付録 / AT-RADgateが使用する待ち受けポート番号




AT-RADgateが使用する待ち受けポート番号

AT-RADgateが提供するサービスは、下記のポート番号で待ち受けを行います。サービスの中には待ち受けポート番号を設定で変更できるものがありますが、変更する際は各サービスの待ち受けポート番号が重複しないように設定してください。
表 1:待ち受けポート番号
サービス名 ポート番号 通信方向   備考
Web設定画面 443/TCP 双方向 「ネットワーク設定」画面の「Webサービス」で変更できます。
Web管理画面リダイレクト 80/TCP 双方向 Web設定画面の待ち受けポート番号が80以外のときに、この番号で受信したメッセージをWeb管理画面の待ち受けポート番号に転送するために使用します。
内部用DNS サーバー 53/TCP
53/UDP
外部のホストとの通信はありません。
RADIUS認証 1812/UDP 双方向  
RADIUSアカウンティング 1813/UDP 双方向
サービス管理 30001 - 30032 /TCP
30001 - 30032/UDP
AT-RADgateの各サービス間の情報交換用に予約されたポートです。

AT-RADgateが送信するパケット

AT-RADgateが提供する機能は、下記の宛先に向けてパケット送信する可能性があります。宛先サーバーとの間にファイアウォールなどがある場合は、適切なフィルタリング設定を行う必要があります。
表 2:各機能が送信するパケット
機能名 宛先ホスト   ポート番号 通信方向    備考
イベントログ 設定したホスト 514/UDP 送信方向 「ログ設定」画面の「Syslog」で外部Syslogサーバーを設定した場合、そのホスト宛てのパケットが送信されます。ここで例示されているポート番号は、ポート番号が省略された場合に使用されるデフォルト値です。
SMTPクライアント 設定したホスト 設定したポート/TCP 双方向 「メール設定」画面でSMTPサーバーを設定した場合、メール送信を行う際に設定されたホストにパケットが送信されます。
DNSクライアント 設定したホスト 53/UDP 双方向 DNS名の解決のためのパケットを送信します。宛先アドレスは、AT-VST-APLまたはAT-VST-VRT「AT-RADgate」の「アプリケーション設定」で設定したDNSサーバーです。
Windows Active Directory連携 Windows Active Directory Domainを設定した場合、Windows Domain Controllerの通信のためのパケットが送信されます。送信されるパケットの情報については、Windows Serverのドキュメントを参照してください。
RADIUSプロキシ 設定したホスト 設定したポート/UDP 双方向 「プロキシ設定」画面でRADIUSプロキシの転送先サーバーを設定した場合、RADIUSリクエストの転送を行う際に設定されたホストにパケットが送信されます。
LDAPクライアント 設定したホスト 設定したポート/TCP 双方向 「LDAPサーバー設定」画面でLDAPサーバーを設定した場合、LDAPサーバーとの通信の際に設定されたホストにパケットが送信されます。