Web GUI / Vista Manager mini - ネットワークマップ




ネットワークマップは、本製品配下のネットワークを視覚的に表示する機能で、下記2種類のマップをサポートしています。
Note
CLIにおける制限事項は、基本的にすべてWeb GUIでの操作にも該当します。Web GUI上で各種機能の設定を行うときは、該当機能の解説編・コマンド編に記載の制限事項をご参照ください(全角文字および半角カナも入力できません)。
Note
Web GUIの画面、メニュー構成、機能などは、製品機種やファームウェア、GUIファイルのバージョンによって異なる可能性があります。
本マニュアルは、GUIバージョン2.20.0をもとに記述しています。
Note
Web GUIの画面を開いた状態で長期間操作をしない状態が続くと、画面表示が正しく行われなくなることがあります。その場合はいったんログアウトし、再ログインしてください。

注意事項

前提事項

ネットワークマップは、AMFおよび無線LANコントローラー機能の情報をもとにマップを表示するため、Web GUIを使用するための前提事項に加え、以下の前提事項があります。

AMFマスター機能およびAMFネットワークの設定については「アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF)」/「導入」をはじめとするAMF各解説ページを、GUI製品との連携機能については atmf topology-gui enableコマンドのページをご参照ください。
無線LANコントローラー機能の設定については「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「概要」をはじめとする同機能の各解説ページをご参照ください。

また、Web GUIを使用するための準備については、「Web GUI」/「準備」をご覧ください。

サポートリミット

Note
SNMP/ARPノードの表示可能な台数は、合わせて30台までです。

画面構成

メニュー欄の「ネットワークマップ」をクリックすると、トポロジーマップ画面が開きます。
また、トポロジーマップ下部のヒートマップ一覧からは、任意のヒートマップ画面に移動することができます。
ここでは、トポロジーマップとヒートマップの基本的な画面構成について説明します。

トポロジーマップ

トポロジーマップの画面構成は次のとおりです。


次はノードリストを開き、ヒートマップ一覧を大表示に切り替えた状態です。集約されていたノードアイコンも展開しています。


ヒートマップ

ヒートマップの画面構成は次のとおりです。


操作・表示リファレンス

各マップ上で可能な操作と画面表示について説明します。

マップ情報の保存について

ネットワークマップでは画面上部ナビゲーションバーの「保存」ボタンによるスタートアップコンフィグへの保存は不要です。
ヒートマップに対する編集内容は、背景画像アップロード画面の「保存」ボタン押下時やヒートマップ編集画面の「適用」ボタン押下時に適宜保存されます。
Note
ネットワークマップ関連の設定情報は、内蔵フラッシュメモリーのルートディレクトリー直下に自動作成される gui-userdata ディレクトリーに保存されます。このディレクトリーを削除したり、内容を手動で変更したりしないようご注意ください。
Note
gui-userdata ディレクトリーをバックアップする際はAMFのバックアップ機能をご利用ください。マップ情報の復元はAMFオートリカバリーを用いた場合のみサポートで、外部メディア等から手動で gui-userdata ディレクトリーを再配置することはサポート対象外です。
Note
AMF機能を利用していない場合には、機器交換に備えてあらかじめ画像データを用意し、再配置しなおすための画面キャプチャ等を取得しておいてください。

各マップ共通

トポロジーマップ、ヒートマップで共通に行える操作は以下の通りです。

ヒートマップを追加する

画面下部のヒートマップ一覧に表示されているヒートマップ追加ボタン(+)をクリックすることで、新規ヒートマップの編集画面に移動できます。

[小]

[大]


ヒートマップを表示する

画面下部のヒートマップ一覧に表示されているヒートマップ表示ボタンをクリックすることで、該当ヒートマップを表示させることができます。

[小]

[大]


ヒートマップを編集する

大表示のヒートマップ一覧では、ヒートマップのサムネイル右下にある「編集」(鉛筆)ボタンをクリックすることで、該当ヒートマップの編集画面に移動できます。
ヒートマップ編集画面では、背景画像やスケール(縮尺)、AP配置の変更やヒートマップの削除が可能です。

