area virtual-link
- モード
- OSPFモード
- カテゴリー
- IP / 経路制御(OSPF)
構文
(config-router)# area AREAID virtual-link A.B.C.D [dead-interval <1-65535>] [hello-interval <1-65535>] [retransmit-interval <1-3600>] [transmit-delay <1-3600>] [authentication [message-digest]] [authentication-key [encrypted] TEXTLINE|message-digest-key <1-255> md5 [encrypted] TEXTLINE]
(config-router)# no area AREAID virtual-link A.B.C.D [dead-interval] [hello-interval] [retransmit-interval] [transmit-delay] [authentication] [authentication-key] [message-digest-key <1-255>]
コマンド説明
(ABRでのみ有効)仮想リンクを設定する。仮想リンクの設定はリンク両端のルーターで行わなくてはならない。no形式でオプションを指定しなかった場合は、仮想リンクの設定を削除する。
no形式でオプションを指定した場合は、指定したオプションをオフにする。
パラメーター
AREAID- 通過エリアのOSPFエリアID。通過エリアは通常エリアでなくてはならない。次のいずれかの形式で指定する
<0-4294967295>- 単一10進数形式(例:1)
A.B.C.D- IPアドレス形式(例:0.0.0.1)
A.B.C.D- 仮想リンクの対向に位置するABRのルーターID
dead-interval <1-65535>- HelloパケットのRouter Dead Intervalタイマー(秒)。隣接ルーターからHelloパケットを受信できなくなったときに、隣接ルーターがダウンしたと判断するまでの時間を示す。同一ネットワーク上のすべてのルーターに同じ値を設定する必要がある。最小値はHelloパケットの送信間隔(Hello Interval)×2、推奨値はHello Interval×4。初期値は40
hello-interval <1-65535>- Helloパケットの送信間隔(Hello Interval)(秒)。同一ネットワーク上のすべてのルーターに同じ値を設定する必要がある。初期値は10
retransmit-interval <1-3600>- データベース記述パケット(タイプ2)、リンク状態要求パケット(タイプ3)、リンク状態更新パケット(タイプ4)の再送間隔(秒)。隣接ルーター間のパケット往復時間よりも十分に大きな値でなくてはならない。LANでは5秒が標準的。初期値は5秒
transmit-delay <1-3600>- リンク状態更新パケットの送信遅延時間(秒)。同パケットに含まれるLSAのエージフィールドはこの値だけ増分される。LANでは通常1に設定される。初期値は1
authentication [message-digest]- 仮想リンクで認証を行うよう設定するとともに認証方式を指定する。message-digestを指定しなかった場合は簡易パスワード認証、message-digestを指定した場合はMD5ダイジェスト認証を行う
authentication-key [encrypted] TEXTLINE- 簡易パスワード認証用の鍵の値(文字列)。8文字以内で指定する。TEXTLINEは行末までがその値と見なされるため、スペースを含んでいてもよい(本パラメーターはコマンドラインの最後に指定すること)。また、encrypted は
TEXTLINEで指定した文字列がすでに暗号化されたパスワードであることを示す。これは通常コンフィグファイル中で使用されるもので、コマンドラインから使うものではない
message-digest-key <1-255>- MD5ダイジェスト認証用の鍵番号。1つの仮想リンクには255個まで鍵を設定できる
md5 [encrypted] TEXTLINE- MD5ダイジェスト認証用の鍵の値(文字列)。16文字以内で指定する。TEXTLINEは行末までがその値と見なされるため、スペースを含んでいてもよい(本パラメーターはコマンドラインの最後に指定すること)。また、encrypted は
TEXTLINEで指定した文字列がすでに暗号化されたパスワードであることを示す。これは通常コンフィグファイル中で使用されるもので、コマンドラインから使うものではない
使用例
ルーター1.1.1.1と4.1.1.1の間に仮想リンクを作成する。通過エリアは1。通過エリア1は通常エリアでなくてはならない。- ルーター1.1.1.1側
awplus(config-router)# area 1 virtual-link 4.1.1.1
- ルーター4.1.1.1側
awplus(config-router)# area 1 virtual-link 1.1.1.1
注意・補足事項
本機能の設定を行う際は、あらかじめOSPFサービスを有効にしておくこと(service ospfコマンド)。バージョン5.5.4-0.x以降、入力したパスワードはコンフィグ中で自動的に暗号化される。
パスワードが暗号化された状態で保存したコンフィグのままバージョン5.5.3-2.x以前にダウングレードした場合、コンフィグ読み込み時に当該行がエラーとなる。ダウングレード時は、必要に応じて再設定するか、前バージョンで保存したコンフィグを適用すること。