AT-Vista Manager EX 2.3.0: AWCプラグイン ユーザーガイド
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1 概要

AWCプラグインでは、AMFネットワーク配下のゲストノードとして登録された無線アクセスポイント、または、同一のネットワーク配下の無線アクセスポイント(AP)を一括設定したり、視覚的に管理したりすることができます。
また、AWC(Autonomous Wave Control)機能により、複数の無線APのチャンネルや電波の送信出力を、周囲の環境変化に応じて自律的に調整できます。

AWCプラグインを使用することにより以下のことが行えます。

  1. 無線APのグループごとの一括設定
  2. 無線ネットワークの直感的なグラフィカル表示
  3. AWC機能によるチャンネル/送信出力の自動調整
  4. 不正AP検出

AMFネットワーク内の無線APを管理する場合は、本ソフトウェアを使用する前に、お使いの環境でAMFネットワークが正しく構築されているかを確認してください。
AMFネットワーク機能については、お使いのスイッチのコマンドリファレンスをご覧ください。

Note
一部機能を除いて、AMFコントローラー/マスターが存在しないネットワークでもAWCプラグインをお使いいただくことができます。ただし、AWCプラグインをお使いの際には、AWCプラグインと合わせてAVM EX本体もインストールし、ライセンス認証が正常に行われている必要があります。AWCプラグイン単独でインストール、使用することはできません。

1.1 管理可能数

ここでは、管理可能なアクセスポイント数を説明します。

Note
管理可能数はAWCプラグインで管理可能な最大数を示したものです。実際の管理可能な無線AP数は、AVM EXに適用されたAWCプラグインライセンスによって異なります。

1.2 アカウントの種類

ここでは、ユーザーアカウントの種類について説明します。

無線LANコントローラーであるAWCプラグインは、AVM EXと独立したアカウント情報を持っています。
AWCプラグインには、AVM EXと同様、管理者アカウントと一般アカウントの2つのユーザーアカウントがあります。

Note
AWCプラグインの管理者アカウントは1つだけで、新規に作成することはできません。

種類概要
管理者アカウントすべてのワイヤレス管理機能を使用できます。
一般アカウント下記以外の機能の設定、閲覧ができます。
  • アカウントの作成、削除
  • 他のユーザー情報の表示
  • 管理グループの作成
  • AWC計算結果適用のログ
  • システムの初期化、バージョン情報の確認

1.3 同時ログイン数

AWCプラグインに同時にログインできる数は、10セッションまでです。

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