Allied SkyMarshal: インストールガイド

インストールガイド

本インストールガイドでは、Allied SkyMarshal(以下、SkyMarshal)の動作環境、インストール方法、環境設定などについて説明します。インストール前に必ずご一読ください。また、「リリースノート」もあわせてお読みくださいますようお願い申し上げます。

1 動作環境

SkyMarshal をインストールする前に、お客様のコンピュータ環境が以下の要件を満たしていることを確認してください。

また、「リリースノート」「注意事項」などをよくお読みください。

ハードウェア

Swim Manager Version 3.2 pl 4 以上が動作すること。

SkyMarshal は、Swim Manager のアドオンとして動作します。詳細は、Swim Manager のインストールガイドをご確認ください。

対応OS
  • Windows XP Professional
  • Windows XP Professional x64 Edition
  • Windows Server 2003
  • Windows Server 2003 x64 Edition
  • Windows Server 2003 R2
  • Windows Server 2003 R2 x64 Edition
  • Windows Vista
  • Windows Vista 64ビット版
  • Windows Server 2008 (x86)
  • Windows Server 2008 (x64)
  • Windows Server 2008 R2
  • Windows 7 32ビット版
  • Windows 7 64ビット版

Note
Windows XP Home Edition、Windows Vista Home Basic / Home Premium、Windows 7 Starter / Home Premium は未サポートです。

Note
各OS は日本語版のみのサポートです。

Note
64ビット版 Windowsでは、WOW64サブシステム(32ビットエミュレータ)上で動作します。

ソフトウェア

Swim Manager Version 3.2 pl 4 以上がインストールされていること。

ブラウザー

動作対象:Internet Explorer、Mozilla Firefox

Note
本製品でサポートするバージョンについては、最新のリリースノートをご参照ください。

Note
SkyMarshal で使用している Ajax対応の ASP.NET ページの情報は下記サイトを参照ください。
下記サイトにて、Apple MAC OS Xの記載がありますが、SkyMarshal では未サポートとなります。 http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb470452.aspx

Note
セキュリティの設定 で SkyMarshal では、ご利用頂く環境における適切なゾーン設定を行ってください。

ディスプレイ

1024×768 以上を推奨。 1024×768 以上の解像度がない場合、一部のフレームが表示されないことがあります。

ハードディスク容量

100MB以上の空き領域を推奨。(Swim Manager をインストールした状態で)

Web サーバー SkyMarshal を動作させるには、サーバーPC に以下の Web サーバーが必要となります。
  • Internet Information Services(IIS) 5.x / 6.x / 7.x
.NET Framework SkyMarshal を動作させるには、サーバーPC に以下の .NET Framework がインストールされている必要があります。
  • .NET Framework 4 以降( .NET Framework Client Profile は除く)

Note
.NET Framework のインストール後に、Language Pack のインストールをお勧めします。
Language Pack がインストールされていないと、一部の表記が英語になってしまいます。

2 インストール

SkyMarshal のインストール手順について説明します。

Note
SkyMarshal をインストールするには、Swim Manager、Internet Information Services(IIS)、.NET Framework、ASP.NET がインストールされている必要があります。あらかじめ Swim Manager、Internet Information Services(IIS)、.NET Framework、ASP.NET のインストールを行ってください。

Note
SkyMarshal をインストールする際には、ウィルスチェックソフトを無効にしてからインストールを行ってください。これは、ウィルスチェックソフトが SkyMarshal のセットアッププログラムをウィルスと誤検出して隔離してしまうことを防ぐためです。

2.1 インストール手順

  1. Windows を起動し、Administrators グループのユーザーでログオンします。

    Note
    Administrators グループに属していないユーザーでインストーラーを起動した場合、Administrator 権限のないユーザーではインストールできないことを示すダイアログが表示され、インストールが中断されます。

