インストール編 / ライセンス・動作環境 / 動作環境


サーバー環境
使用するポート・プロトコル
同一環境で使用できないシステム
閲覧環境
管理可能な弊社製品
その他



サーバー環境

以下のシステムでの動作をサポートします。
動作に必要なサーバー環境は、使用するプラグインの組み合わせ、ネットワークの規模、使用する機能によって異なります。
なお、条件として記載している各デバイスの管理可能数は目安であり、動作を保証するものではありません。利用機能やネットワーク環境によって差異が生じる場合があります。

表 1:サーバー環境
ハードウェア
DOS/V互換機(OADG仕様)およびPC98-NXシリーズ
 
AMFデバイス:3,000ノード以下
AMFデバイス:1,500ノード以下
AMFデバイス:3,000ノード以下
AMFデバイス:1,500ノード以下
無線AP:600台以下
無線AP:600台以下
無線AP:601~3,000台※
無線AP:601~1,500台※
SNMPプラグイン未使用時
SNMPエージェント200台以下
SNMPプラグイン未使用時
SNMPエージェント200台以下
CPU
Intel Core i5プロセッサー 4コア 2.5 GHz以上 Intel Xeon Goldプロセッサー 8コア 2.6 GHz以上
メモリー(RAM)容量
8GB以上 16GB以上 16GB以上 16GB以上
ストレージ(HDD/SSD)容量
200GB以上 300GB以上 600GB以上 1.5TB以上
ネットワークインターフェース
GbE×1
対応OS
  • Windows 7 Professional(64ビット版)
  • Windows 8.1 Pro(64ビット版)
  • Windows 10 Pro(64ビット版)
  • Windows 10 Pro Education(64ビット版)
  • Windows Server 2012 R2
    (Standard、Datacenterエディションのみサポート)
  • Windows Server 2016
    (Standard、Datacenterエディションのみサポート)
  • Windows Server 2019
    (Essentials、Standard、Datacenterエディション)
Note
いずれのOSも日本語版のみサポートします
Note
WOW64サブシステム(32ビットエミュレーター)上で動作します。
  • Windows Server 2012 R2
    (Standard、Datacenterエディションのみサポート)
  • Windows Server 2019
    (Essentials、Standard、Datacenterエディション)
Note
いずれのOSも日本語版のみサポートします
Note
WOW64サブシステム(32ビットエミュレーター)上で動作します。
動作検証済み仮想化環境
本内容は、動作を保証するものではありません。また、記載以外の仮想化環境をご利用の場合は、本製品のシステム要件を満たした環境下で事前に充分な検証を行ってください。
  • VMware vSphere Hypervisor(ESXi)6.0/6.5
  • VMware vSphere Hypervisor(ESXi)6.7
  • Windows Server 2012 R2 Hyper-V
  • Windows Server 2016 Hyper-V

※本環境下では、AWCプラグインの無線クライアント更新間隔を10分にしてご使用ください。

Note
上記のメモリー(RAM)容量、ストレージ(HDD/SSD)容量は、AWCプラグインの履歴管理機能無効時の値です。履歴管理機能を有効にする場合は、別表「AWCプラグイン履歴管理機能有効時の動作環境」で動作環境をご確認ください。
Note
上記のCPUコア数は物理コア数を示します。スレッド数とは異なりますので、ご注意ください。同時マルチスレッディングに対応したCPUおよび仮想化環境で動作させる場合は、該当の物理コアで動作可能なスレッド数に相当する仮想CPU数を割り当ててください。
例えばハイパースレッディング・テクノロジーに対応したIntel Core i7 8コア/16スレッド CPUを使用する場合、仮想化環境の仮想CPU数は、上表に記載の4物理コア(8スレッド)に相当する8以上に設定する必要があります。
Note
AWCプラグインにて無線APを601台以上管理する場合は、接続クライアント位置推定履歴の更新間隔を10分以上に設定してください。

また、AWCプラグイン、SNMPプラグインを使用する場合は、以下のソフトウェアをサーバーにインストールしておく必要があります。

表 2:サーバー環境:ソフトウェア
ソフトウェア
AWCプラグイン使用時
(SNMPプラグイン不使用)
SNMPプラグイン使用時
以下のソフトウェアがインストールされていること
  • .NET Framework:.NET Framework 4.8.0以降
    Note
    「Client Profile」ではなくフルセットのものをインストールしてください。
以下のソフトウェアがインストールされていること
  • .NET Framework:.NET Framework 4.8.0以降
    Note
    「Client Profile」ではなくフルセットのものをインストールしてください。
    Note
    .NET Frameworkにおけるセキュリティ プロトコルの既定値を、デフォルトの「TLS 1.1 / 1.2」から変更しないでください。
  • Webサーバー:Internet Information Services(IIS) 7.5以降(OSに付属)
    Note
    64ビット版Windowsでは32ビット(WOW64)モードでのみ動作します。
    Note
    IISのインストールは.NET Frameworkをインストールしたあとに実施してください。
    Note
    ASP.NETモジュールと.NET 拡張機能モジュールを有効に設定してください。モジュール有効時に「~ に必要な機能を追加しますか?」と表示された場合は、他に必要な役割サービスまたは機能も併せて有効に設定してください。


