[index] CentreCOM x550シリーズ コマンドリファレンス 5.5.5
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: インターフェース / ポート認証
(config)# auth radius send nas-identifier [LINE|vlan-id]
(config)# no auth radius send nas-identifier
ポート認証機能において、RADIUSサーバーにNAS(Network Access Server)-Identifier属性を通知するよう設定する。
no形式で実行した場合はNAS-Identifier属性の通知を停止する。
初期設定は通知しない。
本コマンド有効時は、ポート認証機能に関連してRADIUSサーバーに送信するすべての認証用パケットにNAS-Identifier属性が通知される。
NAS-Identifier属性には、任意の文字列もしくはSupplicantの接続されているポートのVLAN IDがセットできる。
NAS-Identifier属性は、特定のRADIUSサーバーを使ってMAC認証を行うときに必要となる。その場合、同属性にはVLAN IDをセットする必要がある。
また、RADIUS Dynamic Authorization(radius dynamic-authorization-client)機能でNAS-Identifier属性を照合に使うときにも本コマンドので一意の識別子を設定する必要がある。
LINE |
RADIUSサーバーに通知するNAS-Identifier属性に任意の文字列をセットする。1~253文字まで指定可能。 | ||||
vlan-id |
RADIUSサーバーに通知するNAS-Identifier属性にVLAN IDをセットする。 |
■ RADIUSサーバーに通知するNAS-Identifier属性に「NASID100」をセットする。
awplus(config)# auth radius send nas-identifier NASID100 ↓■ RADIUSサーバーに通知するNAS-Identifier属性にVLAN IDをセットする。
awplus(config)# auth radius send nas-identifier vlan-id ↓■ NAS-Identifier属性の通知を停止するように設定する。
awplus(config)# no auth radius send nas-identifier ↓
configure terminal (特権EXECモード) | +- auth radius send nas-identifier(グローバルコンフィグモード)
auth radius send service-type(グローバルコンフィグモード)
auth radius send vlan-id(グローバルコンフィグモード)
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