[大]


ヒートマップを削除する

大表示のヒートマップ一覧では、ヒートマップのサムネイル右上にある削除(×)ボタンをクリックすることで、該当ヒートマップを削除できます。
Note
ヒートマップ一覧の削除ボタンをクリックした場合は、確認なしに削除されますのでご注意ください。

[大]


トポロジーマップ

トポロジーマップでは以下の操作が可能です。

ノード数と状態の確認

ネットワークマップページの画面上部にはトポロジーマップ上に表示されているノード数と状態が表示されます。
管理に失敗したAPの数を確認することができます。


それぞれ色の付いたマークの横にノード数と状態が表示されます。
それぞれの状態の意味は下記のとおりです。
ノード トポロジーマップ上に表示されている全てのノード
管理 AMFマスターおよびメンバーや無線LANコントローラーとして管理されているノード
異常 無線LANコントローラー上でのステータスが「管理失敗」、もしくは、ARPノードのステータスが「Down」となっているノード
管理外 AMFゲストノード、SNMPノード、ARPノード、もしくは、AWCの管理状態が「探索中」となっているノード
トラップ AMFマスターが受信したトラップ数
Note
トポロジーマップ上に表示されているノード数と状態はノード名を表すラベルの色と連動しています。
Note
「管理」、「異常」、「管理外」はノード数が0の場合表示されません。

ノード基本情報の確認

トポロジーマップ上のノードアイコンをクリックすることで、該当ノードの基本情報をポップアップで表示させることができます。

Note
AMFメンバーのノード情報のIPアドレスは、AMFマスターのARPテーブルに登録されている場合に表示されます。

ノード情報ポップアップの「開く」をクリックすると、該当ノードのGUIにブラウザでアクセスできます。

Note
TCPポート80番(http)を指定して開くため、機器側が異なるポート番号を使用している場合、Webブラウザーのアドレスバーに直接対応するURLを入力してください。

ノード名を表すラベルの色は各ノードの状態を示しています。それぞれの色の意味は下記のとおりです。

NODENAME AMFノードとして管理されている、あるいは、無線LANコントローラーで管理されているノード。
また、Web GUI(ネットワークマップ)を実行している製品はAMFや無線LANコントローラー機能の有効・無効と関係なく常に緑で表示される。
アイコンの左上には配下の接続ノード数が表示される。水色の背景 5 は配下のノードアイコンを集約していることを、灰色の背景 5 は配下のノードアイコンを展開していることを示す。集約・展開表示については「ノードアイコンの集約・展開表示」を参照。
さらに、AMFマスターとして動作している場合はアイコンの右上にMが表示される
NODENAME AMFゲストノード、SNMPノードまたはARPノードとして管理されているノード
NODENAME AMFリカバリー中もしくはAPを探索中のノード
NODENAME 無線LANコントローラー上でのステータスが「管理失敗」、もしくは、ARPノードのステータスが「Down」となっているノード

また、ノード間を接続するリンクの色およびリンク上に表示されるアイコンは次の意味を持ちます。


AMFリンク、AMF仮想リンク、AMFゲストリンクで管理されたリンク

AMFクロスリンクで管理されたリンク
アイコン AMFクロスリンクのステータスがBlockingになっている箇所を示す

無線LANコントローラーのみで管理されたリンクもしくはARPノードとして検出されたリンク
Note
AMFリンクのポートステータスがBlockingの場合、実線は表示されません。
Note
AMFクロスリンクのステータスがBlockingの場合、該当箇所にBlockingを示す赤いアイコンが表示されます。

ノードリストでは、ノードアイコン、ノード名(名称)および種類(Type)が表示されます。
またフィルターを使用することでノードリスト上に表示させるノードを絞ることができます。

