[index] AT-AR3050S/AT-AR4050S/AT-AR4050S-5G コマンドリファレンス 5.5.5
Note本設定例はAT-AR4050S、AT-AR4050S-5Gでのみサポートです。AT-AR3050Sでは使用できません(スマートコネクトの設定をサポートしていないため)。
Note一部の設定はコマンドラインインターフェース(CLI)から行う必要があります。なお、CLIにはWeb GUIの「システム」>「CLI」メニューからアクセスすることもできます。
NoteWeb GUIの画面はGUIバージョンによって異なる可能性があります。

| ISP接続用ユーザー名 | user@isp |
| ISP接続用パスワード | isppasswd |
| PPPoEサービス名 | 指定なし |
| WAN側IPアドレス | 10.1.1.1/32 |
| DNSサーバー | 10.100.100.100 |
| WAN側物理インターフェース | eth1 |
| WAN側(ppp0)IPアドレス | 10.1.1.1/32 |
| LAN側(vlan1)IPアドレス | 192.168.1.1/24 |
| 管理IPアドレス(VLAN ID) | 192.168.1.1(1) |
| NTPサーバー機能 | 有効 |
| DHCPサーバー機能 | 有効 |
| 1 | AT-TQ5403 | 固定:192.168.1.101(1) | 0000.5e00.5301 | ルートAP |
| 2 | AT-TQ5403 | DHCP:192.168.1.102(1) | 0000.5e00.5302 | サテライトAP |
| 3 | AT-TQ5403 | DHCP:192.168.1.103(1) | 0000.5e00.5303 | サテライトAP |
| 1 | 192.168.1.0/24 | 無線LANコントローラーと管理下APの通信に使用する管理用VLAN |
| 10 | 192.168.10.0/24 | ユーザーVLAN。無線ネットワーク wnet10 はこのVLANに所属する |
| 20 | 192.168.20.0/24 | ユーザーVLAN。無線ネットワーク wnet20 はこのVLANに所属する |
| 1 | wnet10 | 10 | 1 | WPAパーソナル | WPA2 | CCMP(AES) | passphrase_for_wnet |
| 2 | wnet20 | 20 | 2 | WPAエンタープライズ | WPA2 | CCMP(AES) | ローカルRADIUSサーバーへユーザーごとに登録 |
Note無線AP単独でのIPアドレス設定、工場出荷状態への初期化については、各APのリファレンスマニュアルをご参照ください。
NoteWeb GUIの画面、メニュー構成、機能などは、製品機種やファームウェア、GUIファイルのバージョンによって異なる可能性があります。
awplus(config)# interface vlan1 ↓ awplus(config-if)# ip address 192.168.1.1/24 ↓ awplus(config-if)# exit ↓ awplus(config)# service http ↓
Note起動時に、AMFネットワーク未検出時の拡張動作が機能した場合、本製品には一時的なIPアドレス「192.168.1.1」が自動設定されます。また、Webサーバー機能も自動的に有効化されるため、本手順なしにWeb GUIにアクセスできます。詳細は「Web GUIを使用するための準備」をご参照ください。

Note無線LANコントローラー機能において、スマートコネクトをサポートしているファームウェアは以下のとおりです。
ARシリーズ F/W v5.5.0-0.1 以降
awplus> enable ↓ awplus# configure terminal ↓ awplus(config)# clock timezone JST plus 09:00 ↓ awplus(config)# end ↓






awplus> enable ↓ awplus# configure terminal ↓ awplus(config)# no spanning-tree rstp enable ↓この後もコマンド入力が必要な手順がありますので、「CLI」画面(タブ)は開いたままにしておくと便利です。

Note以下の項目は自動で設定されます。
- LCP EchoによるPPP接続状態の確認(keepalive)
- IPCPによるIPアドレスの取得要求(ip address negotiated)
- MSS書き換え(ip tcp adjust-mss)


| dhcp | 0.0.0.0/0 | vlan1 |
| lan | 192.168.1.0/24 | なし |
| wireless_user | 192.168.10.0/24 | なし |
| 192.168.20.0/24 | なし |


| ap1 | 192.168.1.101 |
| ap2 | 192.168.1.102 |
| ap3 | 192.168.1.103 |



awplus(config)# zone public ↓ awplus(config-zone)# network wan ↓ awplus(config-network)# ip subnet 0.0.0.0/0 interface ppp0 ↓
NoteWeb GUIでは、「ネットワーク追加」でIPv4サブネットアドレスを追加する際、インターフェースとしてPPPインターフェースやトンネルインターフェースを指定することができません。
awplus(config-network)# host ppp0 ↓ awplus(config-host)# ip address dynamic interface ppp0 ↓ awplus(config-host)# exit ↓ awplus(config-network)# exit ↓ awplus(config-zone)# exit ↓
NoteWeb GUIでは、「ホスト追加」でインターフェースとしてPPPインターフェースやトンネルインターフェースを指定することができません。


