得し、Web認証を行います。
任意のWebサーバー上では下記のWeb認証用のページを準備する必要があります。
認証後リダイレクトWeb認証に成功した後に表示するページを指定します。デフォルトは「無効」です。
  • セッション維持:認証前にWebブラウザーでアクセスしようとしたページが表示されます。
  • 固定URL:別途、Web認証に成功した後に表示するURLを指定します。
  • 無効:ログイン成功ページが表示されます。

MAC認証 / MACフィルター + 外部RADIUS

項目名説明
RADIUSサーバー認証に使用するRADIUSサーバーを選択します。デフォルトは「radius」です。
MAC認証 ユーザー名 区切り文字MACベース認証のRADIUS属性の区切り文字を「ハイフン」、「コロン」、「無し」の中から選択します。デフォルトは「ハイフン」です。 例)ハイフン:ab-cd-ef-01-23-45、コロン:ab:cd:ef:01:23:45、無し:abcdef123456
MAC認証 ユーザー名 文字MACベース認証のRADIUS属性を「大文字」にするか「小文字」にするかを選択します。デフォルトは「小文字」です。
MAC認証 パスワードMACベース認証のRADIUS User-Password属性を「固定」にするか、「ユーザー名」と同一の文字列にするかを選択します。デフォルトは「ユーザー名」です。
パスワードMAC認証 パスワード欄で「固定」選択時のみ表示。MACベース認証のUser-Password Formatの固定パスワードを64文字までの半角英数記号で入力します。デフォルトは空欄です。

MAC認証 / AMFアプリケーションプロキシー

項目名説明
AMFアプリケーションプロキシーサーバー認証に使用するAMFアプリケーションプロキシーサーバーを選択します。デフォルトは「未選択」です。
クリティカルモードクリティカルモードの設定を、「有効」、「無効」から選択します。デフォルトは「無効」です。 「有効」に設定すると、AMFアプリケーションプロキシーサーバーとの接続が失われた場合に、新しい無線クライアントの接続要求をすべて許可します。「無効」に設定すると、新しい無線クライアントの接続要求をすべて拒否します。既に接続していた無線クライアントはそのまま通信できます。

VAP 編集-拡張設定 / 高速ローミング

VAP編集画面の一番下にある「拡張設定」ボタンをクリックすると表示されます。


Note
高速ローミングの機能は「セキュリティー」のモードが「WPAパーソナル」、「WPAエンタープライズ」のときのみ設定可能となります。「セキュリティー」タブのモードが「無し」のときは高速ローミングの機能はすべて「無効」となります。

項目名説明
高速移行IEEE 802.11r による高速移行(高速ローミング)の有効/無効を選択します。デフォルトは「無効」です。
分散システム分散システム(DS)を介した認証要求の有効/無効を選択します。デフォルトは「無効」です。
モビリティドメイン高速移行を行う無線APのモビリティドメインを指定します。デフォルトは「a1b2」です。
PMK-R0キー保持時間PMK-R0の保持時間を指定します。デフォルトは「10000」です。
AESキー無線AP間でPMK-R1をやり取りするときの暗号化に用いるAESキーを指定します。デフォルトは空欄です。
無線リソース管理IEEE 802.11k RRM(無線リソース管理)の有効/無効を選択します。デフォルトは「無効」です。
無線ネットワーク管理IEEE 802.11v WNM(無線ネットワーク管理)の有効/無効を選択します。デフォルトは「無効」です。
Note
AESキーは高速移行が有効な場合に必須となります。また、無線リソース管理または無線ネットワーク管理が有効で、高速移行が無効な場合でも必須となります。

QRコードアイコン

無線設定の情報が含まれるQRコードが作成されます。「ダウンロード」ボタンをクリックすることにより画像データとして保存でき、スマートフォンやタブレットなどの無線クライアントからQRコードを読み込むことにより簡単に無線APに接続でき、Wi-Fi環境で使用することができます。

Note
無線の無線通信状態、VAPのステータスが有効の場合に表示されます。
Note
QRコードは下記のセキュリティー設定でのみ作成可能です。その他の組み合わせでは作成されないのでご注意ください。

クライアント

本製品に接続している無線クライアントの各種情報の確認が行えます。


項目名説明
検索ボックス「有効」にすると、ユーザーを認証したRADIUSサーバーを使用して、ユーザーがセッション中に使用したリソース(使用時間など)を記録することができます。
接続クライアント数接続している無線クライアントの合計数が表示されます。
最終更新最新更新日時が表示されます。
「表示」ボタン最新の情報に更新します。
「クライアント切断」ボタン該当のクライアントとの接続を切断します。
IPアドレス接続している無線クライアントのIPアドレスが表示されます。
MACアドレス接続しているクライアントのMACアドレスが表示されます。
SSIDどのSSIDで接続しているかが表示されます。
NetBIOS名接続しているクライアントのNetBIOS名が表示されます。NetBIOS名が取得できていない、または取得中の場合は「n/a」と表示されます。
Note
2バイト文字のNetBIOS名は表示されません。
信号強度(dBm)信号の強さが表示されます。
送信レート送信レート(Mbps)が表示されます。
受信レート受信レート(Mbps)が表示されます。
経過時間無線クライアントと接続を開始した時間からの経過時間が表示されます。

近隣のアクセスポイント

本製品の周辺に存在する無線APの確認が行えます。
本機能を使用する場合は、「無線管理」の「無線」/「拡張設定」/「隣接AP検出」を「有効」に設定します。

Note
この機能を有効にすると、現在使用しているチャンネルを周期的に停止して、他のチャンネルをスキャンします。これは、無線APのサービスのパフォーマンスを若干低下させます。この機能を使用する必要がない場合は、無効化して運用することをおすすめいたします。


項目名説明
検索ボックスリストに表示されている無線APの絞り込みを行えます。
最終更新日時最後に近隣の無線APを探索した日時が表示されます。
「表示」ボタン最新の情報に更新します。
BSSID検出した無線APのBSSIDが表示されます。
SSID検出した無線APのネットワーク名(SSID)が表示されます。
無線検出した無線APの無線(2.4GHzまたは5GHz)が表示されます。
チャンネル検出した無線APのチャンネルが表示されます。
信号検出した無線APの信号の強度がパーセント表示(数値が高い方が信号強度が強い)されます。
セキュリティー検出した無線APのセキュリティーの状態が表示されます。
検出日時無線APを検出した日時が表示されます。


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