AWCプラグイン編 / 各種操作 / その他の設定 / 無線APの再起動、ファームウェア更新


無線APの再起動
無線APのファームウェア更新
ファームウェア登録
ファームウェア編集
ファームウェア削除
ファームウェア割り当て
ファームウェア割り当て解除
ファームウェア適用


ここでは、管理下AP一覧に登録されている無線APの再起動方法とファームウェアの更新方法について説明します。

Note
再起動、ファームウェア更新の際に、無線APの起動が始まった後にAWCプラグインと無線APの間の通信断が発生し、10分以内に無線APの管理ができなかった場合、AWCプラグイン上では失敗と表示されます。

無線APの再起動

Note
一度に操作するAPの数は350台以下にしてください。
  1. メニューから「無線設定」→「登録・設定」を選択します。

  2. 再起動する無線APのチェックボックスにチェックを入れます(複数選択可能)。

  3. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「再起動」をクリックします。

  4. 「再起動」ダイアログが表示されます。

    表 1:「確認」ダイアログ
    項目名
    説明
    「OK」ボタン 無線APを再起動します。
    「キャンセル」ボタン 再起動を止めます。


  5. 「OK」ボタンをクリックします。

  6. 再起動が始まり、完了すると「無線APを再起動しました」とメッセージが表示されます。「閉じる」ボタンをクリックします。


無線APのファームウェア更新

無線APがAWCプラグインの管理下にある場合、AWCプラグインのWeb設定画面から、管理下APのファームウェアを更新することができます。
ファームウェアの更新は、
の3段階で行います。
異なる機種の無線APが混在する場合、機種ごとのファームウェアファイルをAWCプラグインにアップロードし、無線APに適切に割り当てておくことで、異なる機種の無線APに対して一括してファームウェア更新を行うことができます。

ファームウェア登録

無線機器に適用するためのファームウェアファイルをAWCプラグインにアップロードし、無線APに対して適用するファームウェアファイルを割り当てます。
  1. メニューから「無線メンテナンス」→「ファームウェア登録」を選択します。
    「無線メンテナンス/ファームウェア登録」画面が表示されます。

  2. コンテンツ欄右上の「登録」ボタンをクリックします。

  3. 「ファームウェア登録」ダイアログが表示されます。

    表 2:「ファームウェア登録」ダイアログ
    ファームウェアファイル
    AWCプラグインに登録するファームウェアファイルです。
    「ファイルを選択」をクリックし、システムのファイル選択ダイアログからAWCプラグインにアップロードするファームウェアファイルを選択します。
    1回に選択できるファームウェアファイルは1つです。複数のファームウェアファイルをAWCプラグインに登録する場合は、「ファームウェア登録」ダイアログによる登録操作を繰り返します。
    管理グループ
    登録されたファームウェアファイルを適用する無線APの管理グループを選択します。
    Note
    「Default Group」の選択を解除することはできません。
    シリーズ
    ファームウェアファイルが対応する無線APのシリーズを選択します。

    • TQ Series
    • MWS-AP Series
    • TQ Series - SDN/OpenFlow
    機器種別
    ファームウェアファイルが対応する無線APの機種を選択します。
    機器種別の選択肢は、シリーズによって異なります。

    • シリーズが「TQ Series」「TQ Series - SDN/OpenFlow」の場合
      • 自動検出:選択したファームウェアファイルから、適用可能な無線APの機種を自動で検出します。

    • シリーズが「MWS-AP Series」の場合
      ファームウェアファイルからの自動検出は行いません。以下の選択肢から手動で選択します。
      • AT-MWS600AP
      • AT-MWS1750AP
      • AT-MWS2533AP
    バージョン
    ファームウェアのバージョンを入力します。
    シリーズによっては、ファームウェアファイルからバージョンを検出します。

    • シリーズが「TQ Series」「TQ Series - SDN/OpenFlow」の場合
      • 自動検出:選択したファームウェアファイルから、ファームウェアのバージョンを自動で検出します。

    • シリーズが「MWS-AP Series」の場合
      「x.x.x.Bxx」の形式で手入力します。ファームウェアファイルからの自動検出は行いません。
    「追加」ボタン
    ファームウェアファイルを登録します。
    「追加」ボタンをクリックした際、選択したファイルがファームウェアファイルとして不適切な場合や大きすぎる場合、選択したシリーズと一致しない場合などは、該当の箇所に赤文字でエラーメッセージが表示されます。
    「キャンセル」ボタン ファームウェアの登録を中止します。


  4. ファームウェアファイルを選択します。

  5. ファームウェアを適用可能な無線APの管理グループ、シリーズを選択します。

    シリーズとして「MWS-AP Series」を選択した場合は、機器種別、バージョンを手動で設定します。

  6. 「追加」ボタンをクリックします。選択したファームウェアが「無線メンテナンス/ファームウェア登録」画面に表示されます。


ファームウェア編集

ファームウェアが既に登録された環境で、新たに管理グループを登録した場合などに、登録されたファームウェアを適用可能な無線APの管理グループを変更することができます。
Note
登録済みのファームウェアについて、シリーズ、機器種別、バージョンを変更することはできません。これらを変更する場合は、同じファームウェアファイルを登録し直す必要があります。
  1. 「無線メンテナンス/ファームウェア登録」画面にて、該当のファームウェアファイルの行の右側の「編集」ボタン(鉛筆アイコン)をクリックします。


