platform sync-mc-ops

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: IPマルチキャスト / 一般設定


(config)# [no] platform sync-mc-ops


マルチキャストエントリーのハードウェアテーブル登録処理をスタックメンバー間で同期的に行うことを許可する。
no形式で実行した場合は同期的な登録処理を無効にする。
デフォルトは無効。

通常、マルチキャストエントリーの登録処理はパフォーマンス向上のためスタックメンバー間で非同期に行われるが、特定のマルチキャスト環境(※)では、異なるスタックメンバーに接続されたマルチキャスト受信者に対する配信の正確性と整合性を保つため、スタックメンバー間で同期的に登録処理を行うほうが望ましいケースがあり、本コマンドはこの同期処理を許可する。なお、本コマンドを有効にした場合、マルチキャストの配信遅延がおよそ0.1秒発生する。
※本製品においてIGMP join、Leaveの受信が短時間に頻繁に行われる環境


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- platform sync-mc-ops(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

show platform(特権EXECモード)



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