[index] AT-ARX200S-GTX コマンドリファレンス 5.5.4
NoteVRRPv3は、AlliedWare Plusバージョン5.4.2以前で使用されていたVRRPv2とは互換性がありませんのでご注意ください。
Note本製品のIPv6ホスト機能はつねに有効なため、インターフェースにIPv6アドレスを設定するだけでIPv6ホストとしての動作が可能です。ただし、IPv6パケットの転送機能(IPv6ルーティング)は初期設定で無効なため、IPv6ルーターとして動作させる場合は同機能の有効化(ipv6 forwardingコマンド)が必要です。詳しくは「IPv6」/「一般設定」をご覧ください。
NoteVRRPはVLANインターフェースでのみ使用可能です。
Note本製品は、本製品が所属するIPv4/IPv6ネットワークからバーチャルIP/IPv6アドレスへのICMP/ICMPv6に応答します。
RouterA(config)# router vrrp 100 vlan100 ↓
RouterA(config-router)# virtual-ip 10.100.100.32 backup ↓
RouterA(config-router)# priority 101 ↓
RouterA(config-router)# circuit-failover vlan200 2 ↓
RouterA(config-router)# enable ↓ RouterA(config-router)# exit ↓
RouterA(config)# router vrrp 200 vlan200 ↓
RouterA(config-router)# virtual-ip 10.100.200.32 backup ↓
RouterA(config-router)# priority 101 ↓
RouterA(config-router)# circuit-failover vlan100 2 ↓
RouterA(config-router)# enable ↓
RouterB(config)# router vrrp 100 vlan100 ↓
RouterB(config-router)# virtual-ip 10.100.100.32 backup ↓
RouterB(config-router)# priority 100 ↓
Note優先度100は初期値なので、実際には本コマンドを入力する必要はありません。
RouterB(config-router)# enable ↓ RouterB(config-router)# exit ↓
RouterB(config)# router vrrp 200 vlan200 ↓
RouterB(config-router)# virtual-ip 10.100.200.32 backup ↓
RouterB(config-router)# priority 100 ↓
Note優先度100は初期値なので、実際には本コマンドを入力する必要はありません。
RouterB(config-router)# enable ↓
NoteVLANインターフェースは、所属ポートがすべてリンクダウンして初めて「リンクダウン」状態になります。一方、VLAN所属ポートが1ポートでもリンクアップすれば、該当VLANインターフェースは「リンクアップ」状態になります。VRRPでは、VLANインターフェースのリンクアップ、リンクダウンを検出してマスタールーターを切り替えるため、VLAN所属ポートの設定に注意してください。上図のように、マスター、バックアップともVLAN所属ポートを1ポートのみとし、レイヤー2スイッチを介してクライアントや他のルーターと接続すると、確実にリンクダウンを検出させることができます。
RouterA(config)# router ipv6 vrrp 100 vlan100 ↓
RouterA(config-router)# virtual-ipv6 fe80::1 backup ↓
NoteバーチャルIPv6アドレスには、リンクローカルアドレスを指定する必要があります。
RouterA(config-router)# priority 101 ↓
RouterA(config-router)# circuit-failover vlan200 2 ↓
RouterA(config-router)# enable ↓ RouterA(config-router)# exit ↓
RouterA(config)# router ipv6 vrrp 200 vlan200 ↓
RouterA(config-router)# virtual-ipv6 fe80::1 backup ↓
NoteバーチャルIPv6アドレスには、リンクローカルアドレスを指定する必要があります。
RouterA(config-router)# priority 101 ↓
RouterA(config-router)# circuit-failover vlan100 2 ↓
RouterA(config-router)# enable ↓
RouterB(config)# router ipv6 vrrp 100 vlan100 ↓
RouterB(config-router)# virtual-ipv6 fe80::1 backup ↓
NoteバーチャルIPv6アドレスには、リンクローカルアドレスを指定する必要があります。
RouterB(config-router)# priority 100 ↓
Note優先度100は初期値なので、実際には本コマンドを入力する必要はありません。
RouterB(config-router)# enable ↓ RouterB(config-router)# exit ↓
RouterB(config)# router ipv6 vrrp 200 vlan200 ↓
RouterB(config-router)# virtual-ipv6 fe80::1 backup ↓
NoteバーチャルIPv6アドレスには、リンクローカルアドレスを指定する必要があります。
RouterB(config-router)# priority 100 ↓
Note優先度100は初期値なので、実際には本コマンドを入力する必要はありません。
RouterB(config-router)# enable ↓
NoteVLANインターフェースは、所属ポートがすべてリンクダウンして初めて「リンクダウン」状態になります。一方、VLAN所属ポートが1ポートでもリンクアップすれば、該当VLANインターフェースは「リンクアップ」状態になります。VRRPでは、VLANインターフェースのリンクアップ、リンクダウンを検出してマスタールーターを切り替えるため、VLAN所属ポートの設定に注意してください。上図のように、マスター、バックアップともVLAN所属ポートを1ポートのみとし、レイヤー2スイッチを介してクライアントや他のルーターと接続すると、確実にリンクダウンを検出させることができます。
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