[index] AT-AR3050S/AT-AR4050S/AT-AR4050S-5G コマンドリファレンス 5.5.4
NoteCLIにおける制限事項は、基本的にすべてWeb GUIでの操作にも該当します。Web GUI上で各種機能の設定を行うときは、該当機能の解説編・コマンド編に記載の制限事項をご参照ください(全角文字および半角カナも入力できません)。
NoteWeb GUIの画面、メニュー構成、機能などは、製品機種やファームウェア、GUIファイルのバージョンによって異なる可能性があります。
本マニュアルは、GUIバージョン2.18.0をもとに記述しています。
NoteWeb GUIの画面を開いた状態で長期間操作をしない状態が続くと、画面表示が正しく行われなくなることがあります。その場合はいったんログアウトし、再ログインしてください。
Noteファームウェアバージョン5.4.9-0.1以降では、ネットワークマップ(トポロジーマップ)を利用する目的に限り、AT-AR3050Sでも下記のAMFマスター用コマンドを実行可能です。
本解説編では、便宜上これらのコマンドを設定したAT-AR3050Sも「AMFマスター」という言葉で表しますが、AT-AR3050Sは通常のAMFマスターとしての動作はサポートしておりませんのでご注意ください。
また、これらの製品でトポロジーマップを利用するために必要なAMFネットワーク設定については、「設定例集」/「ネットワークマップ」をご参照ください。
Note無線LANコントローラー機能の管理下にないAPであっても、AMFゲストノードとして認識されている場合はノードリストに表示されますが、管理下にないAPをヒートマップに配置することはサポート対象外です。
NoteSNMP/ARPノードの表示可能な台数は、合わせて30台までです。
Noteネットワークマップ関連の設定情報は、内蔵フラッシュメモリーのルートディレクトリー直下に自動作成される gui-userdata ディレクトリーに保存されます。このディレクトリーを削除したり、内容を手動で変更したりしないようご注意ください。
Notegui-userdata ディレクトリーをバックアップする際はAMFのバックアップ機能をご利用ください。マップ情報の復元はAMFオートリカバリーを用いた場合のみサポートで、外部メディア等から手動で gui-userdata ディレクトリーを再配置することはサポート対象外です。
NoteAMF機能を利用していない場合には、機器交換に備えてあらかじめ画像データを用意し、再配置しなおすための画面キャプチャ等を取得しておいてください。
Noteヒートマップ一覧の削除ボタンをクリックした場合は、確認なしに削除されますのでご注意ください。
ノード | トポロジーマップ上に表示されている全てのノード |
管理 | AMFマスターおよびメンバーや無線LANコントローラーとして管理されているノード |
異常 | 無線LANコントローラー上でのステータスが「管理失敗」、もしくは、ARPノードのステータスが「Down」となっているノード |
管理外 | AMFゲストノード、SNMPノード、ARPノード、もしくは、AWCの管理状態が「探索中」となっているノード |
トラップ | AMFマスターが受信したトラップ数 |
Noteトポロジーマップ上に表示されているノード数と状態はノード名を表すラベルの色と連動しています。
Note「管理」、「異常」、「管理外」はノード数が0の場合表示されません。
NoteAMFメンバーのノード情報のIPアドレスは、AMFマスターのARPテーブルに登録されている場合に表示されます。
NoteTCPポート80番(http)を指定して開くため、機器側が異なるポート番号を使用している場合、Webブラウザーのアドレスバーに直接対応するURLを入力してください。
ノード名を表すラベルの色は各ノードの状態を示しています。それぞれの色の意味は下記のとおりです。
NODENAME | 緑 | AMFノードとして管理されている、あるいは、無線LANコントローラーで管理されているノード。
また、Web GUI(ネットワークマップ)を実行している製品はAMFや無線LANコントローラー機能の有効・無効と関係なく常に緑で表示される。 アイコンの左上には配下の接続ノード数が表示される。水色の背景 5 は配下のノードアイコンを集約していることを、灰色の背景 は配下のノードアイコンを展開していることを示す。集約・展開表示については「ノードアイコンの集約・展開表示」を参照。 さらに、AMFマスターとして動作している場合はアイコンの右上にMが表示される |
