インターフェース / ワイヤレスWAN

ワイヤレスWANインターフェースは、5G/LTEのモバイルネットワーク(移動体通信)サービスの設定に使用されます。
モバイルネットワークへの接続設定は、インターフェース名「wwan0」のワイヤレスWANインターフェースを通じて行います。

USB型データ通信端末の設定

特定のUSB型データ通信端末は、ワイヤレスWANインターフェース(wwan)を使用してモバイルネットワークに接続します。
必要な設定の基本的な流れは次のとおりです。なお、以下の手順は架空の通信事業者/サービスを想定して作成したサンプルです。
実際に設定すべき項目や内容はご利用の通信事業者/サービスによって異なりますので、各事業者にご確認ください。
  1. 接続先情報を「APNプロファイル」という形で登録します。登録後、APNプロファイルをワイヤレスWANインターフェース(wwan)に割り当てることで、USB型データ通信端末を利用したネットワーク接続ができるようになります。
    APNプロファイルの作成はapn(wwan)コマンド(グローバルコンフィグモード)で行います。
    プロファイル名は任意です。同コマンドを実行するとAPNプロファイルモードに移動しますので、同モードのコマンドで具体的な情報を指定します。
    awplus(config)# apn profile1
    

  2. 接続先のアクセスポイント名(APN)を指定します。これにはnameコマンドを使います。
    実際に指定すべき値はサービスを提供している通信事業者にご確認ください。
    awplus(apn-config)# name carrier1.example.com
    

  3. 認証方式、ユーザー名、パスワードなどの指定が必要な場合は、それぞれauthusernamepasswordで設定してください。
    実際に指定すべき項目と値はサービスを提供している通信事業者にご確認ください。
    awplus(apn-config)# auth chap
    awplus(apn-config)# username user1
    awplus(apn-config)# password pass1
    awplus(apn-config)# exit
    

  4. interfaceコマンドでワイヤレスWANインターフェース「wwan0」を指定してインターフェースモードに入り、USB型データ通信端末にAPNプロファイルを関連付けます。これには、apn(wwan)コマンド(インターフェースモード)を使います。
    APNプロファイルの関連付けによりwwan0インターフェースのIPアドレスは自動的に取得されます。
    awplus(config)# interface wwan0
    awplus(config-if)# apn usb profile1
    

  5. インターフェースを通過するTCPパケットのMSS値書き換えを有効にします。これにはip tcp adjust-mssコマンドを使います。書き換え後のMSS値は適宜調整してください。
    awplus(config-if)# ip tcp adjust-mss pmtu
    awplus(config-if)# end
    
設定は以上です。
/