インストール編 / AT-TQシリーズファームウェアアップデート / 手順


用意するもの
注意事項
設定手順
補足:実行画面のボタンの挙動


ここでは、付属のTQ Firmware Updateツールを使用して、AT-TQシリーズ無線AP(AT-TQ5403を除く)のファームウェアをアップデートする方法について説明します。

Note
本ツールはAT-TQ5403には対応しません。
Note
本ツールはAT-MWS APシリーズには対応しません。別途、手動にて個別にファームウェアのアップデートを行う必要があります。AT-MWS APシリーズのファームウェアのアップデート方法は、弊社Webページに掲載の「AT-MWS APシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。
Note
AT-TQ4400、AT-TQ4600 SDN/OpenFlow対応ファームウェアのアップデートについては、弊社Webページに掲載の「AT-TQ4600/4400 AT-SecureEnterpriseSDN Controller対応 セットアップガイド」を併せてご覧ください。

用意するもの


注意事項


設定手順

TQ Firmware Updateツールは、AVM EXインストール後、下記ディレクトリーに保存されます。
[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\tools\firmware_update\tq_firmware_update.exe

  1. TQ Firmware Updateツールの実行ファイル(tq_firmware_update.exe)を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。

  2. 設定画面が表示されます。
    用意した設定ファイルとファームウェアを選択して「開く」ボタンをクリックします。

    表 2:TQ Firmware Updateツール 初期画面
    項目名
    説明
    設定ファイル
    「参照」ボタン 用意した設定ファイルを指定します。
    ファームウェア
    「参照」ボタン 用意したファームウェアファイルを指定します。
    バージョン番号 ファームウェアのバージョンが表示されます。
    ビルド番号 ファームウェアのビルド番号が表示されます。
    その他
    「開く」ボタン 実行画面が開きます。
    「終了」ボタン アップデートを止めます。


  3. 実行画面が開きます。

    表 3:TQ Firmware Updateツール 実行画面
    項目名
    説明
    IPアドレス 無線APのIPアドレスが表示されます。
    プライマリー 無線APのプライマリーにインストールされているファームウェアバージョンが表示されます。
    セカンダリー 無線APのセカンダリーにインストールされているファームウェアバージョンが表示されます。
    実行状態 「実行」ボタンをクリックした結果が表示されます。
    また、「確認」ボタンをクリックした場合、インストールされたファームウェアバージョンの確認を行っている無線APの実行状態欄に「確認中」が表示されます。
    ログ ログが表示されます。
    「ログ表示」ボタン ログ画面が開きます。
    「確認」ボタン 無線APの情報を取得します。情報取得の可否は確認結果欄に表示されます。
    「実行」ボタン ファームウェアの更新を行います。更新の可否は実行状態欄に表示されます。
    「閉じる」ボタン 実行画面を閉じます。


  4. 「確認」ボタンをクリックします。
    アップデート前の時点で無線APにインストールされているファームウェアバージョンが、プライマリー、セカンダリーに表示されます。

  5. 「実行」ボタンをクリックします。
    実行状態欄に「成功」と表示され、プライマリーまたはセカンダリーにアップデート後のファームウェアバージョンが表示されれば、アップデートは終了です。


    以下の場合は「失敗」になります。


  6. 詳細はログ画面に表示されます。

    表 4:TQ Firmware Updateツール ログ画面
    項目名
    説明
    フィルター ログの重要度(INFO、NOTICE、WARN)で絞り込みを行えます。ログ一覧に表示させたい重要度のチェックボックスにチェックを入れると、その重要度に関連したログが表示されます。
    ログ一覧 ログが表示されます。
    「更新」ボタン 情報の更新を行います。
    「閉じる」ボタン ログ画面を閉じます。


    ログの履歴は上記ログ画面、またはログファイルに表示されます。
    ログファイルは実行ファイルと同じ下記に保存されます。

    [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\tools\firmware_update\log_xxxxxxxxxxxxxx.txt
    ※ xxxxxxxxxxxxxxはログファイルの作成日時です。

  7. 通常版ファームウェアの場合は、セカンダリーファームウェアもアップデートするため、TQ Firmware Updateツールを閉じ、再度1~5の手順を実施してください。
    SDN/OpenFlow対応ファームウェアの場合は、以上で終了です。

補足:実行画面のボタンの挙動




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