SNMPプラグイン編 / 各種操作 / 初回ログイン時の作業 / 監視サブネット追加
SNMPプラグインでは、監視対象をサブネット単位で指定します。
サブネットを作成すると、サブネット配下のネットワークに対してデバイスの自動探索を行います。
また、デバイスは手動で追加することも可能です。
本製品では、デバイスのMACアドレスを標準MIBのdot1dBaseBridgeAddressから取得し、取得ができない場合は自動探索時に検出済みのほかの機器のARPテーブルから取得します。
このためdot1dBaseBridgeAddressをサポートしていない機器でMACアドレスを登録させる場合は、該当機器のIPアドレスを他の機器より大きな値にするか、「SNMP プラグイン設定ユーティリティ」の「PING 条件」を「PING の代わりにシードファイルを使用」に設定し、シードファイルにて該当機器を他の機器より後に記述して、該当機器が後から検出されるようにしてください。
- メニューから「ネットワークツリー」を選択します。
「デバイスのツリー表示」画面が表示されます。

- コンテンツ欄左側のツリービューから「ネットワーク」をクリックし、ネットワーク配下のツリーを展開します。
初期状態では、ネットワーク配下には何も登録されていないため、ツリーの下には何も表示されません。
コンテンツ欄右側のノード属性欄には選択中のノードの情報が表示されます。
タイトルは選択中のノードの名前を示します。現在はタイトル欄には「ネットワーク」が表示されます。
ネットワークの監視サブネット数、検出デバイス数、監視デバイス数を表示しますが、この時点ではすべて0です。

- ツリービュー右上の歯車アイコンをクリックします。
歯車アイコンをクリックすると、選択中のノードに対するサブメニューがポップアップ表示されます。
ネットワークを選択中の場合は、「サブネットの作成」が表示されます。

- サブメニューから、「サブネットの作成」をクリックします。
「サブネットの作成」画面が表示されます。

- 管理対象に追加するサブネットの名前、ネットワークID、サブネットマスクを入力し、SNMPパラメーター名を選択します。
- 名前:
サブネットの名前を入力します。任意の文字列を指定できます。
\(円マーク)は使用できません。
サブネットの名前は変更できません。変更する場合は、一旦サブネットおよび配下のノードを削除し、新規に作成し直す必要があります。
- ネットワークID:
サブネットのネットワークID(IPv4ネットワークアドレス、例:192.168.1.0)を入力します。
- サブネットマスク:
サブネットのサブネットマスク(例:255.255.255.0)を指定します。
ホスト扱いのサブネット(255.255.255.255または/32)の登録は未サポートです。
- SNMPパラメーター名:
サブネットの情報を受信するためのSNMPパラメーター名を選択します。

- 「新規作成」ボタンをクリックします。
「デバイスのツリー表示」画面が表示されます。
サブネットの新規作成が正常に行われると、サブネットの自動探索が開始されます。
サブネットの作成直後、「デバイスのツリー表示」画面にてコンテンツ欄左側のツリービューから「ネットワーク」をクリックすると、ネットワーク配下にサブネットが追加されていますが、サブネットにはデバイスは登録されていません。
サブネットの自動探索にかかる時間は、サブネットのネットワーク範囲によって異なります。
- 自動探索が終了したあと、「デバイスのツリー表示」画面を更新します。
デバイスが検出されると、サブネット配下に自動的にデバイスが追加されます。また、デバイスのポートやスタックなどのノードも、デバイス配下にツリー状に登録されます。
自動探索の際、デバイスの名前には、IPアドレスが適用されます。PCなどの場合はPCのホスト名が適用されます。
次の画像は、ツリービューに追加されたノードの表示の例です。

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