  2. SkyMarshal のインストーラー本体を実行します。
  3. SkyMarshal 本体のインストール前に、必要なソフトウェアコンポーネントのチェックが行われます。不足している場合はインストールが中断されます。

    images/ai_0100.png

  4. SkyMarshal 本体のインストールが開始されます。「次へ」ボタンをクリックしてください。

    images/ai_0110.png

  5. 使用許諾契約の各条項をよくお読みになり、同意されるなら「はい」ボタンをクリックしてください。

    images/ai_0120.png

  6. お手持ちのライセンスに付属の「シリアル番号」(S/N)と「認証キー」(A/K)を入力します。

    images/ai_0130.png

  7. SkyMarshal のインストール先フォルダーを指定し、「次へ」ボタンをクリックします。

    images/ai_0140.png

  8. プログラム フォルダーを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

    images/ai_0150.png

  9. 「次へ」ボタンをクリックします。

    images/ai_0160.png

  10. ファイルのコピーが行われます。次のダイアログが表示されたらインストールは終了です。

    images/ai_0170.png

2.2 アップグレードインストール

旧バージョンからのアップグレードは、旧バージョンをアンインストールせずに行えます。
インストール手順に従ってセットアップを行ってください。なお、旧バージョンで使用していたユーザーデータは、 アップグレードインストール後も保持されます。

3 設定

SkyMarshal を使用するためには、ソフトウェアのインストール後、 サーバーPC 上でいくつかの設定と確認を行う必要があります。

Note
SkyMarshal が正常に動作しない場合は、インストーラーによる自動設定が正常に行われていない場合があります。「ASP.NET のインストール」および「Web 仮想ディレクトリの設定」の設定を確認してください。

必要な設定・確認事項は次のとおりです。

3.1 ASP.NET のインストール

Web サーバーに ASP.NET がインストールされていない場合は、インストールを行います。

3.1.1 インストール方法

3.1.1.1 Windows XP の場合

下記のURLを参考に IIS の設定を行ってください。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;306005

3.1.1.2 Windows Server 2003 の場合
  1. コントロール パネルから「プログラムの追加と削除」→「Windows コンポーネントの追加と削除」を選択します。

  2. 「アプリケーション サーバー」を選択し、「詳細」から「ASP.NET」を選択します。

  3. 「OK」ボタンをクリックして、処理を実行します。

3.1.1.3 Windows Vista、Windows 7 の場合
  1. コントロール パネルの「プログラム」→「プログラムと機能」→「Windows の機能の有効化または無効化」ダイアログを表示し、「Internet Information Service」を開きます。

  2. 「World Wide Web サービス」を有効にします。また、「アプリケーション開発機能」以下の「ASP」「ASP.NET」を有効にします。(「.NET拡張機能」「ISAPIフィルタ」「ISAPI拡張機能」も同時にチェックされます)

3.1.1.4 Windows Server 2008 の場合

Web サーバー(IIS)がインストールされていれば、他に設定する項目はありません。

3.2 アプリケーション プールの設定(IIS 6.x, 7.x)

Note
通常はインストーラーが自動で設定を行いますので、こちらの設定作業は不要です。SkyMarshal が正常に動作しない場合のみ、以下の設定を確認してください。

アプリケーション プールの設定を行います。以下、そのための手順について説明します。

  1. 「コントロール パネル」→「管理ツール」から「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ」を起動します。
  2. サーバーPC の「アプリケーション プール」を選択し、右クリックし「新規作成」→「アプリケーション プール」を選択します。
    プロパティ
  3. 「新しいアプリケーション プールの追加」ダイアログの「アプリケーション プールID」に「SkyMarshalAppPool」を入力し「OK」ボタンをクリックします。
    新しいアプリケーション プールの追加
  4. 追加した「SkyMarshalAppPool」を選択、右クリックし「プロパティ」を選択します。
  5. 「SkyMarshalAppPoolのプロパティ」ダイアログの「識別」タブにて、 「アプリケーション プールID」の「定義済み」を「Local System」に変更して「OK」ボタンをクリックします。
    DefaultAppPoolのプロパティ
  6. アプリケーション プールの設定は以上です。続いて、以下のどちらかの設定に進んでください。

3.3 Web 仮想ディレクトリの設定(IIS 5.x)

Note
通常はインストーラーが自動で設定を行いますので、こちらの設定作業は不要です。SkyMarshal が正常に動作しない場合のみ、以下の設定を確認してください。

Note
IIS 6.x, 7.x をご使用の場合は、「アプリケーション プールの設定(IIS 6.x, 7.x)」にお進みください。

SkyMarshal を使用するためには、Web サーバー上の SkyMarshal 用仮想ディレクトリ(/SkyMarshal)に対して実行アクセス権を付与する必要があります。

