[index] AT-Vista Manager EX リファレンスマニュアル 3.0.1
AP共通設定を作成します。
AP共通設定は、無線APの動作を決定する初期設定です。無線APの設置場所や運用などに合わせてAP共通設定を作成し、それを無線APに適用することにより無線APの設定管理の手間を省くことができます。
無線APのシリーズ、サポート機能によって、それぞれ異なるAP共通設定を用意します。管理する無線APのうち、該当する機種が1台しかない場合でも、AP共通設定を作成する必要があります。
今回は、AT-TQ4600とAT-MWS1750APに適用するためのAP共通設定をそれぞれに作成します。
読み取り専用のコミュニティー名 | public | 読み取り専用のSNMPコミュニティー名を1~256文字の半角英数記号(" ' \ & < >を除く)で入力します。 |
ポート番号 | 161 | SNMPエージェントのリスニングポート番号を入力します。 |
SNMPリクエストの送信元を制限 | 無効 | SNMPエージェントに対しSNMPリクエストを送信可能なSNMPマネージャーを制限するか否かの設定を行います。 |
次に示すホストまたはサブネットのみを許可する | - | SNMPマネージャーのIPアドレスまたはホスト名(FQDN)を入力します。 本項目は「SNMPリクエストの送信元を制限」が有効に設定されている場合のみ表示されます。 |
トラップのコミュニティー名 | public | SNMP通知メッセージ(トラップ)の通知先コミュニティー名を1~256文字の半角英数記号(" ' \ & < >を除く)で入力します。 |
生成トラップ | Cold Start Link Up/Down Authentication Association Filtered STA |
生成するSNMP通知メッセージを選択します。 |
トラップ送信先 IPアドレス/ホスト名 | 192.168.1.249 | トラップホストのホスト名(FQDN)またはIPアドレスを指定します。 ホストは、3つまで登録できます。 |
無線送信 | 有効 | 有効 | 選択した周波数帯の無線電波を送受信するか否かを設定します。 |
モード | b/g/n | a/n/ac | サポートするモード(通信プロトコル)です。 |
使用帯域幅 | 20MHz | 20MHz | 使用する帯域幅です。IEEE 802.11ac、IEEE 802.11nでは、隣接する2つまたは4つのチャンネルを合わせ、40MHzまたは80MHz帯域幅のチャンネルとして使用できます。 |
使用条件 | 常時 | 常時 | 無線機能を常に使用する場合は「常時」、緊急モードが有効のときのみ使用する場合は「緊急モードのみ」を指定します。 緊急モードについては、「緊急モードの有効化」をご覧ください。 |
無線クライアント間の通信遮断 | 無効 | 無効 | 同一のバーチャルアクセスポイント(VAP)に接続している無線クライアント同士の通信を許可するか否かを指定します。 |
エアタイムフェアネス | 無効 | 無効 | 通信スピードにかかわらず接続されているすべてのクライアントに同じ通信時間(エアタイム)を提供するか否かを指定します。 |
管理フレーム保護 | 有効 | 有効 | 管理フレームを保護するか否かを指定します。 |
自動チャンネル選択 | すべて | すべて | 無線通信で使用するチャンネルを指定します。デフォルトはすべてが選択されています。 |
最大クライアント接続数 | 200 | 200 | 接続可能なクライアント数を設定します。 |
マルチキャスト送信レート | Fast | Fast | IEEE 802.3マルチキャスト・ブロードキャスト送信レートの選択方法を指定します。 |
レガシーレートセット |
2.4G Supported Rate:すべて 2.4G Basic Rate:11 5.5 2 1(Mbps) |
5G Supported Rate:すべて 5G Basic Rate:24 12 6(Mbps) |
通信プロトコルがIEEE 802.11b/g、IEEE 802.11aの場合のレート(通信速度)を設定します。
|
RTSしきい値 | 無効 | 無効 | IEEE 802.11b、g、aによる通信に置いて、RTS(送信要求)パケットを送信するか否かを指定します。 |
DTIM間隔 | 1 | 1 | アクセスポイントが送信するビーコンに、DTIM(Delivery Traffic Information Map)を挿入する割合を、1~255の数値で設定します。 |
VAP ステータス | 有効 | 有効 | VAPの有効、無効、緊急を設定します。VAP1のVAP ステータスは、「無線設定」の「使用条件」が常時の場合は常に有効となります。 |
VLAN ID |
100 |
100 |
該当するVAPが使用するVLAN IDです。Note本AP共通設定を適用する無線APがAMFノードにゲストノードとして設定されており、接続するゲストノードの機器情報を自動取得("discovery dynamic"コマンド)するよう設定されている場合、かつ、無線クライアントのIPアドレスの割り当てにDHCPを使用する場合は、無線APの管理用VLANとは異なるVLAN IDを指定してください。 |