フィルターの意味は下記のとおりです。
ALL 全てのノードを表示
AMF Master AMFマスターを表示
AMF Member AMFメンバーを表示
AMF Guest AMFゲストノードを表示
AMF SNMP SNMP探索機能で検出されたARPノードを表示
AMF Guest AWC AMFゲストノードかつ無線LANコントローラーで管理されているノードを表示
AWC 無線LANコントローラーで管理されているノードを表示
ARP SNMP探索機能で検出されたARPノードを表示
Note
該当ノードがAMFゲストノードかつ無線LANコントローラーで管理されている場合、ノードリストの種類(Type)にはAWCと表示されます。
Note
ノードの種類が「AWC」かつCLIから設定を行っている場合、descriptionコマンドが設定されていないAPは名称が表示されません。また、ラベルも表示されません。
Note
ノードリスト上のフィルターの「AMF Guest」および「AWC」にAMFゲストノードかつ無線LANコントローラーで管理されているノードは含まれません。

ノードリストのノードアイコンをクリックすると、「ノード情報」ダイアログが表示されます。

「ノード情報」ダイアログのノード情報に表示されるラベルの意味は下記の通りです。

AMF MASTER(赤) AMFマスター
AMF MEMBER(橙) AMFメンバー
AMF GUEST(青) AMFゲストノード
AWC(緑) 無線LANコントローラーで管理されているノード
AMF SNMP(青) SNMP探索機能で検出されたSNMPノード
ARP(緑) SNMP探索機能で検出されたARPノード
Note
AMFメンバーのIPアドレスはAMFマスターのARPテーブルに登録されている場合に表示されます。
Note
AMFマスターのIPアドレスは表示されません。
Note
名称が表示されていないノード情報を表示した場合、タイトルおよびホスト名は空欄となります。「ノード名を変更する」から設定を行ってください。

「ノード情報」ダイアログの「開く」をクリックすると、該当ノードのGUIにブラウザでアクセスできます。

Note
TCPポート80番(http)を指定して開くため、443番(https)を使いたいときや他のポートを使いたいときは開いたブラウザウィンドウのアドレスバーに書かれているURLを手で編集して接続してください。

ノード名を変更する

ノードリストに表示されるノード名(名称)を変更する場合は、「タイトル」を編集します。

「タイトル」の下の行をクリックすると編集可能な状態になるので、好きな名前を入力し「保存」をすると、ノード名が変更されます。
Note
ノード名は下記の基準を満たす必要があります。


ノードアイコンを設定(変更・追加・リセット)する

ノードアイコンの変更
ノードアイコンの変更は、「ノード情報」ダイアログの「編集」ボタン(もしくはノードアイコン)をクリックして行います。


「編集」ボタンをクリックすると、下にノードアイコン一覧が表示されます。
ノードアイコンに使用したい画像を一覧から選択し、「保存」をすると、ノードアイコンが変更されます。


ノードアイコンの追加
ノードアイコンの追加は、「ノード情報」ダイアログの「編集」ボタン(もしくはノードアイコン)をクリックして行います。


「+」をクリックし、ノードアイコンとして使用する画像ファイルを選択します。
Note
ノードアイコンとして使用できる画像ファイルの条件は次のとおりです。
ファイル形式:JPEG(.jpg, .jpeg)、GIF(.gif)、PNG(.png)
ファイルサイズ:最大1MB


選択した画像ファイルがノードアイコン一覧に表示されるので、指定し、「保存」をクリックすると、追加したノードアイコンに変更されます。


追加したノードアイコンをアイコン一覧から削除するには、「ノード情報」ダイアログの「編集」ボタン(もしくはノードアイコン)をクリックして行います。


編集マークをクリックすると、下にノードアイコン一覧が表示されます。
削除したいアイコンの上にマウスポインターをあてると、右上に×マークが表示されるので、クリックします。


上部に「このアイコンを削除します」と出てくるので、「削除」をクリックすると、ノードアイコンが削除されます。


ノードアイコンのリセット
ノードアイコンを初期状態に戻したい場合は、「ノード情報」ダイアログの「リセット」ボタンから行います。
「リセット」ボタンをクリックすると、初期状態のノードアイコンに戻り、「保存」をすると、ノードアイコンがリセットされます。