また、同ディレクトリのデフォルトドキュメントとして「Default.aspx」が指定されているかどうかを確認する必要があります。

以下、そのための手順について説明します。

3.3.1 実行アクセス権の付与

手順は以下のとおりです。

  1. 「コントロール パネル」→「管理ツール」→「インターネット サービス マネージャ」(または「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャ」)の順に選択し、インターネットサービスマネージャを起動します。
  2. サーバーPC の「既定の Web サイト」の下にある仮想ディレクトリ「SkyMarshal」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  3. 「SkyMarshal のプロパティ」ダイアログが開くので、「仮想ディレクトリ」タブを選択し、「アプリケーションの設定」フィールドの「実行アクセス権」から「スクリプトおよび実行可能ファイル」を選択します。
    Web のプロパティ-ディレクトリ
  4. ダイアログを開いたまま、「デフォルトドキュメントの設定確認」に進んでください。

3.3.2 デフォルトドキュメントの設定確認

  1. 「SkyMarshal のプロパティ」ダイアログを開いたまま、「ドキュメント」タブをクリックします。
  2. 「既定のドキュメントを有効にする」がチェックされており、ファイル一覧に「Default.aspx」が含まれていることを確認してください。一覧に「Default.aspx」がない場合は、「追加」ボタンをクリックして追加してください。
    Web のプロパティ-ドキュメント
  3. 仮想ディレクトリの設定確認は以上で完了です。続いて、以下のどちらかの設定に進んでください。

3.4 Web 仮想ディレクトリの設定(IIS 6.x)

Note
通常はインストーラーが自動で設定を行いますので、こちらの設定作業は不要です。SkyMarshal が正常に動作しない場合のみ、以下の設定を確認してください。

Note
IIS 5.x をご使用の場合は、「Web 仮想ディレクトリの設定(IIS 5.x)」にお進みください。
IIS 7.x をご使用の場合は、「Web アプリケーションの設定(IIS 7.x)」にお進みください。

SkyMarshal を使用するためには、Web サーバー上の SkyMarshal 用仮想ディレクトリ(/SkyMarshal)の設定が行われている必要があります。

以下、そのための手順について説明します。

  1. 「コントロール パネル」→「システムとメンテナンス」→「管理ツール」から「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ」を起動します。
    IIS マネージャ
  2. サーバーPC の「Web サイト」の下にある「既定の Web サイト」を選択、右クリックし「新規作成」の「仮想ディレクトリ」を選択します。
    IIS マネージャ
  3. 「仮想ディレクトリの作成ウィザード」ダイアログが開きます。「エイリアス」に「SkyMarshal」を入力し「次へ」ボタンをクリックします。
    仮想ディレクトリの作成ウィザード
  4. 「パス」に SkyMarshal をインストールしたディレクトリを入力し「次へ」ボタンをクリックします。
    仮想ディレクトリの作成ウィザード
  5. 「読み取り」、「ASP などのスクリプトを実行する」、「ISAPI アプリケーションや CGI などを実行する」にチェックを付け、「次へ」ボタンをクリックします。
    仮想ディレクトリの作成ウィザード

    仮想ディレクトリの作成は以上で終了です。次に作成した仮想ディレクトリの設定を行います。

  6. サーバーPC の「Web サイト」の下にある「既定の Web サイト」を展開します。「SkyMarshal」を右クリックし「プロパティ」を選択します。
  7. 「仮想ディレクトリ」タブを選択し「アプリケーション プール」に「SkyMarshalAppPool」を選択します。「OK」ボタンをクリックします。
    SkyMarshal のプロパティ
  8. 仮想ディレクトリの設定確認は以上で完了です。続いて、以下の設定に進んでください。

3.5 Web アプリケーションの設定(IIS 7.x)

Note
通常はインストーラーが自動で設定を行いますので、Web アプリケーションの設定作業は不要です。SkyMarshal が正常に動作しない場合のみ、以下の設定を確認してください。

Note
IIS 5.x をご使用の場合は、「Web 仮想ディレクトリの設定(IIS 5.x)」にお進みください。
IIS 6.x をご使用の場合は、「Web 仮想ディレクトリの設定(IIS 6.x)」にお進みください。

SkyMarshal を使用するためには、Web サーバー上の SkyMarshal 用仮想ディレクトリ(/SkyMarshal)の設定が行われている必要があります。

以下、そのための手順について説明します。

  1. 「コントロール パネル」→「システムとメンテナンス」→「管理ツール」から「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ」を起動します。
  2. サーバーPC の「サイト」の下にある「Default Web Site」を選択、右クリックし「アプリケーションの追加」を選択します。
    仮想ディレクトリの追加
  3. 「アプリケーションの追加」ダイアログの「エイリアス」に「SkyMarshal」を入力、「アプリケーション プール」の「選択」ボタンをクリックし「SkyMarshalAppPool」を選択、「物理パス」に SkyMarshal をインストールしたディレクトリを入力します。「OK」ボタンをクリックします。
    アプリケーションの追加
  4. 仮想ディレクトリの設定確認は以上で完了です。続いて、以下の設定に進んでください。

