ip pim rp-address
- モード
- グローバルコンフィグモード
- カテゴリー
- IPマルチキャスト / PIM
構文
(config)# [no] ip pim [vrf VRFNAME] rp-address A.B.C.D [LISTNUM|LISTNAME]
コマンド説明
(PIM-SM)指定したマルチキャストグループのランデブーポイント(RP)を静的に設定する。no形式で実行した場合は静的設定したRPの情報を削除する。
本製品では、複数のRPを静的に設定することが可能。また、静的RPとブートストラップメカニズムによる動的RPを併用してもよい。
RP設定に関する仕様は以下のとおり。
- 同一のグループ範囲に対して、ブートストラップルーター(BSR)から動的に学習したRPと静的設定したRPの両方が存在している場合、BSRから学習した動的RPのほうが優先的に使用される。動的RPが複数存在している場合は、通常どおりRP優先度とハッシュ関数によって実際に使用するRPが決定される。
- 同一のグループ範囲に対して、静的RPが複数存在している場合は、もっとも大きいIPアドレスを持つものが使用される。
- 静的RPおよび動的RP(C-RP)の設定時に標準IPアクセスリストでグループ範囲を指定しなかった場合は、224.0.0.0/4(すべてのマルチキャストグループアドレス)を指定したものと見なされる。
- 静的RPおよび動的RP(C-RP)の設定時に標準IPアクセスリストでグループ範囲を指定する場合、アクセスリストではRPに担当させたいグループ範囲をpermitするよう設定しておくこと。なお、アクセスリストでany(0.0.0.0 255.255.255.255や0.0.0.0/0)を指定した場合は、224.0.0.0/4の意味と見なされる。
パラメーター
vrf VRFNAME- VRFインスタンス名。省略時はグローバルVRFインスタンスが対象となる
A.B.C.D- ランデブーポイント(RP)のIPアドレス。すでに静的設定済みのアドレスを指定した場合は、既存設定を上書き変更するので注意
LISTNUM|LISTNAME- 標準IPアクセスリスト。該当RPに担当させたいマルチキャストグループアドレスの範囲をpermitするよう設定しておくこと。なお、アクセスリストでany(0.0.0.0 255.255.255.255や0.0.0.0/0)を指定した場合は、224.0.0.0/4(すべてのマルチキャストグループアドレス)の意味と見なされる。また、アクセスリストを指定しなかった場合も、224.0.0.0/4を指定したものと見なされる
LISTNUM := {<1-99>|<1300-1999>}- 標準IPアクセスリスト番号
LISTNAME- 標準IPアクセスリスト名
使用例
本機能の設定を行う際は、あらかじめPIMサービスを有効にしておくこと(service pimコマンド)。マルチキャストグループ239.1.1.0~239.1.1.255のランデブーポイント(RP)として、192.168.10.1を使用するよう静的に設定する。RPとして動作させるルーター(ここでは192.168.10.1)を含め、すべてのルーターに同じ設定をすること。
awplus(config)# access-list 1 permit 239.1.1.0 0.0.0.255 awplus(config)# ip pim rp-address 192.168.10.1 1