これまでは、AVM EX本体、AWCプラグイン、SNMPプラグインとそれぞれ独立したWeb管理画面を持ち、ユーザー管理も個別に行っていましたが、シングルサインオン対応により、ユーザー管理が一元化され、Web設定画面も1つの画面に集約されました。プラグインを有効にした場合は、プラグイン機能はAVM EXのメニューに追加されます。
なお、シングルサインオン対応に伴い、ソフトウェアバージョンv2.4.1以前より、プラグインが使用するポート番号が一部変更されています。
HTTPSによるWebアクセスに対応しました。サーバー証明書のインポートも可能です。
サポートOSにWindows 10 Pro Educationエディションが追加されました。
検証済み仮想化環境にVMware vSphere ESXi 6.7が追加されました。
新規AlliedWare Plus機器をサポートしました。
詳細な製品名とファームウェアのバージョンについては、弊社Webページをご覧ください。
AMFノード間のレイヤー3通信経路をエリアマップ上に表示できるようになりました。
指定した機器から宛先IPアドレスまでの経路とホップ数が表示されます。
ネットワークマップ、エリアマップ、ノードマップにて、表示されているトポロジーマップをPDF形式のファイルに出力できるようになりました。
トポロジーマップの背景画像としてアップロードできる画像のファイルサイズが最大15MByteに拡張されました。
AT-TQm5403がサポートされました。
AP共通設定は「TQ Series Tri[11ac]」が適用可能です。
AT-TQ5403の共通設定項目に以下の項目が追加されました。
また、以下の点が変更されました。
AWCプラグイン上で、以下の情報表示が可能になりました。
※ AT-TQ5403 ファームウェアバージョン 5.2.0以降にてサポートします。
AT-TQ5403 SDN/OpenFlow用共通設定が追加されました。
※ 将来のAT-TQ5403ファームウェアにてサポートします。
AVM EX ソフトウェアバージョン 2.4.1以前では、AVM EXのトポロジーマップ(ネットワークマップ、エリアマップなど)において、5分間隔でAMFネットワークのポーリングが行われて情報が更新されていましたが、本バージョンより次のように動作が変わります。
AVM EXからAMFコントローラー/マスターのイベントフラグを5秒間隔で確認します。
イベントフラグがセットされていた場合、続けてイベントの情報を追加で取得します。
この変更により、発生したイベントがMAPに反映されるまでの時間が最大5分から約5秒に変更されます。
ソフトウェアバージョン 2.4.1 から 2.5.1 へのバージョンアップにおいて、以下の項目が修正されました。
エリアマップを表示した状態でネットワークツリーメニューを開き、ネットワークツリーメニューの一番下の「...」(ノードリスト)をクリックしても画面が切り替わりませんでしたが、これを修正しました。
AMFコントローラー兼マスターとして動作するSBx8100シリーズと、当該SBx8100シリーズに接続されたAMFノードとの間のAMFリンクを切断しても、ノードマップ上にブロッキング状態を表すアイコンが表示されませんでしたが、これを修正しました。
AMFノードライセンスのライセンス入力欄でキャンセルする場合、「キャンセル」ボタンを2回クリックする必要がありましたが、1回のクリックでキャンセルできるよう修正しました。
トラフィックマップにてデバイス名を非表示にした状態で手動または自動でマップの更新が行われると、デバイス名の非表示設定が解除されていましたが、これを修正しました。
AMFコントローラー/マスターに「atmf topology-gui enable」設定がない場合のエラーメッセージの内容が正しくありませんでしたが、これを修正しました。
エリアマップ画面で手動ポーリングを実行すると、それ以降AMFネットワーク名の下に、AMFコントローラーまたはAMFマスターを示す「C」、「M」アイコンが表示されませんでしたが、これを修正しました。
AMFネットワークにおいて、VCSのスタックが解除された時やスタックを組んだ際にイベントログに変更の通知は行われませんでしたが、これを修正しました。
AVM EXのイベント詳細ダイアログの「ノード名」には、「areaname.nodename」のように、実際のノード名の前にそのノードが所属しているエリア名が付いた形で表示されていましたが、正しくノード名のみが表示されるよう修正しました。
AMFアプリケーションプロキシー機能にてIPフィルターを解除した時、AVM EXに出力されるイベントログにアクション名(ip-filter)が含まれませんでしたが、アクション名を含むログが出力されるよう修正しました。
イベントログ画面にて、ポーリング対象のAMFマスターに対し、AMFコントローラーを示す「C」アイコンが表示されていましたが、これを修正しました。