3.6 サーバーの設定(IIS 6.x)

サーバーの設定(IIS 6.x)を行います。

Note
IIS 5.x をご使用の場合は、「ユーザー権限の設定(IIS 5.x)」にお進みください。
IIS 7.x をご使用の場合は、「サーバーの設定(IIS 7.x)」にお進みください。

3.6.1 最初に行う設定

  1. 「コントロール パネル」→「管理ツール」から「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャ」を起動し、「Web サービス拡張」を選択します。
    iis6_006.png
  2. ここで、「すべての不明なISAPI拡張」、「Active Server Pages」、「ASP.NET」を「禁止」から「許可」に設定します。
    iis6_007.png

    Note
    ASP.NET のバージョンは、インストールされている .NET Framework によって異なります。(SkyMarshal ではバージョン4が必要です)

3.6.2 64ビット版での追加設定

OSが64ビット版の場合は、IIS 6.x を32ビット(WOW64)モードで動作させるための設定を行います。

  1. コマンドプロンプトを開き、IIS 6.x を32ビットで動作させるための以下のコマンドを実行します。

    cscript %systemdrive%\inetpub\adminscripts\adsutil.vbs SET W3SVC/AppPools/Enable32bitAppOnWin64 1
    
  2. 続いて、 .NET Framework4用のIISマッピングを32ビットで動作させるため、以下のコマンドを実行します。

    %windir%\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\aspnet_regiis.exe -i
    
  3. IISマネージャの Web サービス拡張を開き、「ASP.NET v4.0.30319 (32-bit)」を「許可」に設定します。

    iis6_64_01.png
  4. 以下のコマンドを入力して、IIS 6.x を再起動します。

    iisreset /restart

    以上で設定は完了です。 続いて、以下の設定に進んでください。

Note
64ビット版のOSで SkyMarshal を動作させるには、バージョン4の .NET Framework が必要です。

Note
IIS 6.x の場合、SkyMarshal と他の IIS 上で動作する64ビット対応のサービス(CGI や ISAPI 拡張など)とを共存して動作させることはできません。

Note
IIS 6.x を64ビットモードの動作に戻すには、以下の設定を行います。

1. コマンドプロンプトを開き、IIS 6.x を64ビットで動作させるための以下のコマンドを実行します。
 cscript %systemdrive%\inetpub\adminscripts\adsutil.vbs SET W3SVC/AppPools/Enable32bitAppOnWin64 0

2. 続いて、 .NET Framework4 用の IIS マッピングを64ビットで動作させるため、以下のコマンドを実行します。
 %windir%\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\aspnet_regiis.exe -i

3. IIS マネージャの Web サービス拡張を開き、「ASP.NET v4.0.30319(32-bit)」を「禁止」に設定します。

4. 以下のコマンドを入力して、IIS 6.x を再起動します。
 iisreset /restart

3.7 サーバーの設定(IIS 7.x)

サーバーの設定(IIS 7.x)を行います。

Note
IIS 5.x をご使用の場合は、「ユーザー権限の設定(IIS 5.x)」にお進みください。
IIS 6.x をご使用の場合は、「サーバーの設定(IIS 6.x)」にお進みください。

3.7.1 最初に行う設定

  1. 「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャ」を起動します。(Windows Vista の場合、「コントロール パネル」→「システムとメンテナンス」→「管理ツール」から起動できます)
  2. ここで「ISAPI および CGI の制限」アイコンを選択し、ダブルクリックします。

    iis7_001.png
  3. 右側の「操作」にある「機能設定の編集...」をクリックします。

    iis7_002.png

    Note
    ASP.NET のバージョンは、インストールされている .NET Framework によって異なります。(SkyMarshal ではバージョン4が必要です)