SSID | Test_WLAN | Test_WLAN | 該当のVAPが使用するSSID(ネットワーク名)です。 |
ブロードキャスト | 有効 | 有効 | 該当のVAPでSSID(ネットワーク名)をブロードキャストするか否かです。 |
バンドステアリング | 無効 | - | 2.4GHz・5GHz帯の両方をサポートしている無線クライアントに対して、5GHz帯への接続を優先するように促し、2.4GHz帯の混雑緩和を試みるか否かです。 この項目は「無線1」だけにあります。この機能を使う場合は、無線1、無線2それぞれのVAPでSSIDとセキュリティを同一に設定してください。 AT-TQ3200ではこの項目は表示されません。 |
セキュリティ | WPA Personal | WPA Personal | 該当するVAPのセキュリティーです。 |
セキュリティーキー(WPA-PSK) | 4YourEyesOnly | 4YourEyesOnly | 暗号キーを設定します。 |
WPAバージョン | WPA2 | WPA2 | 使用するWPAのバージョンです。 |
暗号化プロトコル | CCMP | CCMP | 使用する暗号化プロトコルです。 |
ブロードキャストキー更新間隔 | 0 | 0 | VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔です。「0」はキーを更新しません。 |
Web認証 | 無効 | 無効 | 該当のVAPに対してWeb認証を適用するか否かです。 |
MACアドレス認証 | 無効 | 無効 | 該当のVAPに対してMACアドレス認証を適用する際の方式、または無効を指定します。 |
無線送信 | 有効 | 有効 | 選択した周波数帯の無線電波を送受信するか否かを設定します。 |
モード | b/g/n | n/ac | サポートするモード(通信プロトコル)です。 |
使用帯域幅 | 20MHz | 20MHz | 使用する帯域幅です。IEEE 802.11ac、IEEE 802.11nでは、隣接する2つまたは4つのチャンネルを合わせ、40MHzまたは80MHz帯域幅のチャンネルとして使用できます。 |
使用条件 | 常時 | 常時 | 無線機能を常に使用する場合は「常時」、緊急モードが有効のときのみ使用する場合は「緊急モードのみ」を指定します。 緊急モードについては、「緊急モードの有効化」をご覧ください。 |
無線クライアント間の通信遮断 | 無効 | 無効 | 同一のバーチャルアクセスポイント(VAP)に接続している無線クライアント同士の通信を許可するか否かを指定します。 |
自動チャンネル選択 | すべて | すべて | 無線通信で使用するチャンネルを指定します。デフォルトはすべてが選択されています。 |
最大クライアント接続数 | 127 | 127 | 接続可能なクライアント数を設定します。 |
VAP ステータス | 有効 | 有効 | VAPの有効、無効、緊急を設定します。VAP1のVAP ステータスは、「無線設定」の「使用条件」が常時の場合は常に有効となります。 |
VLAN ID |
100 |
100 |
該当するVAPが使用するVLAN IDです。Note本AP共通設定を適用する無線APがAMFノードにゲストノードとして設定されており、接続するゲストノードの機器情報を自動取得("discovery dynamic"コマンド)するよう設定されている場合、かつ、無線クライアントのIPアドレスの割り当てにDHCPを使用する場合は、無線APの管理用VLANとは異なるVLAN IDを指定してください。 |
SSID | Test_WLAN | Test_WLAN | 該当のVAPが使用するSSID(ネットワーク名)です。 |
ブロードキャスト | 有効 | 有効 | 該当のVAPでSSID(ネットワーク名)をブロードキャストするか否かです。 |
セキュリティ | WPA Personal | WPA Personal | 該当するVAPのセキュリティーです。 |
セキュリティーキー(WPA-PSK) | 4YourEyesOnly | 4YourEyesOnly | 暗号キーを設定します。 |
WPAバージョン | WPA2 | WPA2 | 使用するWPAのバージョンです。 AT-MWS APシリーズでは、「WPA2」のみ、または「WPA2」と「WPA」の両方を選択する必要があります。 |
暗号化プロトコル | CCMP | CCMP | 使用する暗号化プロトコルです。 AT-MWS APシリーズでは、「CCMP」のみ、または「CCMP」と「TKIP」の両方を選択する必要があります。また、この際、WPAバージョンに「WPA」も選択している場合は、「CCMP」と「TKIP」の両方を選択する必要があります。 |
ブロードキャストキー更新間隔 | 0 | 0 | VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔です。「0」はキーを更新しません。 |
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