  2. 「ファームウェア編集」ダイアログが表示されます。

    表 3:「ファームウェア編集」ダイアログ
    ファームウェアファイル AWCプラグインに登録されたファームウェアファイル名です。
    管理グループ
    登録されたファームウェアファイルを適用する無線APの管理グループを選択します。
    Note
    「Default Group」の選択を解除することはできません。
    シリーズ ファームウェアファイルが対応する無線APのシリーズを表示します。
    機器種別 ファームウェアファイルが対応する無線APの機種を表示します。
    バージョン ファームウェアのバージョンを表示します。
    「保存」ボタン 管理グループの変更を保存します。
    「キャンセル」ボタン 管理グループの変更を中止します。


  3. ファームウェアを適用可能な無線APの管理グループを選択します。
    Note
    「Default Group」の選択を解除することはできません。

  4. 「保存」ボタンをクリックします。変更が「無線メンテナンス/ファームウェア登録」画面に反映されます。

ファームウェア削除

誤って登録したり、適用が済んで不要になったファームウェアファイルを削除します。
  1. 「無線メンテナンス/ファームウェア登録」画面にて、該当のファームウェアファイルの行の右側の「削除」ボタン(ゴミ箱アイコン)をクリックします。


  2. 「確認」ダイアログが表示されます。
    削除してよければ、「削除」ボタンをクリックします。
    削除を中止する場合は、「キャンセル」ボタンをクリックします。

ファームウェア割り当て

AWCプラグインの管理下APのファームウェア適用の際に使用するファームウェアファイルを割り当てます。
  1. 「無線メンテナンス/ファームウェア登録」画面にて、該当のファームウェアファイルの行の右側の「割当」ボタンをクリックします。

  2. 「ファームウェア割当」ダイアログが表示されます。
    ダイアログのタイトルには、「[機器種別: AT-TQxxxx, バージョン:x.x.x.Bxx]」のように、ファームウェアファイルの機器種別とバージョンが表示されます。


  3. 管理下APのリストから、選択したファームウェアファイルを割り当てる無線APの機器名の左にあるチェックボックスをクリックして、チェックを入れます。


  4. ファームウェアファイルを割り当てる無線APを全て選択したら、「保存」ボタンをクリックします。
    ファームウェアファイルが、対象の無線APに割り当てられます。
    以後、該当の無線APのファームウェアの適用を手動、またはスケジュール機能により自動で行う際に、選択したファームウェアファイルが適用されます。
    無線APに割り当てられたファームウェアファイルは、「無線AP詳細」画面、または、「無線APステータス詳細」画面の基本情報にて確認できます。

ファームウェア割り当て解除

  1. 「無線メンテナンス/ファームウェア登録」画面にて、該当のファームウェアファイルの行の右側の「割当」ボタンをクリックします。

  2. 「ファームウェア割当」ダイアログが表示されます。
    ダイアログのタイトルには、「[機器種別: AT-TQxxxx, バージョン:x.x.x.Bxx]」のように、ファームウェアファイルの機器種別とバージョンが表示されます。


  3. ダイアログ右上の「解除」ボタンをクリックします。
    無線AP一覧に、選択されたファームウェアファイルが適用された無線APが一覧表示されます。

  4. 管理下APのリストから、ファームウェアファイルの割り当てを解除する無線APの機器名の左にあるチェックボックスをクリックして、チェックを入れます。

  5. ファームウェアファイルの割り当てを解除無線APを全て選択したら、「保存」ボタンをクリックします。
    対象無線APのファームウェアファイルの割り当てが解除されます。

ファームウェア適用

Note
一度に操作するAPの数は350台以下にしてください。
Note
ファームウェア更新を連続して実施する場合は、ファームウェア更新を実施する無線AP 1台につき30秒程度の時間を置いて実行してください。
Note
利用者の少ない夜間などに一括してファームウェア更新を行う場合は、スケジュール機能のオペレーション種別としてファームウェア更新を選択するすることができます。
スケジュール機能の設定については、「スケジュールの登録、編集、削除」をご覧ください。

  1. メニューから「無線設定」→「登録・設定」を選択します。

  2. 管理下APのリストからファームウェアの更新を行う無線APを選択します。

  3. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「ファームウェア更新」をクリックします。

  4. 「ファームウェア更新」ダイアログが表示されます。

    表 4:「ファームウェア更新」ダイアログ
    項目名
    説明
    機器名 ファームウェアを更新する管理下APの機器名を表示します。
    IPアドレス 管理下APのIPアドレスを表示します。
    MACアドレス 管理下APのMACアドレスを表示します。
    管理状態 管理下APの管理状態を表示します。
    現在のファームウェア
    「-」が表示されます。
    割当ファームウェア 現在、管理下APに割り当てられているファームウェアの機器種別とバージョンを表示します。
    「OK」ボタン 無線APのファームウェアを更新します。
    「キャンセル」ボタン 無線APのファームウェア更新を中止します。


  5. ファームウェアファイルを指定します。

  6. 「OK」ボタンをクリックします。

  7. ファームウェアの更新が始まり、完了すると「無線APのファームウェアを更新しました」とメッセージが表示されます。「閉じる」ボタンをクリックします。




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