  4. 「ISAPI および CGI 制限の設定の編集」ダイアログで、「特定できない ISAPI モジュールを許可する」にチェックを付け、「OK」ボタンをクリックします。

    iis7_003.png
  5. 次に「接続」ツリーで「SkyMarshal」を選択し、「ハンドラマッピング」をダブルクリックします。

  6. 表示される一覧から「ISAPI-dll」を選択し、右側の「操作」の「ハンドラのアクセス許可の編集...」をクリックします。

  7. 「ハンドラのアクセス許可の編集」ダイアログで「実行」をチェック(読み取り、スクリプトもチェックされていることを確認してください)し「OK」ボタンをクリックします。

    iis7_006.png

    以上で設定は完了です。

3.7.2 64ビット版での追加設定

OS が64ビット版の場合は、IIS 7.x を32ビット(WOW64)モードで動作させるための設定を行います。

  1. 左側の「接続」ツリーから、「アプリケーション プール」を選択します。 次に、中央の一覧にある「SkyMarshalAppPool」を右クリックし「詳細設定」をクリックします。

    アプリケーション プール
  2. 「詳細設定」ダイアログで、「32 ビットアプリケーションの有効化」を「True」に設定します。

    iis7_008.png

    「OK」ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

    以上で設定は完了です。 続いて、以下の設定に進んでください。

3.8 ユーザー権限の設定(IIS 5.x)

ユーザー権限の設定(IIS 5.x の場合)を行います。

Note
IIS 6.x をご使用の場合は、「ユーザー権限の設定(IIS 6.x)」にお進みください。
IIS 7.x をご使用の場合は、「ユーザー権限の設定(IIS 7.x)」にお進みください。

  1. 「コントロール パネル」→「管理ツール」→「コンピュータの管理」の 順に選択し、「コンピュータの管理」を起動してください。

  2. 左側ツリーの「サービスとアプリケーション」の下にある 「WMI コントロール」を右クリックし「プロパティ」を選択してください。

    rn03_settings4.png
  3. 「WMI コントロールのプロパティ」ダイアログの「セキュリティ」タブにおいて、 ツリーの「Root」を展開し、「Root\AlliedTelesis\SwimManager」を 選択して「セキュリティ」ボタンをクリックします。

  4. 「セキュリティ Root\AlliedTelesis\SwimManager」ダイアログの 「追加」ボタンをクリックします。

    rn03_settings6.png
  5. 「ユーザー、コンピュータ、またはグループの選択」ダイアログの 名前一覧から「Guests」を選択し、「追加」ボタンをクリックします。 「OK」ボタンをクリックします。

    rn03_settings7.png
  6. 「セキュリティ Root\AlliedTelesis\SwimManager」ダイアログの 名前一覧から「Guests」を選択し、「アクセス許可」フィールド ですべての「許可」チェックボックスにチェックを付け、「OK」 ボタンをクリックします。

    rn03_settings8.png

    Note
    インターネットサービス マネージャの設定で、仮想ディレクトリの「ファイル セキュリティ」で匿名アクセスを無効に設定した場合、Guests ではなくリモートからログインするユーザーに WMI のアクセス許可を設定してください。

  7. 以上でインストール後の設定は完了です。

3.9 ユーザー権限の設定(IIS 6.x)

ユーザー権限の設定(IIS 6.x の場合)を行います。

Note
IIS 5.x をご使用の場合は、「ユーザー権限の設定(IIS 5.x)」にお進みください。
IIS 7.x をご使用の場合は、「ユーザー権限の設定(IIS 7.x)」にお進みください。

3.9.1 ユーザー権限の詳細設定

以下のどちらかの設定を行ってください。

3.9.2 匿名ユーザーによるアクセスを行う場合

  1. インターネット インフォメーション サービス マネージャを表示します。(「コントロール パネル」→「管理ツール」から起動できます)

  2. サーバーPC の「既定の Web サイト」の下にある仮想ディレクトリ 「/SkyMarshal/ASMEditor.aspx」を右クリックし、プロパティを表示します。

  3. 「ファイル セキュリティ」タブを選択し、「認証とアクセス制御」の「編集」ボタンをクリックします。

  4. 「匿名アクセスを有効にする」チェックボックスにチェックが付いていることを確認してください。チェックが付いていない場合は、チェックを付けてください。

    iis6_009.png

  5. 確認後、「OK」ボタンをクリックし、「SkyMarshal のプロパティ」ダイアログでも「OK」ボタンをクリックし、ダイアログを閉じます。

  6. 「コントロール パネル」→「管理ツール」→「コンピュータの管理」を開き、「WMI コントロール」を選択し、「プロパティ」を開きます。

    iis6_010.png

  7. 「セキュリティ」タブを選択し、「Root」→「AlliedTelesis」→「SwimManager」を選択し、「セキュリティ」ボタンをクリックします。

    iis6_011.png

  8. 以下のダイアログが表示されたら「追加」ボタンをクリックします。

    iis6_012.png

  9. 以下のダイアログが表示されるので、「詳細設定」ボタンをクリックします。

    iis6_013.png

  10. 表示されたダイアログから、「今すぐ検索」ボタンをクリックし、「IUSR_****」を選択します。(**** には、そのPCのコンピュータ名が付けられています) そして、選択後「OK」ボタンをクリックします。

