[index] CentreCOM x250シリーズ コマンドリファレンス 5.5.4
モード: 特権EXECモード
カテゴリー: バーチャルシャーシスタック(VCS) / コマンド
# remote-login <1-8>
コンソールから、指定したスタックメンバーIDを持つメンバーにログインする。
通常、VCSグループのいずれかのスイッチにログインを試みた場合、自動的にマスターにログインする。本コマンドを実行することで、指定されたIDを持つ任意のメンバーにログインし、情報を閲覧することができる。
<1-8> |
スタックメンバーID。存在しないIDを指定した場合はエラーになる |
■ ID=2のメンバーにログインする。
awplus# remote-login 2 ↓ Type 'exit' to return to awplus. AlliedWare Plus (TM) 5.5.4 xx/xx/xx xx:xx:xx awplus-2> enable ↓ awplus-2# dir *.cfg ↓ 1595 -rw- Feb 12 2013 14:52:01 flash:/test.cfg : : : :
■ 本コマンドでバックアップメンバーにログインする場合、マスターにログインしたときのユーザーを利用してログイン処理が行われる。またこのときのユーザー認証にはローカルのユーザー認証データベースのみが使用される。
そのため、CLIログイン認証にRADIUSサーバーやTACACS+サーバーを利用しており、ユーザー情報がこれらのサーバーにのみ存在する場合は、本コマンドでバックアップメンバーにログインすることはできない。
本仕様はログイン認証順序の設定に関係なく適用される。
たとえば、CLIログイン認証をRADIUSサーバー、ユーザー認証データベースの順に行うよう設定している場合(aaa authentication login default group radius local
)でも、そもそもRADIUSサーバーによる認証自体が行われないため、ログインは失敗となる。
本仕様を回避するには、ログイン用のユーザーをローカルのユーザー認証データベースに登録すること。
show stack(非特権EXECモード)
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