ノードアイコンの自動決定

ノードアイコンは、ノード名(タイトル)から自動で決定されます。
Note
ノードアイコンの自動決定は以下のルールに基づいて行われます。
なお、ユーザーが手動でノードアイコンを変更もしくはノード名を変更すると、それに応じてノードアイコンも変化します。
また、手動でノードアイコンもしくはノード名を変更した時点で、アイコン自動決定に使用された情報は上書きされます。
ただし、ノード情報内のリセットボタンを押せば、手動設定した内容はリセットされ、自動決定されたアイコンに戻ります。
Note
GUIバージョン2.10.0で、AT-TQ6702 GEN2 / AT-TQm6702 GEN2を管理し、トポロジーマップを保存している状態で、GUIバージョン2.11.0以降に更新すると、AT-TQ6702 GEN2 / AT-TQm6702 GEN2のアイコンが表示されなくなります。その際、AT-TQ6702 GEN2 / AT-TQm6702 GEN2のアイコンを手動で設定し、再度ネットワークマップを読み込むことで正常に表示されるようになります。なお、アイコンが表示されなくなった状態ではノードアイコンの自動決定は行われません。アイコンの変更についてはノードアイコンを設定(配置・変更・追加・リセット)するをご覧ください。

Note
3台以上のVCS構成でも2台スタックアイコンで表示されます。

ノード名に対応するノードアイコン画像の組み合わせは以下のとおりです。
Note
ノード名は、完全一致だけでなく、該当の文字列を含む場合にも、対応するノードアイコンが表示されます。
Note
ノード名は大文字、小文字の区別はありません。
ノード名(タイトル) 対応するノードアイコン
wireless_ap
wireless_node
Switch
video_camera
ip_camera
ip_dom_cam
tq6403gen2
tq6602
tq6602gen2
tq6702gen2
tq6702e
tq7403
tq5403
tq1402
IE340
industrial_switch

背景画像を設定する

トポロジーマップの背景画像の設定手順は次のとおりです。

1. トポロジーマップ右上の「設定」ボタンをクリックすると、「トポロジーマップ表示設定」ダイアログが開きます。


2. 背景画像欄のアップロード画像選択(上向き矢印)ボタンをクリックし、背景に使いたい画像ファイルを選択し、「適用」ボタンをクリックします。

Note
背景画像として使用できる画像ファイルの条件は次のとおりです。
ファイル形式:JPEG(.jpg, .jpeg)、GIF(.gif)、PNG(.png)
ファイルサイズ:最大4MB

設定した背景画像を削除したい場合には、「トポロジーマップ表示設定」ダイアログで削除(ゴミ箱)ボタンをクリックします。
削除確認のダイアログで「削除」をクリックし、「トポロジーマップ表示設定」ダイアログの「適用」ボタンをクリックします。


ノードアイコンの集約・展開表示

トポロジーマップの初期設定では、特定のノードアイコンに5個以上のノードアイコンが接続されている場合、これらを集約して表示します。
Note
集約表示の設定は「トポロジーマップ表示設定」で変更できます。
配下のノードアイコンを集約表示している場合、親ノードの「接続ノード数」の背景が水色になります。


水色の「接続ノード数」をクリックすると、集約されていたノードアイコンが展開表示され、「接続ノード数」の背景が灰色になります。


トポロジーマップ表示設定

トポロジーマップ右上の「設定」ボタンをクリックすると、「トポロジーマップ表示設定」ダイアログが開きます。
このダイアログの「レイアウト」タブでは、トポロジーマップにおけるノードアイコンの集約・展開表示の変更をすることが可能です。