■ AWCプラグイン履歴管理機能有効時の動作環境
侵入検知レポート履歴、接続クライアント履歴を使用する場合、管理下APの規模と履歴データの保存期間によって、使用するメモリー容量、ストレージ容量は変化します。下記に必要な動作環境の一例を示します。

表 3:AWCプラグイン履歴管理機能有効時の動作環境
動作要件
必要動作環境
管理AP数
プラグイン
履歴機能
メモリー(RAM)容量
ストレージ
(HDD/SSD)
容量
AWC
SNMP
侵入検知レポート
接続クライアント
100台以下 有効 無効 1日 1日 18GB 以上 240GB以上
有効 有効 1日 1日 26GB 以上 340GB 以上
101~3,000台 有効 無効 無効 14日 54GB以上 1TB 以上
有効 無効 14日 無効 186GB以上 1.5TB 以上
有効 無効 1日 1日 28GB 以上 1TB 以上
有効 無効 14日 14日 205GB 以上 1.5TB以上

Note
履歴機能を使用する場合はIOPS 20,000以上のストレージ(SSDなど)をお使いください。
Note
上記は目安となります。お客様のログの出力状況などによっては、以下に記載する値以上のハードディスク容量が必要になる場合もあります。

使用するポート・プロトコル

本製品は以下のポート、プロトコルを使用しています。

表 4:サーバーが使用するポート・プロトコル
 
ポート
プロトコル
SYSLOG 514 UDP
HTTP 80 TCP
5000 TCP
HTTPS 443 TCP
5443 TCP
6443 TCP
HTTPS + WebSocket 65441 TCP
データベース 27017 TCP
65432 TCP
65433 TCP
AWC 65440 TCP
65435 TCP
65436 TCP
65437 TCP
SNMPトラップ 162 UDP
sFlow 6343 UDP
ノード探索 ICMP

また、AWCプラグインの管理下APは以下のポート、プロトコルを使用しています。

表 5:管理下APが使用するポート・プロトコル
 
ポート
プロトコル
AWC 65438 TCP
65439 TCP

Note
TCPポート80番は、実際にはAVM EXおよびプラグインが使用することはありませんが、IISによって自動的に設定されるため、使用できません。

同一環境で使用できないシステム

以下のソフトウェアをお使いのサーバーでの動作は未サポートとなります。

■ 弊社製品

■ 弊社以外の製品

閲覧環境

表 6:閲覧環境
対応OS
  • Windows 7
  • Windows 8.1
  • Windows 10
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
Webブラウザー
Internet Explorer 11または上記対応OSで動作可能なGoogle Chrome
Note
リリース済みの最新のバージョンのみサポートします。
Note
AWCプラグインを使用する場合は、Internet Explorer 11のみをサポートします。
CPU Intel Core i3プロセッサー1.7 GHz以上※
メモリー(RAM)容量 3GB以上(1GB以上の空きが必要)
ディスプレイ 1,280×768以上必須

※ 記載のCPUクロック数はベース動作周波数であり、ターボ・ブースト利用時の最大周波数ではありませんのでご注意ください。


管理可能な弊社製品

AVM EXで管理可能な弊社製品とファームウェアのバージョンについては弊社Webページをご覧ください。

その他


■ 管理用メールサービス
AVM EXにてユーザーを管理する際、ユーザーがログイン情報を忘れた場合、ユーザーが登録したメールアドレスに対して、復旧のためのメールを送信します。
また、ライセンス有効期限が近づいた場合、このメールアドレスにライセンスの期限を予告するメールを送信します。
メールによるログイン情報の復旧やライセンス有効期限の通知を行うためには、次のものが必要となります。

■ SNMPプラグイン使用時のTLS暗号スイート
SNMPプラグインを使用する場合は、Windowsの設定、または、Active Directoryの設定で次のTLS暗号スイートを無効にしないでください。
これらはAVM EXとSNMPプラグインの間の通信で使用します。



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