概要 / ライセンス


ライセンスの種類
ライセンスの期限
使用開始
失効
ライセンスの購入
90日間試用ライセンス


AT-Vista Manager EXをお使いの際には、使用する機能に応じたライセンスが必要となります。

ライセンスの種類

AT-Vista Manager EXのライセンスは、以下のように分かれています。
表 1:ライセンスの種類
種類 ライセンス名 機能 備考
AT-Vista Manager EX ライセンス AT-VST-BASE-xY
AT-VST-BASE-xY 更新用
Vista Manager EX 基本パッケージ AMF管理を行わず拡張機能のみを使用する場合も必要となります。
AT-Vista Manager EX 拡張ライセンス AT-VST-AIO-xY
AT-VST-AIO-xY 更新用
インテントベースオーケストレーターライセンス  
AWCプラグイン ライセンス AT-VST-WL-xY
AT-VST-WL-xY 更新用
無線LANコントローラーライセンス(10AP) 従量制(無線AP 10台/1ライセンス)
AWCプラグイン 拡張ライセンス AT-VST-CB-xY
AT-VST-CB-xY 更新用
無線チャンネルブランケットライセンス(10AP) 従量制(無線AP 10台/1ライセンス)
AT-VST-CB-xY-2022
AT-VST-CB-xY-2022 更新用
チャンネルブランケット・スマートコネクトの両機能を使用できます。
従量制(無線AP 10台/1ライセンス)
AT-VST-SC-xY
AT-VST-SC-xY 更新用
無線スマートコネクトライセンス(10AP) 従量制(無線AP 10台/1ライセンス)
SNMPプラグイン ライセンス AT-VST-SNMP-xY
AT-VST-SNMP-xY 更新用
SNMPマネージャーライセンス  
■ AWCプラグインと拡張機能のライセンスの数
AWCプラグインにてAWC-CB(AWC-チャンネルブランケット)機能、または、AWC-SC(AWC-スマートコネクト)機能を使用する場合は、以下のライセンスが必要となります。
無線チャンネルブランケットライセンス、無線スマートコネクトライセンスは、それぞれチャンネルブランケットネットワーク、スマートコネクトネットワークに所属する無線APの台数に応じて、必要な口数が変化します。
無線チャンネルブランケットライセンス、無線スマートコネクトライセンスはそれぞれ1口で無線AP 10台まで対応し、それぞれのライセンスを追加購入することでチャンネルブランケットネットワークまたはスマートコネクトネットワークに所属可能な無線APの台数を拡張することができます。
Note
無線スマートコネクトライセンスの台数は、ルートAP、サテライトAPの両方を合わせたAP数分のライセンスをご用意ください。
例えば、セル型のみで運用する無線APが40台、チャンネルブランケットを構成する無線APが25台、いずれもスマートコネクトを使用しない場合、以下のライセンス数が必要です。
表 2:必要ライセンス数の例1
  セル型 チャンネル
ブランケット
合計 ライセンス数
無線AP台数 40台 25台 65台  
AT-Vista Manager EXライセンス 1口 1口
無線LANコントローラーライセンス(10AP) 40台 25台 65台 7口
(最大70AP)
無線チャンネルブランケットライセンス(10AP) 25台 25台 3口
(最大30AP)
AWC-CBとAWC-SCを併用するネットワークを作成する場合は両方のライセンスを適用する必要があります。
これらすべてをAWC-SCを使用して運用する場合は、以下のライセンス数が必要です。
表 3:必要ライセンス数の例2
  セル型 チャンネル
ブランケット
合計 ライセンス数
無線AP台数 40台 25台 65台  
AT-Vista Manager EXライセンス 1口 1口
無線LANコントローラーライセンス(10AP) 40台 25台 65台 7口
(最大70台)
無線チャンネルブランケットライセンス(10AP) 25台 25台 3口
(最大30AP)
無線スマートコネクトライセンス(10AP) 40台 25台 65台 7口
(最大70AP)
AWC-SCを使用するAPと、AWC-SCを使用しない有線接続のAPで、それぞれセル型、チャンネルブランケットネットワークを混在して提供する場合は、以下のようになります。
表 4:必要ライセンス数の例3
  非AWC-SC AWC-SC 合計 ライセンス数
セル型 チャンネル
ブランケット
セル型 チャンネル
ブランケット
無線AP台数 15台 5台 25台 20台 65台  
AT-Vista Manager EXライセンス 1口 1口
無線LANコントローラーライセンス(10AP) 15台 5台 25台 20台 65台 7口
(最大70AP)
無線チャンネルブランケットライセンス(10AP) 5台 20台 25台 3口
(最大30AP)
無線スマートコネクトライセンス(10AP) 25台 20台 45台 5口
(最大50AP)
Note
無線スマートコネクトライセンスの台数は、ルートAP、サテライトAPの両方を合わせたAP数分のライセンスをご用意ください。