「省略数」は子ノードが何個以上のときに集約して表示するかの設定です(初期値は5)。

「折り返し数」は、集約されていた子ノードアイコンを展開した時に、1列に何個ずつ子ノードアイコンを表示するかの設定です(初期値は10)。

「省略表示」と「折り返し表示」はそれぞれ「有効」「無効」の設定も可能です。
Note
本ダイアログの設定内容は画面を更新すると初期値に戻ります。

ポーリング間隔の設定

「トポロジーマップ表示設定」ダイアログの「レイアウト」タブにある「クライアントポーリング間隔設定」では、ヒートマップにおける無線クライアントのポーリング間隔の変更が可能です。


ポーリング間隔は1~10秒の範囲で設定可能で、デフォルトは5秒です。
Note
本設定はブラウザ側で保持される設定のため、F5キーやブラウザの更新ボタンによりページの更新を行った場合は初期値(5秒)に戻ります。

SNMP探索機能を設定する

「トポロジーマップ表示設定」ダイアログの「SNMP」「機器探索」タブでは、SNMP探索機能の設定をすることが可能です。

SNMP探索機能とは、AMFネットワーク内のARPノードとSNMPノードを検出し、情報を表示する機能です。
Note
SNMP探索を有効にすると、本製品に設定されたサブネット長が24以上のすべてのIPネットワークでSNMP探索が開始されます。
SNMP探索は30台程度の小規模環境を想定した機能になりますので、それ以上の端末が存在する環境で本機能を有効にする場合には必ず事前にsnmp-discovery denyコマンドで対象のインターフェースを制限してから有効化するようにしてください。
本機能は検出されたすべてのIP端末にSNMPによるアクセスを試みるため、多数のIP端末が存在する環境で本機能を有効にすると製品負荷につながり、show running-configコマンド等の表示に時間がかかる状態になる可能性があります。

前記の原因で動作が遅くなっている状態では、service snmp-discoveryコマンドをno形式で実行するだけでは改善が見られなくなる場合があります。
その場合、起動時コンフィグ上でSNMP探索を無効化し、製品を再起動してください。
再起動が難しい場合は、snmp-discovery denyコマンドですべてのVLANインターフェースのSNMP探索を無効化してください。無効化後は、負荷が改善するまでに数十分以上かかる可能性があります。
Note
本機能はCLIでも設定可能です。詳しくはVista Manager miniによるSNMP探索機能をご覧ください。

「SNMP」タブの設定

「SNMP」タブでは、SNMP探索のSNMPノードに関する設定をすることが可能です。

「SNMP探索」を有効にするとSNMP機能が有効になります。

「ポーリング間隔」はSNMP探索機能におけるSNMPポーリング間隔時間の設定です(初期値は300秒)。

「バージョン」はSNMPバージョンの設定です(初期設定はv2c)。

「コミュニティー」はSNMP探索機能のためのSNMPコミュニティーを指定します(初期設定はpublic)。

「バージョン」でv3を選択すると、「ユーザー名」と「セキュリティーレベル」の項目が表示されます。

「ユーザー名」ではSNMP探索機能で使用するSNMPv3ユーザー名を指定します(SNMPv3必須項目)。

「セキュリティーレベル」では認証パスワードと暗号化パスワードのありなしを選択します。
noAuthNoPriv 認証パスワードなし、暗号化パスワードなし
authNoPriv 認証パスワードあり、暗号化パスワードなし
authPriv 認証パスワードあり、暗号化パスワードあり

「セキュリティーレベル」で「authNoPriv」か「authPriv」を選択した場合は以下の項目も表示されます。
authNoPrivかauthPrivを選択したときにだけ表示される項目(認証パスワードありの場合に表示)
認証プロトコル MD5、SHAから選択します
認証パスワード 認証パスワードを設定します
authPrivを選択したときにだけ表示される項目(認証パスワードありの場合に表示)
プライバシープロトコル DES、AESから選択します
プライバシーパスワード 暗号化パスワードを設定します

