access-list(hardware mac)

モード
グローバルコンフィグモード
カテゴリー
トラフィック制御 / アクセスリスト

構文

コマンド構文

(config)# access-list <4000-4699> ACTION SRCMAC DSTMAC [vlan <1-4094> [inner-vlan <1-4094>]]

(config)# no access-list <4000-4699>

コマンド説明

ハードウェアMACアクセスリストを新規作成または変更する。
no形式で実行した場合は指定したハードウェアMACアクセスリストを削除する。

ハードウェアMACアクセスリストは、スイッチチップ(ASIC)でMACアドレスに基づくパケットフィルタリングやトラフィック分類を行うためのアクセスリスト。

他のアクセスリストとは異なり、「リスト」とはいうもののエントリーは1つしか持てない。

パラメーター

<4000-4699>
アクセスリスト番号。4000~4699がハードウェアMACアクセスリストの番号となる
ACTION
条件に合致した場合のアクション。以下から選択する
deny
パケットを破棄する
permit
パケットを許可(通常転送)する
copy-to-cpu
パケットを許可(通常転送)した上で、パケットのコピーをCPUにも転送する
send-to-cpu
パケットを破棄した上で、パケットのコピーをCPUにだけ転送する
copy-to-mirror [interface IFNAME]
パケットを許可(通常転送)した上で、パケットのコピーをミラーポートから出力する。あらかじめ、mirror interfaceコマンドでミラーポートを設定しておく必要がある。なお、本アクションを使用する場合、mirror interfaceコマンドではnoneを指定すること。また、ミラーポートを複数設定している場合は、interfaceオプションで出力ポートを指定する(未指定時はインターフェースインデックスが最も小さいミラーポートに出力する)
send-to-vlan-port vlan <1-4094> port IFNAME
指定したポート(および所属VLAN)に、設定したアクセスリストの条件に合致したトラフィックを転送する。なお、VLANタグ付きトラフィックを本アクションで転送する場合は、転送先ポートがタグ付きポートである必要がある。
SRCMAC
送信元MACアドレス。次のいずれかの形式で指定する
HHHH.HHHH.HHHH XXXX.XXXX.XXXX
MACアドレスとワイルドカードマスク。それぞれ16進数で2オクテット(4桁)ごとにピリオドで区切って指定する(例:0000.cd24.0367)。XXXX.XXXX.XXXXはワイルドカードマスク(リバースマスクまたはORマスクともいう)といい、対象アドレスとHHHH.HHHH.HHHHの比較時に無視したい部分(ワイルドカードとして扱いたい部分)を「0」もしくは「F」のどちらかを用いて4ビット(1桁)単位で指定する。対象アドレスと HHHH.HHHH.HHHHを完全一致で比較したいときは「0000.0000.0000」を指定する。対象アドレスと HHHH.HHHH.HHHHの最下位4ビット(1桁)を比較しない場合は 「0000.0000.000F」を指定する
any
すべてのMACアドレスに合致させる場合に指定する
DSTMAC
宛先MACアドレス。指定方法はSRCMACと同じ
vlan <1-4094>
受信パケットのVLAN ID。タグ付きパケットの場合はVLANタグヘッダーのVLAN ID。タグなしパケットの場合は同パケットが所属するVLANのVLAN ID
inner-vlan <1-4094>
ダブルタグパケットにおける内側VLANタグヘッダーのVLAN ID。ダブルタグパケットにだけ適用される

使用例

MACアドレス00-0a-79-34-0b-33からのパケットを破棄するハードウェアMACアクセスリスト4000を作成する。
awplus(config)# access-list 4000 deny 000a.7934.0b33 0000.0000.0000 any

ハードウェアMACアクセスリスト4000を削除する。
awplus(config)# no access-list 4000

MACアドレス00-0a-79-34-0b-30 ~ 00-0a-79-34-0b-3F からのパケットを破棄するハードウェアMACアクセスリスト4000を作成する。
awplus(config)# access-list 4000 deny 000a.7934.0b33 0000.0000.000F any

注意・補足事項

access-groupコマンドでスイッチポートに適用した状態のままハードウェアMACアクセスリストの内容を変更することはできない。ハードウェアMACアクセスリストの内容を変更する場合は、no access-groupでポートへの適用を解除してから内容を変更し、再度access-groupコマンドを実行してポートに適用しなおすこと。

QoSクラスマップ内でハードウェアMACアクセスリストを使用する場合(match access-groupコマンドで指定)、同一クラスマップ内では、ハードウェアMACアクセスリストのvlan、inner-vlanパラメーターと、クラスマップのmatch vlanコマンド、match inner-vlanコマンドを混在させずに、どちらか一方だけを使うこと。

UDLDパケットを破棄する設定は未サポート。

コマンドツリー

関連コマンド