    iis6_014.png

  11. 処理が終わると、以下のダイアログが表示されるので、「選択するオブジェクト名を入力してください」に、追加したユーザーが追加されていることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。

    iis6_015.png

  12. 追加したユーザー「IUSR_****」に、アクセス許可のチェックをすべてに付加します。 付加し終わったら、「OK」ボタンをクリックします。

    iis6_016.png

    以上で設定は完了です。

3.9.3 匿名ユーザーによるアクセスを行わない場合

以下の設定を行うと、SkyMarshal のログイン時にユーザー認証が行われるようになります。

  1. インターネット インフォメーション サービス マネージャを表示します。(「コントロール パネル」→「管理ツール」から起動できます)

  2. サーバーPC の「既定の Web サイト」の下にある仮想ディレクトリ 「SkyMarshal」を右クリックし、プロパティを表示します。

  3. 「ディレクトリ セキュリティ」タブを選択し、「認証とアクセス制御」の「編集」ボタンをクリックします。

    iis6_008.png

  4. 「匿名アクセスを有効にする」チェックボックスにチェックが付いていないことを確認してください。チェックが付いている場合は、チェックをはずしてください。

    iis6_017.png

  5. 確認後、「OK」ボタンをクリックし、「SkyMarshal のプロパティ」ダイアログでも「OK」をクリックし、ダイアログを閉じます。

  6. 「コントロール パネル」→「管理ツール」→「コンピュータの管理」を開き、「WMI コントロール」を選択し、「プロパティ」を開きます。

    iis6_010.png

  7. 「セキュリティ」タブを選択し、「Root」→「AlliedTelesis」→「SwimManager」を選択し、「セキュリティ」ボタンをクリックします。

    iis6_011.png

  8. 以下のダイアログが表示されたら「追加」ボタンをクリックします。

    iis6_012.png

  9. 以下のダイアログが表示されるので、「詳細設定」ボタンをクリックします。

    iis6_013.png

  10. 表示されたダイアログから、「今すぐ検索」ボタンをクリックし、アクセス許可をさせたいユーザー名を指定します。(ここでは、ユーザー名「test」を指定します) 選択後「OK」ボタンをクリックします。

    iis6_018.png

  11. 処理が終わると、以下のダイアログが表示されるので、「選択するオブジェクト名を入力してください」に、追加したユーザーが追加されていることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。

    iis6_019.png

  12. 追加したユーザー「test」に、アクセス許可のチェックをすべてに付加します。 付加し終わったら、「OK」ボタンをクリックします。

    iis6_016.png

    以上で設定は完了です。

    設定終了後、SkyMarshal エディタ/ビューワを起動すると、以下のダイアログが表示されます。追加したユーザーアカウントを使用して、SkyMarshal エディタ/ビューワへログインしてください。

    iis6_021.png

3.10 ユーザー権限の設定(IIS 7.x)

ユーザー権限の設定(IIS 7.x の場合)を行います。

Note
IIS 5.x をご使用の場合は、「ユーザー権限の設定(IIS 5.x)」にお進みください。
IIS 6.x をご使用の場合は、「ユーザー権限の設定(IIS 6.x)」にお進みください。

3.10.1 ユーザー権限の詳細設定

以下のどちらかの設定を行ってください。

3.10.2 匿名ユーザーによるアクセスを行う場合

  1. インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャを表示します。(インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャは、「コントロール パネル」→「システムとメンテナンス」→「管理ツール」から起動します)

  2. /SkyMarshal を開きます。

  3. 「機能ビュー」にて認証アイコンをクリックします。

  4. 「匿名認証」を「有効」に設定します。

  5. 「特定のユーザー」を「IUSR」に設定します。

    以上で設定は完了です。

3.10.3 匿名ユーザーによるアクセスを行わない場合(他の認証方法を使用する場合)