「機器探索」タブの設定

「機器探索」タブではARPポーリング間隔とSNMP探索の探索対象ノードの設定ができます。

「ARPポーリング間隔」はSNMP探索機能におけるARPポーリング間隔時間の設定です(初期値は60秒)。

「許可IPアドレス」はSNMP探索機能の探索対象に追加するIPアドレスを指定します。

「拒否IPアドレス」SNMP探索機能の探索対象から除外するIPアドレスを指定します。

「拒否インターフェース」SNMP探索機能の探索対象から除外するVLANインターフェースを指定します。

トポロジーマップ上の表示
SNMP探索機能を有効に設定すると、トポロジーマップ上に検出されたSNMP/ARPノードが表示されます。

Note
ひとつのAMFネットワーク内でSNMP/ARPノードは合わせて30台まで表示可能です。

SNMP探索で検出されたARPノードはDiscovered Nodeアイコンを親ノードとして、AMFマスター直下に表示されます。
Discovered Nodeの「接続ノード数」をクリックすると、集約されていたノードアイコンが展開表示され、ARPノードが表示されます。
Note
ARPノードはAMFマスターが検出しているものしか表示されません。

SNMPノードは機器に対応したアイコンで表示されます。

ARPノードのノード情報とノードリストには以下のように表示されます。


トラップの受信
SNMP探索機能を有効にすると、AMFマスターではSNMPトラップの受信が可能になります。
トラップを受信すると、画面上部の「ノード数と状態の確認」のトラップのカウントが増えていきます。


また、各ノードアイコンの右上にトラップ数のバッジが表示されます。

Note
ノードへの割り当てができなかったトラップはAMFマスターのバッジとしてまとめて表示されます。

受信するトラップの種類は以下です。

「トラップ」をクリックすると、「SNMPイベントリスト」ダイアログが開きます。

Note
「SNMPイベントリスト」ダイアログには直近30分の最大1000件までのトラップ情報が表示されます。

リストの右上にある透過ボタンは、リストの透過・非透過を切り替えて背景が透けて見えるようにするためのボタンです。
初期状態は非透過ですが、ボタンをクリックするたびに非透過と透過が切り替わります。
非透過
透過
透過状態のときにマウスカーソルをリストの外に移動すると背景が透けて見えるようになります。

SNMPイベントリストの上部では、トラップ情報を対象ノードのみに絞ることができます。Allを選択するとすべてのトラップ情報が表示されます。


ノードアイコンの配置と保存


トポロジーマップ上では、ノードアイコンの配置をドラッグ&ドロップで自由に変更できます。

ノードアイコンの配置を保存する場合は、ページ画面右上の「保存」ボタンをクリックします。

Note
保存をしない状態で画面を更新すると元の位置に戻ります。

「保存」ボタンをクリックすると、「ノードの位置を保存します。」と出てきますので「保存」ボタンをクリックしてください。


また、無線LANコントローラーで管理されているAWCノードおよびSNMP探索機能で検出されたARPノードをドラッグ&ドロップすることで、黒色のリンクで接続されているノードの下に配置することができます。
Note
灰色のリンクで接続されているノード(AWCノードとARPノード)の下には配置することができません。
Note
ドラッグ&ドロップするごとに接続情報は保存されます。ドラッグ&ドロップ後にアイコンを移動した場合は、ノードの位置情報を保存してください。
Note
親ノードがトポロジーマップ上から消えた場合は、移動する前の場所に置き換えられます。

保存した配置は、Web GUIから一度ログアウトして再度ログインしても保存されています。
Note
トポロジーマップのノードアイコンの配置場所を保存した状態で新規にノードアイコンが追加された場合、再度手動で新規ノードアイコンを移動し、配置場所を保存してください。
Note
トポロジーマップ上のノードアイコンをすべて集約した状態での保存はサポート対象外です。

保存したノードアイコンの配置をリセットしたい場合は、画面右上の「リセット」ボタンをクリックしてください。


「リセット」ボタンをクリックすると、「ノードの位置を削除します。」と出てきますので「削除」ボタンをクリックしてください。


ヒートマップ

ヒートマップ画面は、大きく分けて表示画面と編集画面の2つの画面で構成されています。
さらに、表示画面には「無線ステータス表示」と「スマートコネクト表示」の2種類があります。

