本リリースノートでは、AlliedWare Plus製品の Web GUI 機能を提供する GUIファイルの変更点、注意事項などをお知らせします。
製品の取扱説明書、コマンドリファレンス、リリースノートなどとあわせてお読みください。
PN: 613-002984 Rev.N
AlliedWare Plus Web GUI リリースノート
1. GUIバージョン 2.17.1
GUIバージョン 2.17.1 に対応するAlliedWare Plus製品とファームウェアバージョンは次のとおりです。
| アイコン | 対象製品 | 製品種別 | 対象ファームウェアバージョン | |
|---|---|---|---|---|
| 該当 | 非該当 | |||
| x540L | x540L | CentreCOM x540Lシリーズ | スイッチ | 5.5.4-0.3以降, 5.5.3-2.2以降 |
| x250 | x250 | CentreCOM x250シリーズ | スイッチ | 5.5.4-0.3以降, 5.5.3-2.2以降 |
| SE540L | SE540L | CentreCOM Secure Edge SE540Lシリーズ | スイッチ | 5.5.4-0.3以降, 5.5.3-2.2以降 |
| SE250 | SE250 | CentreCOM Secure Edge SE250シリーズ | スイッチ | 5.5.4-0.3以降, 5.5.3-2.2以降 |
| ARX200S-GTX | ARX200S-GTX | AT-ARX200S-GTX | ルーター | 5.5.4A-0.1以降 |
本バージョンのGUIファイルは、対象製品種別/ファームウェアバージョンに応じて以下のファイル名で提供されます。
* 印のついているファームウェアバージョンとGUIファイルの組み合わせでは、GUIバージョン 2.17.0からの新機能はサポート対象外です。
- スイッチ製品
- 5.5.4-0.3以降用 : awplus-gui_554_33.gui
- 5.5.3-2.2以降用 : awplus-gui_553_33.gui *
- ルーター製品
- 5.5.4A-0.1以降用 : arc-gui_554_33.gui
GUIファイルのインストール方法等については、製品コマンドリファレンスの「Web GUI」 / 「準備」をご参照ください。
2. 本バージョンで追加・拡張された機能
2.1. 一般
- 2.1.1
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTX新製品のサポート
以下の新製品をサポートしました。
- AT-x540L-28XS
- AT-x250-28XS
- AT-SE540L-28XS
- AT-SE250-28XS
- AT-ARX200S-GTX
3. 本バージョンで仕様変更された機能
3.1. ネットワーク基本設定
- 3.1.1
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTX統計カウンター
統計カウンターの「サイズごとの送受信パケット数」グループでは、値が0の項目も表示されていましたが、カウントアップしている項目（値が1以上の項目）のみ表示されるよう仕様変更しました。
4. 本バージョンでの制限事項
本バージョンには、以下の制限事項があります。
4.1. 一般
- 4.1.1
[R179626]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXWeb GUIからVCSを無効にすることはできません。VCSを無効にする場合はCLIから行ってください。
4.2. ダッシュボード
- 4.2.1
[R178358]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXVCSグループ内の複数メンバーで動作環境に異常が発生した場合でも、システム情報ウィジェットの「動作環境」には最初に異常が検出されたメンバーの情報しか表示されません。
- 4.2.2
[R198495]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXWeb GUIからLACPチャンネルグループを作成する場合、グループ番号は1～32の範囲から指定してください。
4.3. かんたん設定
- 4.3.1
[R269182]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXAMF仮想リンクを使用している環境において、「かんたん設定」（かんたん接続、かんたんVPN）を用いて設定を再作成する場合は、CLIからAMF仮想リンクの設定をいったん削除した後、Web GUI上でかんたん設定を再実行し、その後 CLIからAMF仮想リンクを再設定してください。
4.4. セキュリティー
- 4.4.1
[R128435]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXエンティティー管理画面において、ネットワークに関連付けられるインターフェースはEthernet、VLANのみです。トンネルインターフェースやPPPインターフェースを関連付けたい場合は、CLIコマンドで設定してください。
- 4.4.2
[R183764]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXエンティティー管理画面において、ゾーンの「編集」ボタンをクリックしたときに表示される画面のタイトルが「ゾーン追加」になっています。
- 4.4.3
[R188625]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXエンティティー管理画面でネットワークを追加するとき、IPv4サブネットアドレスが未入力だと設定を保存できません。また、そのときのエラーメッセージは日本語化されていません。
- 4.4.4
[R268733]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXエンティティー管理ページのホスト追加ダイアログで「IP」に「dynamic」を入力した場合、「インターフェース」と「ドメイン」（FQDN）の入力欄はどちらか一方のみ入力し、もう一方は空欄にしてください。
- 4.4.5
[R271124]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXエンティティー管理画面において、ネットワーク定義にIPv4サブネットアドレスを関連付ける際、「IPアドレス/サブネットマスク長」の「IPアドレス」部分が「サブネットマスク長」に対応したネットワークアドレスでなくても入力が受け付けられます。
- 4.4.6
[R302547]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXエンティティー管理画面で追加済みのホスト定義を編集する際、文字数や文字幅によってはホスト名が途中までしか表示されないことがあります。編集ダイアログ内にホスト名全体を表示させたい場合はホスト名を7文字以内で設定してください。
- 4.4.7