| 10 | 許可 | dhcp | private.dhcp | private.dhcp | 内部でのDHCPによる通信を許可します |
| 20 | 許可 | any | private.lan | private.lan | 内部から内部への通信を許可します(ここでは本製品・無線AP間の通信) |
| 30 | 許可 | any | private | public | 内部から外部への通信を許可します |
| 40 | 許可 | dns | public.wan.ppp0 | public.wan | 本製品のWAN側インターフェースから外部へのDNS通信を許可します |
| 50 | 拒否 | any | private.wireless_user | private.lan.ap1 | ユーザーからアクセスポイント1への通信を破棄します |
| 60 | 拒否 | any | private.wireless_user | private.lan.ap2 | ユーザーからアクセスポイント2への通信を破棄します |
| 70 | 拒否 | any | private.wireless_user | private.lan.ap3 | ユーザーからアクセスポイント3への通信を破棄します |
Note
- 無線LANコントローラーと管理下AP間の通信が遮断されないようにご注意ください。
- 無線端末からアクセスポイントへの通信を遮断するような設定を行っていますが、不要な場合はルール 50,60,70 を削除してください。
NoteWeb GUI上ではエンティティーの区切り文字がピリオド(.)ではなくスラッシュ(/)になっています。
たとえば、ルール50の宛先エンティティー「private.lan.ap1」は「private / lan / ap1」のように表示されますが、意味は同じです。


NoteWeb GUIでファイアウォールルールを設定する場合、ルール番号を指定できないため、必ずルール番号順に設定してください。

Noteファイアウォールを有効にするときは、事前にWeb GUIへのアクセスを許可するルールが設定されていることを確認してください。



awplus(config)# ip dns forwarding ↓


| pool1 | 192.168.1.0/24 | なし | 任意 | 192.168.1.101 | 192.168.1.110 | なし |
| user1 | 192.168.10.0/24 | 192.168.10.1 | 任意 | 192.168.10.201 | 192.168.10.210 | なし |
| user2 | 192.168.20.0/24 | 192.168.20.1 | 任意 | 192.168.20.201 | 192.168.20.210 | なし |
awplus(config)# ip dhcp pool pool1 ↓ awplus(dhcp-config)# host 192.168.1.101 0000.5e00.5301 ↓ awplus(dhcp-config)# host 192.168.1.102 0000.5e00.5302 ↓ awplus(dhcp-config)# host 192.168.1.103 0000.5e00.5303 ↓


| 192.168.1.101 | nas123456 |
| 192.168.1.102 | nas123456 |
| 192.168.1.103 | nas123456 |



awplus(config)# ntp master ↓



| SSID | wnet10 |
| 説明 | 任意 |
| ステータス | 通常 |
| セキュリティー | WPAパーソナル |
| キー | passphrase_for_wnet |

| SSID | wnet20 |
| 説明 | 任意 |
| ステータス | 通常 |
| セキュリティー | WPAエンタープライズ |
| RADIUS 認証グループ | wpa4login |
| RADIUS アカウンティンググループ | wpa4login |
| ダイナミックVLAN | 無効 |
| VLAN ID(拡張設定) | 20 |


| 名前 | smart-connect-profile 1 |
| SSID | awc-smart-connect |
| キー | 1234567890abcdef |
| 無線 | 2 |
| チャンネル | Auto |


| 名前 | ap-profile 1 |
| モデル | AT-TQ5403 |
| カントリーコード | Japan |
| 無線1 | 有効 |
| wnet10 - Channel Blanket OFF | |
| wnet20 - Channel Blanket OFF |



| AP1 | ap1 | 0000.5e00.5301 | 192.168.1.101 | ap-profile 1 |
| AP2 | ap2 | 0000.5e00.5302 | 192.168.1.102 | ap-profile 1 |
| AP3 | ap3 | 0000.5e00.5303 | 192.168.1.103 | ap-profile 1 |

NoteAWC機能はセル型の無線バンドのみ対象となります。
NoteGUIから自動設定されるAWCスケジュールの初期設定は、AWC計算結果を適用するためのタスクが「1000」、AWC計算を実行するためのタスクが「1001」としてRunning-config上に自動登録されます。AWC機能を使用しない場合は、「計算タスク編集」を選択し、「AWC 計算」ダイアログから「状態」を「無効」にしてください。


awplus(config)# interface vlan1 ↓ awplus(config-if)# ip address 192.168.1.2/24 ↓ awplus(config-if)# exit ↓
Note起動時に、AMFネットワーク未検出時の拡張動作が機能した場合、本製品にはルーターに設定したDHCPサーバーからIPアドレスが割り振られるため、IPアドレスの設定は不要です。該当IPアドレスを使用して、Web GUIにアクセスしてください。
NoteWeb GUIの画面、メニュー構成、機能などは、製品機種やファームウェア、GUIファイルのバージョンによって異なる可能性があります。
| VLAN | 10 | cell_user1 |
| VLAN | 20 | cell_user2 |


awplus(config)# interface port1.0.3 ↓ awplus(config-if)# thrash-limiting action none ↓ awplus(config-if)# exit ↓次の手順でもコマンド入力が必要ですので、「CLI」画面(タブ)は開いたままにしておきます。
awplus(config)# no spanning-tree rstp enable ↓


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