ヒートマップ一覧の「表示ボタン」をクリックしたときは該当ヒートマップの無線ステータス表示ページに、ヒートマップ一覧の「追加ボタン」をクリックしたときは新規ヒートマップの編集画面に移動します。

またヒートマップ表示画面の「編集」ボタンをクリックした場合は該当ヒートマップの編集画面に、ヒートマップ編集画面の「適用」ボタンをクリックしたときは該当ヒートマップの表示画面に移動します。

ヒートマップ表示画面を開いた直後やページの再読み込みをした後は「無線ステータス表示」ページが表示されますが、「表示切り替えリストボックス」から「スマートコネクト表示」を選択することで、スマートコネクト表示ページに移動することができます。

無線ステータス表示画面

ヒートマップの無線ステータス表示画面からは以下の操作が可能です。

無線電波の到達範囲と強度を確認する
ヒートマップ上のAPアイコンの周りには、該当ヒートマップの縮尺とAPの送信出力設定の情報にもとづき、想定される電波の到達範囲と強度が色付きの円で示されます。
到達範囲は無線別(無線1、無線2、無線3)に表示されます。表示する無線の切り替えはマップ右上のリストボックスから行います。
Note
到達範囲と強度の表示はAPの無線送信出力設定から算出される見通しでの想定到達距離にもとづきます。設置場所の状況(遮蔽、反射など)は考慮されませんので、実際の到達範囲や強度、通信状態とは異なる場合があります。


AP基本情報を確認する
ヒートマップ上のAPアイコンをクリックすることで、該当APの基本情報をポップアップで表示させることができます。
表示内容はトポロジーマップの管理下APと同じです。


各APに接続している無線クライアントを確認する
ヒートマップ上のAPアイコンの右上に、APに接続しているクライアントの数が表示されます。
クライアント数をクリックすると、無線クライアントの一覧(MACアドレス/IPアドレス/AP名)がポップアップ表示されます(クライアントリスト)。
またクライアントの移動はアニメーションで表示されます。


リストの右上にある透過ボタンは、リストの透過・非透過を切り替えて背景が透けて見えるようにするためのボタンです。
初期状態は非透過ですが、ボタンをクリックするたびに非透過と透過が切り替わります。
非透過
透過
透過状態のときにマウスカーソルをリストの外に移動すると背景が透けて見えるようになります。


スマートコネクト表示画面に移動する
ヒートマップ上部の「表示切り替えリストボックス」から「スマートコネクト表示」を選択することで、無線ステータス表示画面からスマートコネクト表示画面に移動することができます。


ヒートマップを編集する
ヒートマップ右上の「編集」ボタンをクリックすることで、該当ヒートマップの編集画面に移動できます。
ヒートマップ編集画面では、背景画像やスケール(縮尺)、AP配置の変更やヒートマップの削除が可能です。


スマートコネクト表示画面

スマートコネクト表示画面では、ヒートマップ上の無線APの接続状態、役割およびリンク使用率を確認することができます。



ヒートマップ編集画面

ヒートマップ編集画面では以下の操作が可能です。
次に示すのは、ヒートマップ追加ボタンで新規作成した直後のヒートマップ編集画面です。
ヒートマップを利用するには、以下の説明にしたがって、背景画像を設定し、APアイコンを配置してください。


ヒートマップ名を変更する
ヒートマップ名は以下の手順で変更できます。作成直後のヒートマップ名は「HeatmapX」(Xは番号)です。
  1. ヒートマップ編集画面でヒートマップ名の横に表示されている鉛筆アイコンをクリックします。


  2. ヒートマップ名欄が編集可能になるので希望の名前を入力します。

    ヒートマップ名は下記の基準を満たす必要があります。

  3. 入力が終わったらチェックマークをクリックします。


  4. ヒートマップ名が変更されます。


背景画像を設定する
ヒートマップ背景画像の設定手順は次のとおりです。
  1. ヒートマップ編集画面の「マップアップロード」ボタンをクリックします。


  2. アップロード画像選択(上向き矢印)ボタンを押して画像ファイルを選択し、さらに「スケール」欄でマップ上における背景画像領域の実サイズを指定して、「保存」ボタンをクリックします。