試用ライセンスを使用する場合、ライセンス管理画面に表示される「90 日間試用ライセンス適用開始」の開始月が翻訳されず英語で表示されていましたが、これを修正しました。
AVM EXにおいて、AWCプラグインが登録されている状態でAWCプラグイン管理下のゲストノード(無線AP)のIPアドレスを変更しても、 デバイス検索画面においてゲストノードのIPアドレスが更新されませんでしたが、これを修正しました。
それぞれの無線バンドに無線クライアントが接続しているにもかかわらず、すべて無線1のクライアント接続数として表示されることがありましたが、これを修正しました。
ファームウェアバージョン 4.2.0より古いバージョンのTQシリーズ、または、MWSシリーズを管理している状態で、該当無線APのクライアント情報がWeb設定画面に表示されなくなることがありましたが、これを修正しました。
登録済みAPのMACアドレスを変更すると該当の無線APがAWC計算の対象外となっていましたが、これを修正しました。
AP共通設定、または、CB共通設定にて、セキュリティ設定を「WPA Enterprise」から「WPA Personal」に変更した場合、「RADIUSアカウンティングポート番号」欄が表示されていましたが、これを修正しました。
SNMPプラグインのイベントフィルター設定ユーティリティにてイベントフィルターを新規作成または編集する際、イベントフィルター新規作成・編集ダイアログの「コメント」チェックボックスを外して保存した場合、アプリケーションエラーとなり、作成または編集の内容が正しく反映されませんでしたが、これを修正しました。
SNMPプラグイン設定ユーティリティのSNMPv3トラップ受信設定にてSNMPパラメーターを新規作成する際に、SNMPパラメーター名にスペースを使用できるよう修正しました。
サブネット名やデバイス名、SNMPパラメーターに「#」、「&」、「+」を使用すると、それらの設定を削除できなくなっていましたが、それを修正しました。
スペイン語設定のOS上でSNMPプラグインを使用した際、SNMPパラメーターの作成、編集ができませんでしたが、これを修正しました。
SNMP設定ユーティリティにてSNMPパラメーターを削除すると、SNMPプラグインのWeb設定画面上でSNMPパラメーターの作成ができなくなっていましたが、これを修正しました。
デバイスレベル設定の変更がバックアップファイルに保存されませんでしたが、これを修正しました。
TQ Firmware Updateツールにて「再実行」ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新に失敗した無線APのみでなく、実行画面に表示されたすべての無線APに対して、再びファームウェアの更新が行われていましたが、これを修正しました。
ソフトウェアバージョン 2.5.1 には、以下の制限事項があります。
ユーザーアカウントの登録および削除については、次の点にご注意ください。
ユーザーIDは変更できません。
ユーザーIDを変更したい場合は、別途ユーザーアカウントを作成し直してください。
ユーザーアカウントを削除した場合、削除時点で登録されていたメールアドレスは再登録できません。
上記に伴い、ユーザーIDを変更するためにユーザーアカウントを作成し直す場合は、次の手順で行ってください。
AT-Vista Manager EXをデフォルト以外のディレクトリーにインストールした場合、以下の現象が発生するため、 AT-Vista Manager EXをインストールする際は、デフォルトのディレクトリーをご使用ください。
AVM EXを別のPCにリストアする場合、バックアップファイルを用いてリストアした後、プラグイン管理画面で各種プラグインを登録し直す必要があります。
プラグイン管理画面で登録されているプラグインを選択します。
※プラグインの表示名は、登録時のバージョンによって異なります。
「編集」ボタンをクリックします。
サーバーURLに、プラグインの正しいURLを入力し直します。
「接続を検証」ボタンをクリックします。
プラグインの証明書フィンガープリントを確認し、「保存」ボタンをクリックします。
各種ドキュメントの補足事項および誤記訂正です。
出力方法 | 絞り込み件数 | 所要時間 |
---|---|---|
クリップボードにコピー | 20,000件 | 5~10分 |
CSVファイルにエクスポート | 40,000件 | 10~20分 |
Excelファイルにエクスポート | 10,000件 | 5~10分 |
印刷 | 20,000件 | 5~10分 |
本バージョンに準拠の「AT-Vista Manager EX リファレンスマニュアル (613-002428 Rev.K)」は、弊社ホームページに掲載されています。
本リリースノートは、上記の最新ドキュメントに対応した内容になっていますので、お手持ちのドキュメントが上記のものでない場合は、弊社ホームページで最新の情報をご覧ください。
http://www.allied-telesis.co.jp/