server

モード: RADIUSプロキシーモード
カテゴリー: 運用・管理 / RADIUSプロキシー


(config-radproxy)# server A.B.C.D [auth-port <1-65535>] [acct-port <1-65535>] [key PASSWORD [encrypted]] [status-check]

(config-radproxy)# no server A.B.C.D [auth-port <1-65535>] [acct-port <1-65535>]


RADIUSプロキシーの上位サーバーリストにRADIUSサーバーを追加する。
no形式で実行した場合はRADIUSサーバーを削除する。削除時、対象となるRADIUSサーバーは、IPアドレス、認証用ポート番号、アカウンティング用ポート番号の組み合わせにより特定される。


パラメーター

A.B.C.D RADIUSサーバーのIPアドレス
auth-port <1-65535> RADIUSサーバーの認証用UDPポート番号。省略時は初期値の1812を使う
acct-port <1-65535> RADIUSサーバーのアカウンティング用UDPポート番号。省略時は初期値の1813を使う
key PASSWORD RADIUSサーバーとの通信に使う共有パスワード。1~64文字。使用可能な文字は半角英数字、半角記号(! # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > @ [ \ ] ^ _ ` { } ~ )。省略時はradius-server keyコマンドで設定したグローバルな設定値が使われる
encrypted PASSWORDで指定した文字列がすでに暗号化されたパスワードであることを示す。これは通常コンフィグファイル中で使用されるもので、コマンドラインから使うものではない
status-check Status-ServerパケットによるRADIUSサーバーの生存確認を行う場合に指定する。RADIUSプロキシーはstatus-checkオプションが有効な上位RADIUSサーバーに対し、30秒間隔でStatus-Serverパケットを送信する。本オプションが有効なサーバーは、Status-Serverパケットに3回応答しないかぎり使用不可(Dead)状態から使用可能(Alive)状態に戻らないため、本オプションは対象のRADIUSサーバーがStatus-Serverパケットに対応している場合にのみ指定すること。本オプションが無効なサーバーは、抑制時間(server deadtime)が経過すると使用不可から使用可能に戻る


注意・補足事項

■ バージョン5.5.3-2.x以降、入力したパスワードはコンフィグ中で自動的に暗号化される。
パスワードが暗号化された状態で保存したコンフィグのままバージョン5.5.3-1.x以前にダウングレードした場合、コンフィグ読み込み時に当該行がエラーとなる。ダウングレード時は、必要に応じて再設定するか、前バージョンで保存したコンフィグを適用すること。


コマンドツリー

radius-server proxy-server (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- server(RADIUSプロキシーモード)

関連コマンド

show radius proxy-server(特権EXECモード)
show radius proxy-server statistics(特権EXECモード)



(C) 2018 - 2025 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-002656 Rev.AG