    Note
    背景画像として使用できる画像ファイルの条件は次のとおりです。
    • ファイル形式:JPEG(.jpg, .jpeg)、GIF(.gif)、PNG(.png)
    • ファイルサイズ:最大4MB
    Note
    AWCプラグインのリモートモニター機能と連携する場合は、flash:/gui-userdata/network-map/floormaps ディレクトリーに保存されているSVGファイル「heatmapX.svg」(Xは番号)の合計サイズを 4MB以下にする必要があります。

    各SVGファイルには個々のヒートマップの情報が背景画像のデータも含めて保存されていますが、背景画像は形式が変換されるためアップロード時よりもサイズが大きくなります。
    Web GUIのファイル管理画面やCLIのdirコマンドで前記ディレクトリーの内容を確認し、SVGファイルの合計サイズが 4MB以下になるようにしてください。
    Note
    「スケール」欄では、背景画像の横幅と縦幅が実際の環境ではどれだけの距離に相当するかを指定します。
    なお、背景画像の縦横比と「スケール」欄で指定した縦横比が一致していない場合、縮尺表示は横のスケールと背景画像の横幅を基準に計算され、電波範囲の表示もその縮尺にもとづいて正円で表示されます。
    Note
    「スケール」に小数値は使用できません。

スケールを設定・変更する
ヒートマップの縮尺は背景画像の設定時に指定しますが、後で変更することも可能です。
スケールの変更手順は次の通りです。
  1. ヒートマップ編集画面の「スケール編集」ボタンをクリックします。


  2. 「スケール」欄でマップ上における背景画像領域の実サイズを指定して、「保存」ボタンをクリックします。

    Note
    「スケール」欄では、背景画像の横幅と縦幅が実際の環境ではどれだけの距離に相当するかを指定します。
    なお、背景画像の縦横比と「スケール」欄で指定した縦横比が一致していない場合、縮尺表示は横のスケールと背景画像の横幅を基準に計算され、電波範囲の表示もその縮尺にもとづいて正円で表示されます。
    Note
    「スケール」に小数値は使用できません。

APアイコンを配置(追加・移動・削除)する
ヒートマップの新規作成時には管理下APのアイコンは配置されていません。
ヒートマップに背景画像を設定し、スケール(縮尺)を指定したら、以下の手順で管理下APのアイコンを配置します。
既存ヒートマップのAPアイコンを移動、追加、削除する場合も同様です。
Note
名称が表示されていないAPは配置することができません。事前に「ノード名を変更する」から設定を行ってください。
  1. ヒートマップ編集画面の「ノードリスト」を開きます。


  2. 「ノードリスト」上で配置したいAPをクリックします。


  3. クリックしたAPのアイコンがヒートマップの中央に配置されるので、ドラッグ&ドロップで任意の場所に移動します。
    また、既存のAPアイコンも同様の操作で移動できます。


  4. 複数のAPアイコンを配置する場合は、上記1~3の手順を繰り返してください。
    また、配置を取りやめたい場合(ヒートマップからアイコンを削除したい場合)は、「ノードリスト」で対象のAPをもう一度クリックすると該当APのアイコンがヒートマップから取り除かれます。

  5. アイコンの配置が決まったら、配置情報を保存してヒートマップ表示画面に反映します。
    ヒートマップ編集画面の「適用」ボタンをクリックしてください。


  6. 問題なければ確認ダイアログで「適用」ボタンをクリックします。


ヒートマップを削除する
ヒートマップの削除手順は次のとおりです。
  1. 削除したいヒートマップを開きます。

  2. ヒートマップ編集画面の「削除」ボタンをクリックします。


  3. 問題なければ確認ダイアログで「削除」ボタンをクリックします。


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