このリリースノートは、リファレンスマニュアルに記載されていない内容や、ご使用の前にご理解いただきたい注意点など、お客様に最新の情報をお知らせするものです。最初にこのリリースノートをよくお読みになり、本製品を正しくご使用ください。
このリリースノートは、リファレンスマニュアルに記載されていない内容や、ご使用の前にご理解いただきたい注意点など、お客様に最新の情報をお知らせするものです。最初にこのリリースノートをよくお読みになり、本製品を正しくご使用ください。
本リリースノートは、下記の製品・バージョンを対象としています。各項目がどの製品に該当するかは次のアイコンで示します。
アイコン | 対象製品 | 対象バージョン | 旧バージョン | |
---|---|---|---|---|
該当 | 非該当 | |||
VST-APL | VST-APL | AT-RADgate(AT-VST-APL版) | 1.1.0 | 1.0.0 |
VST-VRT | VST-VRT | AT-RADgate(AT-VST-VRT版) | 1.1.0 | 1.0.0 |
AT-RADgateはRADIUSクライアントが送信するAccess-RequestにMessage-Authenticator属性が付与されていない場合には、応答せず何も送信しません。なお「イベント管理」/「アプリケーションログ」画面にログは出力します。
AW+(TQRを除く)のMACベース認証とWeb認証でPAP(デフォルト設定)を使用した場合は、AW+のバージョンによって動作が異なります。
TQRとTQのキャプティブポータル(Web認証)でRADIUSサーバーへ問い合わせをする設定の場合、デフォルト設定では送信するAccess-RequestにMessage-Authenticator属性は付与されていません。なお以下に記載したバージョンではRADIUSパケットの検証機能をサポートしているため、これらのバージョン以降では設定変更をしてください。
製品名 | バージョン |
---|---|
AT-TQ6602 GEN2/AT-TQm6602 GEN2/AT-TQ6702 GEN2/AT-TQm6702 GEN2 | 8.0.4-1.1以降 | AT-TQ6403 GEN2/AT-TQm6403 GEN2/AT-TQ6702e GEN2 | 9.0.4-3.1以降 |
AT-TQ7403 | 10.0.4-3.1以降 |
AT-TQ3403/AT-TQm3403 | 11.0.5-0.1以降 |
製品名 | バージョン |
---|---|
AT-TQ7403-R | 5.5.4-2.1以降 |
TQ6702 GEN2-R | 5.5.4-2.3以降 |
NASプロファイルの「端末認証を有効にする。」のチェックボックスにチェックがある状態(端末認証が有効の状態)でAT-RADgate 1.0.0から1.1.0へバージョン更新を行うと、バージョン更新後にNASプロファイルの「ユーザー認証に加えて、端末認証を有効にする。」と「MACベース認証を有効にする。」の双方のチェックボックスにチェックが入ります。
これはAT-RADgate 1.0.0の「端末認証を有効にする。」のチェックボックスにチェックが入っている動作と同じにするために、双方のチェックボックスにチェックが入ります。
AT-RADgate 1.0.0で取得したバックアップファイルは、AT-RADgate 1.1.0で復元(リストア)することはできません。
バージョン更新ではAT-RADgate 1.0.0の情報はすべてAT-RADgate 1.1.0に引き継がれますので、AT-RADgate 1.1.0にバージョン更新後に再度バックアップを行ってください。
なおバックアップ・復元(リストア)は以下の画面で行えます。
以下の認証方式をサポートしました。
設定画面のメニュー欄に「RADIUS管理」を追加し、「システム管理」/「RADIUS設定」を廃止しました。
「RADIUS管理」の項目は以下です。
「RADIUS管理」/「一般」の設定を追加しました。
本設定画面の項目は以下です。
LDAPサーバー認証をサポートしました。
設定は「RADIUS管理」/「LDAPサーバー設定」画面で行います。
サポートするLDAPサーバーはWindows Server 2019とWindows Server 2022のActive Directoryです。なおActive Directory認証と同時使用はできません。
RADIUSプロキシをサポートしました。
設定は「RADIUS管理」/「プロキシ設定」画面で行います。
MACベース認証要求の条件を変更しました。
以下の画面のページサイズ(1ページに表示する件数)と初期値([ ]内)を変更しました。
ダウンロードするファイルのファイル名を変更しました。
NASプロファイルの設定を変更しました。
またMACベース認証を行うための「MACベース認証を有効にする。」の設定項目を追加しました。
なおAT-RADgate 1.0.0の「端末認証を有効にする。」のチェックボックスにチェックが入っている動作と同じにするには、「ユーザー認証に加えて、端末認証を有効にする。」と「MACベース認証を有効にする。」の双方のチェックボックスにチェックを入れてください。
「ステータス確認」画面で端末を切断した際に、送信するRADIUSパケットのDisconnect-Request内の属性値を変更しました。
「システム管理」/「システム設定管理」画面の「復元」と「初期化」項目の並びを変更しました。
【変更前】本バージョンでは、以下の項目が修正されました。
「システム管理」/「データベース管理」画面でデータベース(ポリシー情報)の初期化、もしくはNASのポリシー情報をCSVファイルのインポートで削除を行うと、「イベント管理」画面のログに以下のようなログが出力されることがありましたが、これを修正しました。
ERROR radius ses-authd Failed to check supplicant status, [Errno 24] Too many open files: '/run/radgate/locks/policydb'
本バージョンには、以下の制限事項があります。
ポリシー管理 | 最大 |
---|---|
ユーザー ※1 | 200,000 |
端末 ※1 | 200,000 |
NAS | 3,000 |
NASプロファイル | 4 |
サプリカントプロファイル | 64 |
全般 / デフォルトの隔離VLAN | 1 |
サプリカントプロファイル / フィルターID | 16 |
サプリカントプロファイル / フィルタールール | 16 |
タグ ※2 | 2 |
RADIUS管理 / プロキシ設定 | 最大 |
プロキシルール | 4 |
転送先サーバー | 2 |
アカウント管理 | 最大 |
アカウント(デフォルトのmanagerを含む) | 3 |
アカウントに登録するメールアドレス | 1 |
システム管理 | 最大 |
Syslog サーバー | 3 |
本バージョンに準拠の「AT-RADgate(AT-VST-APL/AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル (613-003358 Rev.B)」は、弊社ホームページに掲載されています。
本リリースノートは、上記の最新ドキュメントに対応した内容になっていますので、お手持ちのドキュメントが上記のものでない場合は、弊社ホームページで最新の情報をご覧ください。
http://www.allied-telesis.co.jp/