show ip route
- モード
- 非特権EXECモード
- カテゴリー
- IP / 経路制御
構文
> show ip route [vrf VRFNAME|global] [TYPE|A.B.C.D|A.B.C.D/M]
コマンド説明
IP転送表(FIB: Forwarding Information Base)を表示する。IP転送表(FIB)は、IP経路表(RIB: Routing Information Base)に登録されている経路の中から「最適」なもの、すなわち、パケット転送時に使用する経路だけを抜き出して登録したもの。IPパケットの転送処理は、FIBだけを参照して行われる。RIBを表示させるにはshow ip route databaseコマンドを使う。
パラメーター
vrf VRFNAME- VRFインスタンス名。指定したVRFインスタンスのみ表示するときに指定する
global- グローバルVRFインスタンスのみ表示するときに指定
TYPE- 表示する経路を絞り込むときに指定する。次の値を指定できる
connected- インターフェース経路(直結経路)だけを表示する
static- スタティック経路だけを表示する
rip- RIP経路だけを表示する
ospf- OSPF経路だけを表示する
bgp- BGP経路だけを表示する
A.B.C.D- 指定したIPアドレス宛てのパケットを転送するときに使用する経路エントリーの詳細情報を表示する
A.B.C.D/M- 指定したIPプレフィックス(IPアドレスとプレフィックス長)と完全一致する経路エントリーの詳細情報を表示する
使用例
もっとも基本的な表示形式。FIBの内容がすべて表示される。awplus> show ip route
Codes: C - connected, S - static, R - RIP, B - BGP
O - OSPF, IA - OSPF inter area
N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2
E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2
* - candidate default
S* 0.0.0.0/0 [1/0] via 192.168.0.254, vlan1
C 192.168.0.0/24 is directly connected, vlan1
上記基本形式における各項目の表示項目については、show ip route databaseコマンドの解説を参照のこと。なお、同コマンドとの差分は次のとおり。
- 属性フラグ「*」と「>」は表示されない
- デフォルト経路には、経路種別の後に「*」が付く
特定のIPアドレスを指定した場合は、指定したアドレス宛てのパケットを転送するときに使う経路エントリーの詳細情報が表示される。
FIBには最適な経路だけが登録されているので、FIBの検索には宛先IPアドレスだけが使われる。172.16.0.0/20と172.16.10.0/24のようにアドレス範囲がオーバーラップしているエントリーがあり、宛先アドレスが複数のエントリーに合致する場合は、もっとも具体的なエントリー、すなわち、プレフィックス長のもっとも長いエントリーが選択される(最長一致)。
awplus> show ip route 172.16.10.5
Routing entry for 0.0.0.0/0
Known via "static", distance 1, metric 0, best
* via 192.168.0.254, vlan1
特定のIPプレフィックスを指定した場合は、指定した宛先プレフィックスを持つ経路エントリーの詳細情報が表示される。
awplus> show ip route 192.168.0.0/24
Routing entry for 192.168.0.0/24
Known via "connected", distance 0, metric 0, best
* is directly connected, vlan1