[R311700]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXWebブラウザーのウィンドウサイズによっては、アクセスリスト画面でアクセスリスト名とIPバージョンが重なって表示されることがありますが、これは表示上の問題であり、動作に影響はありません。
4.5. ネットワーク基本設定
- 4.5.1
[R139019]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXVLAN画面において、同一ポートに対してVLANの設定、解除を繰り返し実行すると、不要な「キャンセル」ボタンと「適用」ボタンが表示されることがあります。その場合は「キャンセル」をクリックしてください。
- 4.5.2
[R181495]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXMSTP使用時、Web GUI上に「最後にトポロジーチェンジが発生した日時」は表示されません。CLIから確認してください。
- 4.5.3
[R187968]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTX「インターフェース管理」画面でインターフェースを削除しても、該当インターフェースが残っているように見えることがあります。この場合は、Webブラウザーの画面を再読み込みしてください。
- 4.5.4
[R198402]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXVLAN画面において、VLAN一覧でVLANを選択していなくても、ポートにマウスオーバーするとVLAN割り当てができるかのようにカーソルの形状が変化しますが、実際には割り当てはできません。
- 4.5.5
[R217499]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXARPテーブル画面において、ARP情報が100件以上登録されている場合、ページ全体をスクロールするバーが表示されません。ページ全体をスクロールしたい場合は、ARPテーブル右下のページ送りボタン付近にカーソルを置くと、スクロールすることができます。
- 4.5.6
[R240188]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXVCS未対応またはVCS設定が無効なときでも、VLANページ上で機器の上部に「VCSメンバー1」と表示されますが、表示上の問題で動作に影響はありません。
- 4.5.7
[R338282]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXインターフェース管理画面でMTUを設定する際、無効なMTU値を入力しても適用ボタンは無効になりませんが、クリック後にエラーメッセージが表示され、設定も適用されません。
4.6. ネットワークサービス
- 4.6.1
[R138944]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXツール画面のTraceroute、Pingでは不正なIPアドレスを入力してもエラーメッセージが表示されません。Traceroute、Pingは、入力したIPアドレスが正しいことを確認してから実行してください。
- 4.6.2
[R178938]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXローカルRADIUSサーバー画面でCSVファイルからユーザーをインポートする場合の所要時間は、CSVファイルに含まれるユーザー数に依存します。100ユーザーで約3秒、1000ユーザーで約30秒、4000ユーザーで約2分が目安です。
- 4.6.3
[R179520]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXDHCPプールの設定画面において、リース時間は120日以内で指定してください。
- 4.6.4
[R179535]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXRADIUSクライアント画面でサーバーグループを作成するとき、グループ名として無効な値を入力してもエラーメッセージが表示されません。
- 4.6.5
[R184082]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXローカルRADIUSサーバー画面でCSVからグループをインポートするときは、VLAN IDを正しく指定してください。
- 4.6.6
[R207934]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXSMTPサーバー設定時、認証方式として「認証なし」を選択していてもユーザー名とパスワードの入力欄が表示されますが、空欄のまま「適用」ボタンを押してください。
- 4.6.7
[R338081]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTX
SMTPサーバー設定において、認証方式を「認証なし」以外に設定した場合は必ずユーザー名/パスワードを入力してください。
4.7. ユーザー管理
- 4.7.1
[R221114]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTX新規ユーザー追加画面やパスワード変更画面において、設定をランニングコンフィグに反映するためのボタンのラベルが「適用」ではなく「保存」になっています。該当画面で設定した内容をスタートアップコンフィグに保存するには、ナビゲーションバーの「保存」ボタンをクリックしてください。
4.8. システム
- 4.8.1
[R129827]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXWeb GUIにアクセスして操作を行ったとき、スクリプト実行のログが記録されることがあります。これは、Web GUIが内部でスクリプトを実行しているためです。
- 4.8.2
[R131205]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXフラッシュメモリーの空き容量が少ない状態で、ファイル管理画面からフラッシュメモリーにファイルをアップロードすると、Web GUIからログアウトしてしまうことがあります。アップロードは、フラッシュメモリーに十分な空き容量があることを確認してから実行してください。
- 4.8.3
[R150296]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXライセンス管理画面では、無期限のライセンスも有効期間があるかのように表示されますが、これは表示のみの問題です。
- 4.8.4
[R151379]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTXログ画面において、プロセスIDの情報を含まないログメッセージが正しく表示されないことがありますが、表示のみの問題で、動作には影響ありません。
- 4.8.5
[R181460]
x540L x250 SE540L SE250 ARX200S-GTX情報画面の「動作環境詳細」において、FANの回転数が画像と重複して数値が読み取りにくい場合があります。