police twin-rate
- モード
- ポリシーマップ・クラスモード
- カテゴリー
- トラフィック制御 / Quality of Service
構文
(config-pmap-c)# police twin-rate MINRATE MAXRATE MINBURST MAXBURST action ACTION
(config-pmap-c)# no police
コマンド説明
対象トラフィッククラスにツインレートの個別ポリサー(メーター/ポリサー/リマーカー)を適用する。no形式で実行した場合は、対象トラフィッククラスからツインレート個別ポリサーの適用を解除する。
ツインレート個別ポリサーは、本コマンドで設定した帯域基準値(最大・最小トラフィックレートとそれぞれに対する許容バーストサイズ)をもとに、対象トラフィッククラスが実際にどの程度の帯域を使用しているかを計測し、その結果に基づいて該当トラフィッククラスに属するパケットを3つの「帯域クラス」に分類する(メータリング)。
| Green | 少ない | 帯域割り当ての優先度は最高 |
| Yellow | 中程度 | 帯域割り当ての優先度は中。キューが混雑したときは(Redの次に)優先的に破棄 |
| Red | 使いすぎ | 帯域割り当ての優先度は最低。キューへの格納前に破棄、あるいは、キューが混雑したとき優先的に破棄 |
帯域クラスへの分類後は、次のいずれかのアクションを実行できる。
- ポリシング
帯域クラスRedに分類されたパケット(帯域超過パケット)を破棄することで、該当トラフィッククラス群の帯域使用量を最大トラフィックレート+許容バーストサイズ以下に抑える
- リマーキング
帯域クラスをキーとしてremarkマップ(remark-mapコマンドで設定)を検索し、パケットのDSCP値と帯域クラスを変更する。これにより、キューイング時の動作に影響を与えたり、後続の機器に情報を提供したりする
パラメーター
MINRATE := <1-40000000>- 最小トラフィックレート。単位はKbps。帯域クラスGreenの基準値(CIR)となる
MAXRATE := <1-40000000>- 最大トラフィックレート。単位はKbps。帯域クラスYellowの基準値(PIR)となる
MINBURST := <0-16777216>- 最小トラフィックレート(
MINRATE)に対する、帯域クラスGreenの最大許容バーストサイズ(CBS)。単位はByte。トラフィックの流入量がMINRATEを上回った場合に、Greenのトラフィックに許容される超過データ量を指定する。バーストサイズがMINBURSTを上回った場合、該当パケットは帯域クラスYellowに分類される。RFC2698では、MINBURSTとMAXBURSTの両方を、予期される最大パケットサイズ以上に設定することを推奨している
MAXBURST := <0-16777216>- 最大トラフィックレート(
MAXRATE)に対する、帯域クラスYellowの最大許容バーストサイズ(PBS)。単位はByte。トラフィックの流入量がMAXRATEを上回った場合に、Yellowのトラフィックに許容される超過データ量を指定する。バーストサイズがMAXBURSTを上回った場合、該当パケットは帯域クラスRedに分類される。RFC2698では、MINBURSTとMAXBURSTの両方を、予期される最大パケットサイズ以上に設定することを推奨している
action ACTION- 帯域クラスへの分類後に実行するアクション。次のいずれかを指定する
drop-red- ポリシング(帯域クラスRedに分類されたパケットを破棄)
remark-transmit- リマーキング(remarkマップを参照して、パケットのDSCP値と帯域クラスを変更する)
注意・補足事項
MINRATE、MAXRATEの指定値が64Kbpsの倍数でない場合は、有効範囲内のもっとも近い倍数になるよう丸められる。MINBURST、MAXBURSTの指定値が4096Byteの倍数でない場合は、有効範囲内のもっとも近い倍数になるよう丸められる。
複数のスイッチチップ(インスタンス)にまたがるトランクグループ(スタティックチャンネルグループ、LACPチャンネルグループとも)ではメータリングが動作しない。複数インスタンスにまたがるトランクグループに対しては、本コマンドを含むポリシーマップを適用しないこと(適用してもメータリングが動作しない)。
ツインレート個別ポリサーにおけるパラメーターの関係
