クイックツアー / AT-RADgateのバージョンアップ
AT-RADgateのバージョンアップ方法を説明します。
バージョンアップではアップロードしたSSL証明書(サーバー証明書)のファイル、ライセンスデータを含むすべてが引き継がれますが、バージョンアップを行う前には念のため、システム設定、認証ポリシー情報等のバックアップを取得することをおすすめします。
詳しくは、「AT-RADgateのバックアップ」をご参照ください。
バージョンアップの流れ
バージョンアップの流れを次に示します。
- ファームウェアファイルを準備する
- Allied Telesis コンテナプラットフォームをシャットダウンする
- Allied Telesis コンテナプラットフォームをアップデートする
- AT-RADgate アプリケーションをアップデートする
ファームウェアファイルを準備する
弊社ホームページからAT-RADgate パッケージバージョン 1.1.1のファイル(radgate-1.1.1.iso)をダウンロードします。
AT-RADgate パッケージバージョン 1.1.1に含まれるAllied Telesis コンテナプラットフォームとAT-RADgate アプリケーションのバージョンを次の表に示します。
表 1:パッケージバージョン 1.1.1
| パッケージバージョン
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Allied Telesis コンテナプラットフォーム
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AT-RADgate アプリケーション
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| 1.1.1
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1.11.1
|
1.1.1
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Allied Telesis コンテナプラットフォームをシャットダウンする
Allied Telesis コンテナプラットフォームの設定画面にログインします。
「システム」/「ファイル管理」画面で、「シャットダウン」ボタンをクリックします。

Allied Telesis コンテナプラットフォームをアップデートする
「Hyper-V マネージャー」で仮想マシンの設定を変更します。
- スタートメニューなどから「Hyper-V マネージャー」を起動します。
- 「仮想マシン」ペインの仮想マシンを右クリックし、コンテキストメニューから「設定」を選択します。

- 左ペインの「管理」>「名前」を選択すると「名前」画面が表示されます。
本バージョンなどに変更して「適用」ボタンをクリックします。

- 左ペインの「ハードウェア」>「DVD」を選択すると「DVD」画面が表示されます。
「イメージ ファイル」欄の「参照」ボタンをクリックし、AT-RADgateのインストール用ISOイメージファイルを指定して、「OK」ボタンをクリックします。

- 「仮想マシン」ペインの仮想マシンを右クリックし、コンテキストメニューから「起動」を選択します。

- 再度、「仮想マシン」ペインで本製品の仮想マシンを右クリックし、コンテキストメニューから「接続」を選択します。

- 本製品の仮想マシンウィンドウが開いてコンソール画面が表示され、IPアドレスが表示されれば、Allied Telesis コンテナプラットフォームの起動は完了です。ログインは不要です。

AT-RADgate アプリケーションをアップデートする
- Allied Telesis コンテナプラットフォームの設定画面にログインします。「ダッシュボード」画面に以下のような表示が出ます。

- 画面左側のAT-RADgateメニューをクリックして表示される「AT-RADgate」画面で、「停止」ボタンをクリックします。

- 以下の画面が表示されたら「バージョン更新」ボタンをクリックします。

- 本バージョンのファームウェアファイルを選択して、「適用」ボタンをクリックします。

- 「AT-RADgate」画面に戻りますので、「起動」ボタンをクリックします。

- 「開く」ボタンが表示されたら、AT-RADgate アプリケーションのアップデートおよび起動は完了です。画面右上の「保存」ボタンをクリックして、AT-RADgate アプリケーションの起動状態を保存します。

AT-RADgateのバージョンアップは以上です。
Allied Telesis コンテナプラットフォームおよびAT-RADgate アプリケーションが正常に動作することを確認してください。
また、バージョンアップ後のAT-RADgate アプリケーションのバックアップファイルを取得しておくことをおすすめします。