crypto pki enroll user

モード
特権EXECモード
カテゴリー
運用・管理 / ローカルCA

構文

コマンド構文

# crypto pki enroll NAME user USERNAME

コマンド説明

指定した名前を持つユーザーのクライアント証明書(ユーザー証明書)を発行し、ローカルCAの証明書レポジトリーに格納する。

発行したクライアント証明書とユーザーの秘密鍵、およびローカルCAのルートCA証明書は、crypto pki export pkcs12コマンドでPKCS#12形式のファイルに書き出し、ユーザーに配布することができる。

パラメーター

NAME
ローカルCAのトラストポイント名
USERNAME
ユーザー名。ローカルRADIUSサーバーに登録してあるユーザー名を指定する(実際には登録の有無にかかわらず任意の名前を指定できるが、そのような行為は意味を持たない)。使用可能な文字は半角英数字と一部の記号(! % + , @ ^ _ { })のみ

使用例

ユーザーuser1のクライアント証明書を発行し、ローカルCA「local」の証明書レポジトリーに格納する。
本コマンドを実行すると、クライアント証明書の書き出し時にファイルを暗号化するためのパスワードを聞かれるので、確認を含め2回同じ文字列を入力すること。空文字列や「abort」を入力した場合、および、入力した文字列が一致しない場合は発行が中止される。
awplus# crypto pki enroll local user user1
Enter an export passphrase, or "abort" to cancel.
XXXXXXXXXXXX ↓(実際には表示されません)
Enter the export passphrase again.
XXXXXXXXXXXX ↓(実際には表示されません)
Generating a user private key for "user1"...
Successfully enrolled user "user1".
The PKCS#12 file is ready to export.

注意・補足事項

ローカルCAでは証明書失効リスト(CRL)の発行をサポートしていないため、本コマンドで発行した証明書を無効にするには、ローカルCAの再セットアップが必要となる(crypto pki trustpointコマンドをno形式、通常形式の順に実行する)。なお、ローカルCAを再セットアップすると、それ以前に発行した証明書はすべて無効になり、再発行が必要になるので注意すること。

ユーザー名に下記以外の記号が含まれていると証明書の発行ができない。証明書を利用するユーザーの名前には、下記以外の記号を使わないこと。

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