[index] AT-Vista Manager EX リファレンスマニュアル 2.4.1
侵入検知システム(IDS:Intrusion Detection System)および侵入防御システム(IPS:Intrusion Prevention System)の設定を行います。
侵入検知システムでは、管理されていない無線機器から、管理者が無線ネットワークを守るのを支援するために設計された機能のセットです。管理グループごとに、無線電波のスキャン(無線機器の検出)を行い、不正と考えられる機器を分類します。
また、侵入防御システムを用いて、検出された不正無線APに対して攻撃を行い、脅威による被害を抑えることができます。
Note侵入検知、侵入防御は、AT-TQシリーズ無線APでのみ有効となります。
Noteチャンネルブランケットで使用されているBSSIDは不正無線APとして検出される場合があります。チャンネルブランケット機能を使用する場合は、チャンネルブランケットに所属する無線APを含む管理グループの無線侵入防御を無効(デフォルト)に設定してください。
管理グループ名 | 侵入検知/防御の設定を行う管理グループ名を表示します。 |
無線侵入検知 | |
不正無線APの検出 | 不正無線APの検出を行うか否かを設定します。 「有効」の場合、AWCプラグインの管理外の無線APを不正無線APと見なします。 |
SSID偽装 | AWCプラグイン管理下のSSIDを送信している無線APを不正APと見なし、「侵入検知/防御レポート」画面に分類するか否かを設定します。 |
セキュリティ偽装 | AWCプラグイン管理下のSSIDを送信しており、使用しているセキュリティ方式が一致しない無線APを不正APと見なし、「侵入検知/防御レポート」画面に分類するか否かを設定します。 |
不正無線クライアントの検出 | 不正無線クライアントの検出を行うか否かを設定します。 |
MACアドレスリスト |
MACアドレスリストに基づいて、接続が許可されていない無線クライアントを不正無線クライアントとして検出するか否かを設定します。 MACアドレスリストは、AP共通設定にて、1つのAPに1つまで設定できます。
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無線侵入防御 | |
不正無線APへの攻撃 |
不正無線APへの攻撃を行うか否かを設定します。 不正無線APと判定された無線APに対して、 IEEE 802.11「De-authentication」マネージメントフレームを定期的に送信し、不正無線APに接続した無線クライアントを接続解除するようにします。 不正無線APを介したネットワークへのアクセスを防ぎ、ネットワーク上のユーザーやデータを保護します。 |
「保存」ボタン | 対象の管理グループに対する侵入検知/防御設定を保存します。 |
「キャンセル」ボタン | 対象の管理グループに対する侵入検知/防御設定を中止します。 |
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