arp-mac-disparity multicast(NLB)
- モード
- インターフェースモード
- カテゴリー
- IP / ARP
構文
(config-if)# [no] arp-mac-disparity multicast
コマンド説明
マルチキャストMACアドレスのダイナミックARPエントリー(例:IP=192.168.10.2 / MAC=03-bf-c0-a8-0a-02)を登録可能にする。デフォルトは登録不可。
NLBの設定に関しては解説編を参照。
注意・補足事項
本製品でNLB(本コマンド)を使用する場合は、事前にplatform load-balancingコマンドをno形式で実行しMACアドレスによる制御(src-dst-mac)を無効にすること。awplus(config)# no platform load-balancing src-dst-mac
無効にしないで本コマンドを実行すると以下のメッセージが表示され設定が有効にならない。% Cannot configure arp-mac-disparity if src-dst-mac load balancing is enabled
本コマンドの設定により、ユニキャストIPアドレスとマルチキャストMACアドレスの関連付けをしたARPエントリーがダイナミックに生成可能となるが、該当ARPエントリーに登録されたIPアドレス宛てのトラフィックはVLAN内でフラッディングされる。本コマンド設定時は、該当ARPエントリーに対応する機器(MS-NLBサーバーなど)専用のVLANを作成し、該当IPアドレス宛てのトラフィックが他の機器に送信されないよう設定することを推奨する。
なお、スタティックARPエントリー(arpコマンド)は、本コマンドを設定しなくても登録可能。
本コマンドはMicrosoft NLBのマルチキャストモードに対応するためのもの。本コマンドを設定することにより、ARPのSenderMACフィールドにマルチキャストアドレスが入っている場合でも、該当ARPに応答しARPキャッシュに登録されるようになる(本コマンド未設定時、該当ARPは破棄される)。
L2環境で本コマンドを使用する場合は、本コマンドの設定有無にかかわらずMicrosoft NLB宛のパケットはフラッディングします。ただし、本コマンド設定時にNLBサーバーのスタティックARPが登録されている場合は、NLBサーバーが接続されているポートにだけ出力されます。