以下の設定を行うと、SkyMarshal の起動時にユーザー認証が行われるようになります。

  1. インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャを表示します。(インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャは、「コントロール パネル」→「システムとメンテナンス」→「管理ツール」から起動します)

  2. /SkyMarshal を開きます。

  3. 「機能ビュー」にて認証アイコンをクリックします。

  4. 「匿名認証」を「無効」に設定します。

  5. 使用したい認証を「有効」にし、その認証内容に従って、内容を編集してください。

    ここで使用する認証機能は、「World Wide Web サービス」(コントロール パネルの「プログラム」→「プログラムと機能」→「Windows の機能の有効化または無効化」→「Internet Information Service」)の「セキュリティ」にて有効にする必要があります。様々な認証方法がサポートされています。詳しい設定方法は、IIS 7.x のマニュアルをご覧ください。

    以上で設定は完了です。

  6. 設定終了後、SkyMarshal エディタ/ビューワを起動すると、以下のダイアログが表示されます。 追加したユーザーアカウントを使用して、SkyMarshal エディタ/ビューワへログインしてください。

    iis6_021.png

3.11 リモート接続によるIISの設定方法

SkyMarshal はインストールした状態でリモートからの接続を行うことが可能です。
ご利用のブラウザー上で以下のURLを入力して頂くことで、リモートから SkyMarshal をご利用頂くことができます。

http://%SkyMarshal%/SkyMarshal/
※ %SkyMarshal%は SkyMarshal がインストールされている PC の IPアドレス、またはホスト名を入力してください。

インストールした状態では、リモートから SkyMarshal エディタ、SkyMarshal ビューワをご利用できますが、以下に SkyMarshal エディタの利用における、「匿名ユーザーでの使用」、「匿名ユーザー以外での使用」における設定例を記載します。
ご利用のケースにあわせて、設定を変更してください。

3.11.1 IIS 5.x の設定

匿名ユーザーによるアクセスを行う場合

  1. インターネットインフォメーションサービスを表示します。
    (「コントロール パネル」→「管理ツール」から起動できます)
  2. サーバーPC の「既定の Web サイト」の下にある仮想ディレクトリ「SkyMarshal」を選択し、その配下にある「ASMEditor.aspx」を右クリックし、プロパティを表示します。

    iis05_003.png

  3. 「ファイル セキュリティ」タブを選択し、「匿名アクセスおよび認証コントロール」の「編集」ボタンをクリックします。

    iis05_004.png

  4. 「匿名アクセス」チェックボックスにチェックが入っていることを確認してください。チェックが入っていない場合は、チェックを入れてください。

    iis05_005.png

  5. 確認後「OK」ボタンをクリックします。さらに「ASMEditor.aspxのプロパティ」ダイアログの「OK」ボタンをクリックしダイアログを閉じます。
匿名ユーザーによるアクセスを行わない場合
  1. インターネットインフォメーションサービスを表示します。
    (「コントロール パネル」→「管理ツール」から起動できます)
  2. サーバーPC の「既定の Web サイト」の下にある仮想ディレクトリ「SkyMarshal」を選択し、その配下にある「ASMEditor.aspx」を右クリックしプロパティを表示します。

    iis05_003.png

  3. 「ファイル セキュリティ」タブを選択し「匿名アクセスおよび認証コントロール」の「編集」ボタンをクリックします。

    iis05_004.png

  4. 「匿名アクセス」チェックボックスにチェックが入っていないことを確認してください。チェックが入っている場合は、チェックをはずしてください。
  5. 使用したい認証にチェックを入れ、その認証内容に従って編集してください。

    iis05_006.png

    ここでは様々な認証方法がサポートされています。詳しい設定方法は IIS のマニュアルをご覧ください。
  6. 確認後「OK」ボタンをクリックします。さらに「ASMEditor.aspxのプロパティ」ダイアログの「OK」ボタンをクリックしダイアログを閉じます。