NODENAME | 青 | AMFゲストノード、SNMPノードまたはARPノードとして管理されているノード |
NODENAME | 橙 | AMFリカバリー中もしくはAPを探索中のノード |
NODENAME | 赤 | 無線LANコントローラー上でのステータスが「管理失敗」、もしくは、ARPノードのステータスが「Down」となっているノード |
また、ノード間を接続するリンクの色およびリンク上に表示されるアイコンは次の意味を持ちます。
黒 | AMFリンク、AMF仮想リンク、AMFゲストリンクで管理されたリンク | |
緑 | AMFクロスリンクで管理されたリンク | |
![]() | アイコン | AMFクロスリンクのステータスがBlockingになっている箇所を示す |
灰 | 無線LANコントローラーのみで管理されたリンクもしくはARPノードとして検出されたリンク |
NoteAMFリンクのポートステータスがBlockingの場合、実線は表示されません。
NoteAMFクロスリンクのステータスがBlockingの場合、該当箇所にBlockingを示す赤いアイコンが表示されます。
ALL | 全てのノードを表示 |
AMF Master | AMFマスターを表示 |
AMF Member | AMFメンバーを表示 |
AMF Guest | AMFゲストノードを表示 |
AMF SNMP | SNMP探索機能で検出されたARPノードを表示 |
AMF Guest AWC | AMFゲストノードかつ無線LANコントローラーで管理されているノードを表示 |
AWC | 無線LANコントローラーで管理されているノードを表示 |
ARP | SNMP探索機能で検出されたARPノードを表示 |
Note該当ノードがAMFゲストノードかつ無線LANコントローラーで管理されている場合、ノードリストの種類(Type)にはAWCと表示されます。
Noteノードの種類が「AWC」かつCLIから設定を行っている場合、descriptionコマンドが設定されていないAPは名称が表示されません。また、ラベルも表示されません。
Noteノードリスト上のフィルターの「AMF Guest」および「AWC」にAMFゲストノードかつ無線LANコントローラーで管理されているノードは含まれません。
ノードリストのノードアイコンをクリックすると、「ノード情報」ダイアログが表示されます。
「ノード情報」ダイアログのノード情報に表示されるラベルの意味は下記の通りです。
![]() |
AMF MASTER(赤) | AMFマスター |
![]() |
AMF MEMBER(橙) | AMFメンバー |
![]() |
AMF GUEST(青) | AMFゲストノード |
![]() |
AWC(緑) | 無線LANコントローラーで管理されているノード |
![]() |
AMF SNMP(青) | SNMP探索機能で検出されたSNMPノード |
![]() |
ARP(緑) | SNMP探索機能で検出されたARPノード |
NoteAMFメンバーのIPアドレスはAMFマスターのARPテーブルに登録されている場合に表示されます。
NoteAMFマスターのIPアドレスは表示されません。
Note名称が表示されていないノード情報を表示した場合、タイトルおよびホスト名は空欄となります。「ノード名を変更する」から設定を行ってください。
NoteTCPポート80番(http)を指定して開くため、443番(https)を使いたいときや他のポートを使いたいときは開いたブラウザウィンドウのアドレスバーに書かれているURLを手で編集して接続してください。
Noteノード名は下記の基準を満たす必要があります。
- 最大文字数は64文字
- 使用可能な文字は半角英数字、半角記号 ! # $ % & ( ) - ^ \ = ~ | [ { ; ] + * } , . / < > _
Noteノードアイコンとして使用できる画像ファイルの条件は次のとおりです。
ファイル形式:JPEG(.jpg, .jpeg)、GIF(.gif)、PNG(.png)
ファイルサイズ:最大1MB
Noteノードアイコンの自動決定は以下のルールに基づいて行われます。
なお、ユーザーが手動でノードアイコンを変更もしくはノード名を変更すると、それに応じてノードアイコンも変化します。
- AMFマスターおよびメンバーの場合 : モデル名で検出されたアイコン
