ipv6 policy-route
- モード
- ポリシーベースルーティングモード
- カテゴリー
- トラフィック制御 / ポリシーベースルーティング
構文
(config-pbr)# ipv6 policy-route [<1-500>] {match APPNAME & from SRC_ENTITY & to DST_ENTITY} nexthop LIST [load-balance]
(config-pbr)# ipv6 policy-route [<1-500>] {match APPNAME & from SRC_ENTITY & to DST_ENTITY} linkmon-group NAME linkmon-profile NAME
(config-pbr)# [no] ipv6 policy-route <1-500>
コマンド説明
IPv6のポリシーベースルーティング(PBR)ルールを追加する。no形式で実行した場合は指定したPBRルールを削除する。
各ルールでは、条件としてmatch、from、toから最低1つを指定する必要がある。
パラメーター
<1-500>- ルール番号(IPv4/IPv6共通)。省略時はリストの最後尾に新規ルールが追加される(新規ルールの番号は既存の最後尾ルールより大きい直近の10の倍数となる)。ルールの検索は番号の小さい順に行われる
match APPNAME- アプリケーション定義名。省略時はany(アプリケーションに関知しない)
from SRC_ENTITY- 送信元エンティティー名。省略時はany(送信元に関知しない)
to DST_ENTITY- 宛先エンティティー名。省略時はany(宛先に関知しない)
nexthop LIST- マッチしたパケットの転送先をスタティックに指定する場合はLISTを次のいずれかの形式で指定する
X:X::X:X ...- ネクストホップアドレス。スペース区切りで8つまで指定可能
IFNAME ...- 送出インターフェース。スペース区切りで8つまで指定可能。ポイントツーポイントインターフェース(PPP、トンネルインターフェース)か特殊なインターフェース名 null(該当経路宛てのパケットを破棄)のみ有効
load-balance- 指定したネクストホップ間でのリンクアグリゲーションを有効にする。本オプションを指定しない場合はnexthop LIST内で使用可能な最初のネクストホップが使われるが、本オプションを指定した場合は使用可能なすべてのネクストホップに各フローを分散して送信する。なお、本オプションを指定したPBRルールでは、maximum-pathsコマンドの設定は無視される
linkmon-group NAME- マッチしたパケットの転送先を回線状況に応じて動的に切り替える場合(SD-WANロードバランス機能)は、本パラメーターでリンク監視グループ(linkmon group)を、次のlinkmon-profileパラメーターでリンク性能プロファイル(linkmon profile)を指定する
linkmon-profile NAME- リンク性能プロファイル(linkmon profile)。なお、linkmon-groupのみ指定し、linkmon-profileパラメーターを省略した場合は、回線状況による判断は行わず、各回線のアップ・ダウンとネクストホップアドレスの正当性だけにもとづいて転送先を決定する動作となる
注意・補足事項
最後尾のルール番号が500の時は、ルール番号を省略して新規ルールを追加することはできない。その場合はルール番号を明示的に指定して追加すること。各ルールではネクストホップを最大8つ指定できるが、リンクアグリゲーション(load-balance)が無効な場合、同時に使用されるのは1つだけ。通常は最初に指定したネクストホップが使われるが、同ネクストホップが使用できなくなった場合は次に指定したネクストホップが使われる。