3.11.2 IIS 6.x の設定

匿名ユーザーによるアクセスを行う場合
  1. インターネットインフォメーションサービスを表示します。
    (「コントロール パネル」→「管理ツール」から起動できます)
  2. サーバーPC の「既定の Web サイト」の下にある仮想ディレクトリ「SkyMarshal」を選択し、その配下にある「ASMEditor.aspx」を右クリックし、プロパティを表示します。

    iis6_022.png

  3. 「ファイル セキュリティ」タブを選択し、「認証とアクセス制御」の「編集」ボタンをクリックします。

    iis6_023.png

  4. 「匿名アクセスを有効にする」チェックボックスにチェックが入っていることを確認してください。チェックが入っていない場合は、チェックを入れてください。

    iis6_024.png

  5. 確認後「OK」ボタンをクリックします。さらに「ASMEditor.aspxのプロパティ」ダイアログの「OK」ボタンをクリックしダイアログを閉じます。
匿名ユーザーによるアクセスを行わない場合
  1. インターネットインフォメーションサービスを表示します。
    (「コントロール パネル」→「管理ツール」から起動できます)
  2. サーバーPC の「既定の Web サイト」の下にある仮想ディレクトリ「SkyMarshal」を選択し、その配下にある「ASMEditor.aspx」を右クリックしプロパティを表示します。
  3. 「ファイル セキュリティ」タブを選択し「認証とアクセス制御」の「編集」ボタンをクリックします。
  4. 「匿名アクセスを有効にする」チェックボックスにチェックが入っていないことを確認してください。チェックが入っている場合は、チェックをはずしてください。

    iis6_025.png

  5. 使用したい認証にチェックを入れ、その認証内容に従って編集してください。

    ここでは様々な認証方法がサポートされています。詳しい設定方法は IIS のマニュアルをご覧ください。
  6. 確認後「OK」ボタンをクリックします。さらに「ASMEditor.aspxのプロパティ」ダイアログの「OK」ボタンをクリックしダイアログを閉じます。

3.11.3 IIS 7.x の設定

匿名ユーザーによるアクセスを行う場合
  1. インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャを表示します。
    (「コントロール パネル」→「システムとメンテナンス」「管理ツール」から起動します)
  2. /SkyMarshal コンテンツを開きます。
  3. 「コンテンツ ビュー」にて「ASMEditor.aspx」を選択し、「操作」項目の「機能ビューに切り替え」を選択します。

    iis7_009.png

    iis7_010.png

  4. 表示された画面で「認証」を選択し、「匿名認証」を選択した状態で「操作」内の「有効にする」を選択します。

    iis7_011.png

    iis7_012.png

  5. 引き続き「操作」内の「編集」を選択し、「特定のユーザー」を「IUSR」に設定します。

    iis7_013.png

    以上で設定は完了です。
匿名ユーザーによるアクセスを行わない場合
  1. インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャを表示します。
    (「コントロール パネル」→「システムとメンテナンス」→「管理ツール」から起動します)
  2. /SkyMarshal コンテンツを開きます。
  3. 「コンテンツ ビュー」にて「ASMEditor.aspx」を選択し「操作」内の「機能ビューに切り替え」を選択します。
  4. 表示された画面で「認証」を選択し、「匿名認証」を無効にします。

    iis7_014.png

  5. 使用したい認証を有効にし、その認証内容に従って編集してください。

    ここで使用する認証機能は、「World Wide Web サービス」(コントロール パネルの「プログラム」→「プログラムと機能」→「Windows の機能の有効化または無効化」→「Internet Information Service」)の「セキュリティ」にて有効にする必要があります。ここでは様々な認証方法がサポートされています。詳しい設定方法はIISのマニュアルをご覧ください。
  6. 認証終了後、ブラウザーから SkyMarshal エディタのページにアクセスすると、以下のダイアログが表示されます。追加したユーザーアカウントを使用して SkyMarshal エディタへログインしてください。

4 ライセンスについて

ここでは、ライセンスの追加登録の方法について説明します。

4.1 追加ライセンスの登録

追加ライセンスの登録は下記の手順で登録してください。

  1. SkyMarshal エディタを起動してください。
  2. メニューバーから「ヘルプ」→「ライセンス管理」の順に選択してください。
  3. 「ライセンス管理」パネルが表示されます。「ライセンスの追加(展開)」をクリックします。
  4. シリアル番号、認証キーを入力し「追加」ボタンをクリックします。

    追加ライセンスの登録
    追加ライセンスの登録

  5. 「閉じる」ボタンをクリックして「ライセンス管理」パネルを閉じます。

    Note
    「登録デバイス数」をサポートできるライセンスを入力してください。

5 アンインストール

SkyMarshal をアンインストールする方法について説明します。

アンインストールは、インストール時と同じユーザーでログオンし、コントロール パネルの「アプリケーションの追加と削除」 から「Allied SkyMarshal Version X.Y pl Z」をアンインストールしてください。(X.Y pl Zはインストールされているバージョンを示します)

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