- AMFゲストノードおよび無線APの場合:
1. 無線管理で設定されているアクセスポイント名で検出されたアイコン
2. APのモデル名で検出されたアイコン
3. 無線管理設定がされていない場合、ゲストノード名で検出されたアイコン
4. ゲストノードのモデル名で検出されたアイコン
5. 上記1~4に当てはまらない場合はunknown iconとなる
また、手動でノードアイコンもしくはノード名を変更した時点で、アイコン自動決定に使用された情報は上書きされます。
ただし、ノード情報内のリセットボタンを押せば、手動設定した内容はリセットされ、自動決定されたアイコンに戻ります。
NoteGUIバージョン2.10.0で、AT-TQ6702 GEN2 / AT-TQm6702 GEN2を管理し、トポロジーマップを保存している状態で、GUIバージョン2.11.0以降に更新すると、AT-TQ6702 GEN2 / AT-TQm6702 GEN2のアイコンが表示されなくなります。その際、AT-TQ6702 GEN2 / AT-TQm6702 GEN2のアイコンを手動で設定し、再度ネットワークマップを読み込むことで正常に表示されるようになります。なお、アイコンが表示されなくなった状態ではノードアイコンの自動決定は行われません。アイコンの変更についてはノードアイコンを設定(配置・変更・追加・リセット)するをご覧ください。
Note3台以上のVCS構成でも2台スタックアイコンで表示されます。
Noteノード名は、完全一致だけでなく、該当の文字列を含む場合にも、対応するノードアイコンが表示されます。
Noteノード名は大文字、小文字の区別はありません。
ノード名(タイトル) | 対応するノードアイコン |
---|---|
wireless_ap | ![]() |
wireless_node | ![]() |
Switch | ![]() |
video_camera | ![]() |
ip_camera | ![]() |
ip_dom_cam | ![]() |
tq6602 | ![]() |
tq6602gen2 tq6702gen2 |
![]() |
tq6702e | ![]() |
tq5403 | ![]() |
tq1402 | ![]() |
IE340 industrial_switch |
![]() |
Note背景画像として使用できる画像ファイルの条件は次のとおりです。
ファイル形式:JPEG(.jpg, .jpeg)、GIF(.gif)、PNG(.png)
ファイルサイズ:最大4MB
Note配下のノードアイコンを集約表示している場合、親ノードの「接続ノード数」の背景が水色になります。集約表示の設定は「トポロジーマップ表示設定」で変更できます。
Note本ダイアログの設定内容は画面を更新すると初期値に戻ります。
Note本設定はブラウザ側で保持される設定のため、F5キーやブラウザの更新ボタンによりページの更新を行った場合は初期値(5秒)に戻ります。
NoteSNMP探索機能を有効にした際に、/24以上の狭いサブネットが設定されているネットワークに対し、自動探索が動作します。そのため、事前に拒否設定を行ってください。
Note本機能はCLIでも設定可能です。詳しくはVista Manager miniによるSNMP探索機能をご覧ください。
noAuthNoPriv | 認証パスワードなし、暗号化パスワードなし |
authNoPriv | 認証パスワードあり、暗号化パスワードなし |
authPriv | 認証パスワードあり、暗号化パスワードあり |
認証プロトコル | MD5、SHAから選択します |
認証パスワード | 認証パスワードを設定します |
プライバシープロトコル | DES、AESから選択します |
プライバシーパスワード | 暗号化パスワードを設定します |
NoteひとつのAMFネットワーク内でSNMP/ARPノードは合わせて30台まで表示可能です。
NoteARPノードはAMFマスターが検出しているものしか表示されません。
Noteノードへの割り当てができなかったトラップはAMFマスターのバッジとしてまとめて表示されます。
Note「SNMPイベントリスト」ダイアログには直近30分の最大1000件までのトラップ情報が表示されます。
Note保存をしない状態で画面を更新すると元の位置に戻ります。
Note灰色のリンクで接続されているノード(AWCノードとARPノード)の下には配置することができません。