ライセンスの期限

本製品のライセンスは、購入時に申告していただく使用開始日と有効期間(1年/5年/7年)の情報を含んでいます。

使用開始

ライセンスの使用開始日以降にAT-Vista Manager EXを使用できます。
後述する「90日間試用ライセンス」が有効な期間内に正規のライセンスを購入し、正規ライセンスを使用開始日以降に適用することで、試用から本運用にスムーズに移行できます。

失効

有効期限は、使用開始日から、1年を365日とする有効期間に基づいて決定されます。
ライセンスの有効期限から28日前、21日前、14日前、7日前、1日前に、期限の警告メッセージがAVM EXの管理画面に表示されます。また、AVM EXに有効なSMTPサーバーを登録している場合、管理者アカウントの登録メールアドレスに対して警告メールが送信されます。
有効期限が切れたあとは、一定の猶予期間ののち、本製品の管理画面へのログインができなくなります。
また、拡張ライセンス、プラグインライセンスについては、有効期限が切れたあとは、一定の猶予期間ののち、該当機能が使用できなくなります。
使用できなくなった場合は、新たに使用開始日と有効期間を設定したライセンスを別途ご購入ください。ライセンスを再登録すると、再び本製品または該当機能が使用できるようになります。

ライセンスの購入

各種ライセンスは、ライセンスファイルとしてデータ提供されます。
ライセンスファイルの取得にあたっては、AT-Vista Manager EXをインストールしたあとの初期設定画面や、AT-Vista Manager EXの「システム管理」画面の「Vista Manager EX」に表示されるシリアル番号が必要となります。
ライセンスファイルの発行については、上記のシリアル番号をご確認のうえ、弊社担当営業、代理店またはお問い合わせ窓口までお問い合わせください。
Note
ライセンスの発行には日数を要するため、本運用までの時期に余裕を持って準備してください。

90日間試用ライセンス

初めてAT-Vista Manager EXをお使いの際に限り、90日間、AT-Vista Manager EXの全機能を利用可能な試用ライセンスを適用できます。
試用ライセンスを適用する場合は、後述の「初期設定」/「Vista Managerの初期設定」の手順にて選択します。
AlliedWare Plus機器側のライセンスは、別途必要となりますのでご了承ください。
試用ライセンスには、正規ライセンスと異なり、有効期間満了後の猶予期間はありません。試用期間が満了すると、管理者アカウントの登録メールアドレスに対して、期間終了のメールが送信されます。本製品の管理画面へのログインはできなくなりますので、有効期限のある正規ライセンスをご購入ください。正規ライセンスをAT-Vista Manager EXの管理画面に登録することで、試用時点での設定は維持したまま、本運用に移行することができます。
なお、一度正規ライセンスを登録すると、試用開始から90日経過する前でも、試用ライセンスは抹消されます。AT-Vista Manager EXに登録したライセンスの使用開始日より前に管理画面にアクセスしてもログインできませんのでご注意ください。
また、試用ライセンスで有効だった拡張機能、プラグイン機能のうち、購入した正規ライセンスに含まれていないものは、正規ライセンス登録の時点で試用できなくなります。これらの機能を継続して使用したい場合は、別途、該当する拡張ライセンス、プラグインライセンスを購入のうえ、AT-Vista Manager EXに登録してください。