[index] AMF Plus Cloud/AMF Cloud リファレンスマニュアル 5.5.4
L2TPv3(Layer Two Tunnelling Protocol Version 3)は、L2フレームをIP(UDP)でトンネリングするプロトコルです。
本製品はパブリッククラウドサービス上で使用することが可能ですが、その場合にパブリッククラウドサービスが提供するVPNゲートウェイを介さず、ユーザーネットワークと本製品を直接VPN接続するための機能として、VPN機能(IPsecとL2TPv3)をサポートしています。また、これらの機能は本製品を仮想化環境(vSphere/XenServer/Hyper-V)上で直接実行する場合にも使用可能です。
これらは、弊社 AlliedWare Plus ルーター製品(AR4050Sなど)に実装されているのと同等の機能を提供します。
NoteL2TPv3は弊社AW+製品および一部のクラウドサービスとの接続のみをサポートします。
NoteL2TPv3トンネルインターフェースを使用してルーティングを行う場合は、他のトンネルインターフェースと異なりネクストホップアドレスを明確にする必要があります。そのため、ip route / ipv6 routeコマンドでスタティック経路を登録するときには、L2TPv3トンネルインターフェースを送出インターフェースとして指定するのではなく、ネクストホップアドレスを明示的に指定してください。
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