Noteドラッグ&ドロップするごとに接続情報は保存されます。ドラッグ&ドロップ後にアイコンを移動した場合は、ノードの位置情報を保存してください。
Note親ノードがトポロジーマップ上から消えた場合は、移動する前の場所に置き換えられます。
Noteトポロジーマップのノードアイコンの配置場所を保存した状態で新規にノードアイコンが追加された場合、再度手動で新規ノードアイコンを移動し、配置場所を保存してください。
Noteトポロジーマップ上のノードアイコンをすべて集約した状態での保存はサポート対象外です。
Note到達範囲と強度の表示はAPの無線送信出力設定から算出される見通しでの想定到達距離にもとづきます。設置場所の状況(遮蔽、反射など)は考慮されませんので、実際の到達範囲や強度、通信状態とは異なる場合があります。
検索 | 無線APの検索(絞り込み)を行えます。 文字列を入力すると、現在の表示対象のうち、「SC Status」「モデル」「MACアドレス」のいずれかが本フィールドに入力された文字列と一致する項目だけに絞り込まれます。 絞り込みを解除するには、本フィールドを空欄にします。 注:大文字小文字を区別しますのでご注意ください。 |
SC Status | AWC-SCにおける無線APの役割をRoot、Connector、Terminatorのいずれかで表示します。 |
モデル | 機種が表示されます。 |
MACアドレス | MACアドレスが表示されます。 |
VAP Rx | 下流の無線APから受信する通信(ルートAP←コネクターAP/ターミネーターAP、または、コネクターAP←ターミネーターAP)の速度(バイト/秒)を表示します。 |
VAP Tx | 下流の無線APに送信する通信(ルートAP→コネクターAP/ターミネーターAP、または、コネクターAP→ターミネーターAP)の速度(バイト/秒)を表示します。 |
STA Rx | 上流の無線APから受信する通信(コネクターAP/ターミネーターAP←ルートAP、または、ターミネーターAP←コネクターAP)の速度(バイト/秒)を表示します。 |
STA Tx | 上流の無線APに送信する通信(コネクターAP/ターミネーターAP→ルートAP、または、ターミネーターAP→コネクターAP)の速度(バイト/秒)を表示します。 |
X APs | 表示されている無線APの総数が表示されます。 |
! # $ % & ( ) - ^ \ = ~ | [ { ; ] + * } , . / < > _
Note背景画像として使用できる画像ファイルの条件は次のとおりです。
- ファイル形式:JPEG(.jpg, .jpeg)、GIF(.gif)、PNG(.png)
- ファイルサイズ:最大4MB
NoteAWCプラグインのリモートモニター機能と連携する場合は、flash:/gui-userdata/network-map/floormaps ディレクトリーに保存されているSVGファイル「heatmapX.svg」(Xは番号)の合計サイズを 4MB以下にする必要があります。
各SVGファイルには個々のヒートマップの情報が背景画像のデータも含めて保存されていますが、背景画像は形式が変換されるためアップロード時よりもサイズが大きくなります。
Web GUIのファイル管理画面やCLIのdirコマンドで前記ディレクトリーの内容を確認し、SVGファイルの合計サイズが 4MB以下になるようにしてください。
Note「スケール」欄では、背景画像の横幅と縦幅が実際の環境ではどれだけの距離に相当するかを指定します。
なお、背景画像の縦横比と「スケール」欄で指定した縦横比が一致していない場合、縮尺表示は横のスケールと背景画像の横幅を基準に計算され、電波範囲の表示もその縮尺にもとづいて正円で表示されます。
Note「スケール」に小数値は使用できません。
Note「スケール」欄では、背景画像の横幅と縦幅が実際の環境ではどれだけの距離に相当するかを指定します。
なお、背景画像の縦横比と「スケール」欄で指定した縦横比が一致していない場合、縮尺表示は横のスケールと背景画像の横幅を基準に計算され、電波範囲の表示もその縮尺にもとづいて正円で表示されます。
Note「スケール」に小数値は使用できません。
Note名称が表示されていないAPは配置することができません。事前に「ノード名を変更する」から設定を行ってください。
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